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【カメムシ・ナメクジ・クモなど】害虫トラブルを種類別に紹介しますvol.3

公開日:2022.2.1 更新日:2024.4.11
【カメムシ・ナメクジ・クモなど】害虫トラブルを種類別に紹介しますvol.3

カメムシ・ナメクジ・ハエ・クモは比較的よく見る害虫たちです。そのため、これらの害虫トラブルの被害にお悩みの人も多いでしょう。
これらの害虫は人や農作物に被害を与える生き物です。そのため、早めに対処することが大切になるでしょう。

この記事ではカメムシ・ナメクジ・ハエ・クモの被害事例や対処法について解説します。

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カメムシによるトラブルとは?

カメムシは駆除に配慮が必要なため、侵入口を塞ぐことが大切!

花についているカメムシの写真

カメムシは強い匂いを発する害虫です。匂いがつくとしばらく残り2〜3日は匂いが消えません。

人体そのものには害はほぼありませんが、匂いが不快なことには変わりはないため、注意しましょう。

カメムシを駆除する場合は潰す、刺激を与えると言うことを避けましょう。カメムシは身の危険を感じると匂いを発する可能性があるため、そうなる前に駆除することが大切です。そっと追い出すようにするのもよいでしょう。

また、気づかないうちに匂いがついている可能性もあるため、予防策が大切です。

カメムシは見た目の割に身体が小さく2mmほどの隙間でも侵入できてしまいます。そのため、扉の隙間ができないように塞ぐこと、防虫ネットなどで侵入経路をなくすことが効果的です。

白いものに集まる習性があるため、秋から冬にかけては洗濯物を室内干しするのもよいでしょう。

カメムシは農作物への被害も無視できません。カメムシは野菜や果物、米や豆などの栄養を吸う性質があり、吸われてしまった作物の生育を阻害し、商品価値を落としてしまいます。

カメムシは種類が非常に多く、それぞれに発生源が異なるため、どの種類にも有効な予防策はありません。
そのため、防虫ネットで侵入そのものを防いでしまうのが、効果的です。

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ナメクジによるトラブルとは?

ナメクジは庭の野菜への被害がネック!身体に寄生虫がいるため、場合によっては非常に危険

ナメクジが木を這っている写真

ナメクジはぬめぬめとした見た目をしており、苦手な人も多いでしょう。そのナメクジは見た目だけではなく、生活のいくつかの場面で被害をもたらします。

特に被害として多く寄せられているのが、野菜や花、果物への被害です。ナメクジは雑食性で花や野菜の新芽など、柔らかい部分を好んで食す性質があります。食べられてしまった野菜や花はうまく育たず、生育不良になることも少なくありません。

身体には寄生虫がいる点にも注意が必要です。寄生虫による感染症により死亡した事例もあるため、決して油断はできません。触ってしまった場合はよく手を洗うようにしましょう。

ナメクジの被害にあった野菜を食べる場合はよく洗うことはもちろんですが、生食は避け、加熱調理を行なってください。

ナメクジを駆除する方法としては熱湯や塩が効果的です。ナメクジは身体の大部分が水分のため、簡単に駆除できます。
ただし、野菜の近くの場合は熱湯や塩が野菜に悪影響をもたらす可能性があることに注意が必要です。

この場合はつまんで取り除く方がよいでしょう。乾燥に弱いため、晴れた日であればコンクリートなどにおけば自然と駆除されます。

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ハエによるトラブルとは?

ハエは感染症のリスクあり!不衛生な環境を作らず、見つけたら早めに駆除しよう

花にとまっているハエの写真

ハエはブンブンとうるさい羽音を出すだけではなく、不衛生な環境で発生し、感染症など怖い病気をもたらすことがあります。

ハエは生ゴミなど腐敗した食べ物、動物の死骸、フンなどを食べる不衛生な害虫です。これらに付着した細菌を持っていってしまうため、様々な感染症や病気を引き起こします。

具体的には大腸菌、ピロリ菌、黄色ブドウ球菌などの細菌を持っています。中にはO-157を持った菌もいるため、場合によっては大きなトラブルにもなりかねません。これらの病気にかかることで、死に至る可能性も。

現在ではトイレ周りの環境が整ったこと、ゴミ収集がきちんと行われていることから、その数は以前と比べるとグッと少なくなりました。しかし、それでも危険な存在であることに変わりありません。

家の食べ物などに産卵することもあるため、見つけたら早めに駆除しましょう。

ハエを駆除する方法としては、殺虫スプレーで駆除できます。薬剤に抵抗がある場合はハエ取り紙やハエ叩きも効果的です。

ただし、大量発生し、発生源が駆除できないこともあります。発生源が人の目が届かない場合もあるため、そのような場合は害虫駆除業者に依頼して対処してもらいましょう。

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クモによるトラブルとは?

クモは益虫だが、増えすぎると危険!増える前に対処を

水が付着したクモの巣の写真

クモは人にとっての害虫であるアリやゴキブリ、ダニなどを捕食してくれる存在です。

特にアシダカグモはゴキブリも捕食してくれます。大きな見た目を怖く感じられるかもしれませんが、ゴキブリを食べてくれると思えばありがたい存在でしょう。

これらの害虫が多い場合、必然的にクモも増えてしまいます。逆にこれらの害虫があまりいない環境であれば、クモはエサを求めて自然といなくなります。

以上のことからクモを見たくない場合は、クモそのものではなく、クモがエサにする害虫を駆除することが効果的です。クモだけを除去すると、上記の害虫が増えてしまう可能性があり、おすすめできません。

ただし、ゴキブリなど繁殖力が高い生き物は増殖してしまった場合、個人での対処が難しいこともあります。そのような場合は害虫駆除業者に依頼して対処してもらいましょう。規模や内容にもよりますが、10,000円〜で対処してくれます。

クモの巣が気になる場合はクモの巣を取り除いた上で、クモの巣を張られないよう予防用のスプレーを使うことをおすすめします。クモは同じ場所に巣を作る習性があるため、予防スプレーを使っていない場合は同じ場所に巣を作られてしまいます。

クモ自体を駆除するのも選択肢ですが、別の害虫の観点から無闇に駆除するのはおすすめできません。

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害虫トラブルまとめvol.3

カメムシ・ナメクジ・ハエ・クモはケースバイケースで対処しよう。

害虫の殺虫スプレーの写真

この記事ではカメムシ・ナメクジ・ハエ・クモの被害や駆除方法について解説しました。

それぞれの害虫の中には非常に危険な感染症をもたらす場合もあり、注意が必要です。この記事を参考に害虫の種類ごとに適切なアプローチを行いましょう。

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