【シロアリ・ハチ・ゴキブリなど】害虫トラブルを種類別に紹介しますvol.1
公開日:2022.2.1 更新日:2024.4.11
シロアリや羽アリ、ハチ、ゴキブリといった害虫に頭を悩ましていませんか?
これらの虫はそれぞれに被害の内容こそ異なりますが、人に危害を与えるという意味ではどれも厄介な害虫です。
この記事ではシロアリ、羽アリ、ハチ、ゴキブリの対処方法をそれぞれ具体的に解説します。ぜひ参考にしてみてください。
シロアリや羽アリ、ハチ、ゴキブリといった害虫に頭を悩ましていませんか?
これらの虫はそれぞれに被害の内容こそ異なりますが、人に危害を与えるという意味ではどれも厄介な害虫です。
この記事ではシロアリ、羽アリ、ハチ、ゴキブリの対処方法をそれぞれ具体的に解説します。ぜひ参考にしてみてください。
シロアリは木を食べる習性があり、家の構造材である木材を食べてしまいます。中身を食べてしまい、中をスカスカにしてしまうため、家の耐震性に重大な影響を与えるでしょう。そのため、放置すると、非常に危険です。
シロアリは土壌性のものと乾燥材を食べるものの2種類に分かれ、それぞれに被害の傾向が異なります。土壌性のものは湿度が高い場所を好み、木を食べるだけではなく、巣穴から水を運びます。そのため、木を腐食させてしまう可能性があるでしょう。
乾燥材を好むシロアリの場合は湿度に関係なく木を食べる性質を持っています。ただし、湿度が高い場所でも同じように食べるため、被害が深刻化しやすいでしょう。そのため、より早めの対処が必要です。
一般的な木造住宅の場合、シロアリの予防措置がされていますが、永久に続くものではありません。10年前後で効果が切れてしまい、それ以降シロアリ被害に会う可能性が出てしまいます。
シロアリが家の構造を支える部分を食べてしまっていると、家の耐久性が十分ではなくなり、ちょっとした地震でも被害が拡大してしまうリスクが生まれます。家の持っている価値にも影響を与えかねない要素なので、事前に予防策を整えておくことが大切です。
羽アリと言ってもクロアリとシロアリの2種類があり、どちらなのかによって、どのように対処すればよいか変わります。
クロアリの場合はそれほど警戒する必要はなく、対処する必要はごく一部を除いてありません。身体にくびれがあり、羽の大きさが身体の上部と下部で違うことが特徴です。
シロアリの羽アリの場合は注意が必要です。シロアリの巣からなんらかの理由で出ざるを得なくなった場合に、シロアリは大量発生し、新たな巣を探すために飛び立ちます。近くに巣があり、自分の家がそうである可能性もあるでしょう。そのため、シロアリが家の近くを飛び回っている場合は注意が必要です。
シロアリの場合は身体の羽の大きさが同様で、くびれがない身体をしていることが特徴です。4月~7月の涼しい天気のときに飛び立つ傾向にあります。これ以外の時期も飛び立つ危険性があるため、警戒が必要なことは間違いありませんが、種族判別の目安にはなるでしょう。
シロアリの場合は羽アリの羽が簡単に取れることも特徴です。特に住宅の中で羽アリの羽が大量に落ちている痕跡がある場合、既に被害が現れ始めてしまう可能性があります。この場合はシロアリ駆除業者に連絡し、対処してもらうことをおすすめします。
ハチの被害は刺された場合がほとんどです。しかし、そのリスクの高さはハチの種類で大きく変わります。そのため、まずは種類を見極めるようにしましょう。
人里で見られるのはスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3種類です。ミツバチやアシナガバチは攻撃性が低く、こちらから危害を加えなければ、被害はほとんどありません。しかし、スズメバチは非常に攻撃性が高く、巣に近づいただけで被害にあう可能性もあります。
スズメバチの巣を見つけた場合は決して近づかず、専門業者に依頼し、対処してもらいましょう。スズメバチを見つけた場合は決して近づかず、できるだけ動かないようにしましょう。黒い格好をすると刺激するため、白い格好をし、帽子を被っておくことも効果的です。逆に手で払おうとするなどの行動はスズメバチを刺激するためNGです。怖いかもしれませんが、近くにいる場合でも、刺激はせず、そっと離れることを心がけましょう。
巣を家の近くに作られる可能性もあるでしょう。スズメバチの巣ではなく、アシナガバチやミツバチの巣であれば、条件次第では自分でも駆除できますが、刺された場合の危険性があるため、個人での対処は危険です。
アシナガバチであっても、巣を攻撃されれば、刺されてしまう可能性があります。専門業者に依頼し、安全に処理してもらいましょう。
ゴキブリは見た目に気持ちが悪いと思う人が多く、衛生面でも悪影響があります。下水道など雑菌が多い場所を通ってくるため、ゴキブリが歩き回っていると、それらの細菌もばらまいてしまいます。飲食店に出れば、来客数にも影響し、売り上げにも重大な影響を及ぼすでしょう。
ゴキブリは水分と食べ物がある場所に発生するため、発生しやすい環境を作らないことが大切です。水はこまめに拭き取り、床はきちんと掃除機をかけましょう。人のフケや髪の毛までエサにしてしまうため、こまめな掃除と水分が重要です。
水分さえあれば、ゴキブリはエサなしでも1ヶ月近くは生きられるため、注意をしましょう。
ゴキブリを見つけた場合はスプレーを使って駆除し、死骸もしっかり処理します。叩くのはNGです。ゴキブリの体液から別のゴキブリを誘ってしまいます。
ゴキブリは繁殖力が高いため、ゴキブリ1匹を放置していると、1ヶ月もすれば数100匹まで増える可能性があります。繁殖し、巣が作られてしまうような場合は個人での対処が難しいことも。そのような事態になった場合は害虫駆除業者に依頼し、対処してもらいましょう。
特にゴキブリは繁殖力が高いため、ゴキブリを放置していると、1ヶ月もすれば数100匹まで増える可能性があります。
繁殖し、巣が作られてしまうような場合は個人での対処が難しいことも。そのような事態になった場合は害虫駆除業者に依頼し、対処してもらいましょう。