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お米に虫が発生…放置NG!原因と対処法を解説

公開日:2025.5.8
お米に虫が発生…放置NG!原因と対処法を解説

「炊こうと思ったお米に、小さな虫が…!」そんな経験はありませんか?密閉していたつもりでも、気づけば米びつの中を虫が歩いていた、というケースは少なくありません。お米にわく虫は、放っておくと増殖し、他の食品にも広がる恐れがあるため、早めの対処が必要です。

この記事では、お米にわく虫の正体や発生原因、効果的な駆除・予防方法について詳しく解説します。
市販の防虫グッズでの対処法から、根本解決につながる害虫駆除業者への相談まで、具体的な対策をお伝えします。

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1.お米に虫がわく原因とは?

気づいたときには大量発生…その前に知っておきたいこと

コクゾウムシと傷んだ米の写真

お米に虫がわく主な原因は、意外にも購入時点で卵が混入していることが多いからです。特に精米後のお米は加工段階で熱処理などが施されないため、卵がそのまま残っている可能性があります。そのため、保存環境によっては卵がふ化し、気づかぬうちに虫がわいてしまうのです。

虫が発生しやすいのは、20℃以上で湿度が60%を超えるような環境。まさに日本の春から秋にかけての室内環境に当てはまります。さらに、米びつや保存容器の密閉が不十分だと、外部から成虫が侵入して卵を産み付けるケースもあります。

また、お米を台所の棚や床下収納に置きっぱなしにしていると、温度変化や湿気で虫の活動が活発になりやすく、被害が拡大しやすくなります。家庭でできる最大の予防は、まず保存場所の見直しと、購入後の早めの消費を意識することです。

2.お米にわく虫の種類と特徴

小さくても厄介!見た目からわかる代表的な2種

コクゾウムシと米のイラスト

お米にわく代表的な虫は「コクゾウムシ」「ノシメマダラメイガ」です。どちらも体長2~3mm程度と非常に小さく、最初は見落としがちですが、繁殖力が高いため、気づいた時には大量に発生していることもあります。

コクゾウムシは黒くて硬い体をしており、名前のとおり口先が長いのが特徴です。米粒に穴をあけて中に卵を産みつけ、幼虫が内部を食い荒らします。一方、ノシメマダラメイガは薄茶色の蛾で、成虫になるとキッチン周辺を飛び回るため、心理的な不快感も大きくなります。

とくにノシメマダラメイガの幼虫は、米粒や袋の内側に糸を吐いて巣を作る性質があり、お米全体にベタつきや異臭を引き起こします。見た目が悪くなるだけでなく、食欲も大きく減退するでしょう。

また、これらの虫はクッキーや小麦粉など他の乾物食品にも被害を広げるため、台所に1匹でも見つけたら油断は禁物です。最初の段階で確実に対処することが、被害の拡大を防ぐ鍵になります。

3.米びつ内に虫を見つけたときの対処法

虫が出たお米、食べられる?処分すべき?

お米の写真

米びつで虫を見つけてしまったとき、慌てて全部捨てたくなる気持ちはわかりますが、状態によっては再利用が可能なケースもあります。

まず、すべてのお米を別の容器に移し、虫の数や状態を確認しましょう。その後、米びつを中性洗剤で洗い、完全に乾燥させることが大切です。水気が残っていると再発の原因になります。

お米に混入した虫やゴミは、ふるいと扇風機を併用するとある程度除去できます
ザルやふるいにお米を少量ずつ入れ、トレーや新聞紙の上で振って軽いゴミを浮かせます。そのお米を平らに広げて置き、扇風機の「弱風〜中風」を斜めから当てることで、虫や抜け殻など軽い異物を風で飛ばせます。強風だと米粒も飛ぶので風量には注意しましょう。

ただし、糸を引いていたり、異臭がある場合は処分が無難です。ノシメマダラメイガの幼虫はフンや糸で汚染するため、衛生面での不安があります。状態が良く、虫を除去できた場合でも、必ず加熱してから料理に使うようにしてください。

気持ち的に「もう食べたくない」と感じる方は、無理せず処分し、今後の保存環境を見直しましょう。

4.自宅でできる!お米の虫対策と予防法

虫を寄せ付けない保存方法と身近な防虫アイテム

米びつに入れられた防虫剤の写真

虫を寄せ付けないための最も効果的な対策は、「低温・乾燥・密閉」の3点セットを守ることです。お米は室温が20℃以下、湿度が50%以下の冷暗所で保管すれば、虫の発生リスクが大きく下がります。最もおすすめの保存場所は冷蔵庫の野菜室で、一定の温度と湿度が保たれており、保存に適しています。

また、市販の米びつ用防虫剤や、唐辛子・ローリエ・にんにくなどの天然の香りを利用した忌避剤も効果的。虫は強い香りを嫌う傾向があるため、お米と一緒に入れておくだけでも一定の予防効果が期待できます。

保存容器にも注意が必要です。袋のまま置いておくのではなく、密閉容器に移し替えることで、虫の侵入を防げます。容器の内側が湿っていたり、米ぬかが付着していると、虫の好む環境を作ってしまうため、定期的に容器を洗浄することも重要です。

定期的に在庫をチェックして、長期間の保管を避けることも効果的です。「まとめ買い」よりも「こまめに買い足す」ことが、虫の発生を防ぐ最大のポイントになります。

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5.根本解決を目指すなら害虫駆除業者に相談を

家庭での対策が難しい場合はプロの手を借りる選択肢も

害虫駆除業者の写真

一度虫がわくと、お米だけでなく、収納棚・壁の隙間・床下などにも卵が残ってしまっていることがあります。特にノシメマダラメイガは壁の裏や家電の隙間などに潜り込みやすく、家庭の掃除だけでは完全な駆除が難しいケースも少なくありません。

市販のスプレーや燻煙剤では、一時的に虫を減らせても、根本的な「卵の駆除」や「発生源の特定」には限界があります。再発を繰り返してストレスが溜まるより、早い段階でプロの害虫駆除業者に相談するのが得策です。

業者は、害虫の種類や発生状況に応じて適切な処理を行い、家全体の衛生環境を整えるサポートまで提供してくれます。また、再発防止のためのアドバイスや予防措置もセットになっていることが多く、再び虫に悩まされない暮らしが実現できます。

「台所に虫が出るのが当たり前になってしまった…」という方こそ、一度プロの意見を聞いてみてください。害虫のプロによる対応が、安心してお米を使える毎日の第一歩になるはずです。

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