【食器棚・本棚など】棚のガラスが割れた！解決するための手順・注意点

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1. 棚のガラスが割れてしまう原因とは？

棚のガラスが割れる原因は外からの衝撃と上からの圧力!風も要注意

原因として最初に考えられるのが外からの衝撃です。棚のガラスは窓ガラスなどと違い厚みがありませんので少しの衝撃でも簡単に割れてしまいます。

具体的に言えば小さなお子様が寄りかかっただけでも割れることもありますし、犬や猫が当たるだけでも割れる場合があります。またガラスの厚みだけでなく一般的な棚には強化ガラスを使用していませんので、衝撃が加わった時にヒビではなく一気に割れてしまいます。小さなお子様やペットがいらっしゃるご家庭はサークルなどを使って棚のガラスに近づけさせない工夫が必要です。

原因として次に考えられるのが上からの圧力です。これは特に食器棚に多いのですが、上に重い物を長時間乗せることによって棚自体 がひずんでしまい、結果としてガラスが割れることがあります。棚の上は収納場所ではありませんので、特に重量物は置かないようにしましょう。

棚のガラスが割れる原因で意外に多いのが突風です。台風が近づいている時はみなさん警戒して窓を開けっ放しにしておくことは少ないと思いますが、それ以外の時期でも(例えば春一番など)家の中に突風が吹きこむことがあります。窓と棚が正対しているご家庭は風の影響が大きくなりますので特に気を付けておきましょう。

2. 棚のガラスが割れるトラブルの事例集を紹介

棚のガラスが割れた具体的な事例を紹介しますので予防する際の参考にして下さい

事例としてまず最初に紹介するのが温度差による割れです。

真夏の暑い時期に冷気を求めて外出していた方が夜家に帰ってみると棚のガラスが割れていたという事例がありました。初めは泥棒に侵入されたのかと思ったのですが翌日修理を依頼したガラス業者によって温度差で割れたことがわかりました。

具体的にどういう事か説明すると、その棚に使用されていたのが防火ガラスだったのです。防火ガラスは網の目状にワイヤーが入っています。日中家を閉め切っていたことによって部屋の温度が上昇しガラスの中のワイヤーは完全に伸びきった状態。そこから夜になり、気温が一気に下降することによって伸びたワイヤーが急激に縮み、それに耐えきれなくなったガラスが割れてしまいました。

出来るだけ直射日光が当たる場所にはガラスの付いた棚は置かないようにしましょう。

棚のガラスが割れた事例はまだあります。次に紹介するのが落雷が原因の割れです。すぐ近くに雷が落ちてきた衝撃はすさまじいものがあります。この事例でも落雷があった瞬間に棚のガラスが全て割れてしまいました。こればっかりは予防することが出来ませんので、雷注意報が出ている時はガラスに近づかないように気を付けましょう。

3. 棚のガラスが割れてしまった際、自力で修復する手順

棚のガラスが割れてしまった時に自分で修復する手順は意外と簡単!

自分で直す手順は意外と簡単ですので、必要道具と合わせて説明していきます。ただし特殊な装飾が施されたガラスは新しいものが手に入らない可能性もありますのでそこだけはご理解ください。

まず必要道具ですが、新しく取り付けるガラス、新聞紙、ドライバー、ラジオペンチ、コーキング剤です。手順としては本棚や食器棚の扉のガラスは裏からネジや釘で固定されていますのでドライバーやラジオペンチで外します。そうするとガラスを固定している木やステンレスの枠が外れますので古いガラスを取り出しましょう。

その後新しいガラスをはめ込み枠を取り付ければ完成です。隙間を無くすためにコーキング剤を使用する方は、新しく取り付けるガラスの周りにコーキング剤を塗って枠にはめましょう。新しいガラスを購入する際はガラス屋に割れたガラスを持参して同じ物か同等の物を選んでもらいましょう。

ガラスの割れを修復する際は 面積が大きいことも有り、出来れば2人で作業して下さい。作業中に割れたガラスで怪我をすることがありますので、軍手を二枚重ねで装着し長袖長ズボンで作業して下さい。また作業スペースの周りには新聞紙などでしっかりと養生をしておきましょう。修復作業が終了したら粘着ローラーで掃除しておくと、破片をきれいに取り除けます。

4. 棚のガラスが割れてしまった時の注意点は？

棚のガラスが割れた時の注意点はおもに二次被害と残ったガラスです

まず注意して頂きたいのが 粉々に割れた 残ったガラスです。誤って衝撃を加えたのが原因でガラスが割れた場合は問題ないのですが、割れた原因が分からない場合は無傷で残っている他のガラスが突然割れる可能性がありますので、すぐには近づかないようにしましょう。

そしてもうひとつ注意して頂きたいのが破片による二次被害です。割れたガラスを十分掃除したと思っても必ず破片は残っていることが多いです。ですので、割れたガラスを片付ける場合は掃除機だけでなく、手順のところでも触れた粘着ローラーを使用しましょう。片付けを徹底していないとしばらく経ってからお子様などが踏んで怪我をする恐れがあります。

特にガラスが割れた棚の周りにじゅうたんがある場合はより一層後片付けに注意を払いましょう。

棚のガラスが割れた時の注意点として最後に紹介するのが、他のガラスの建て付け状況です。窓枠や窓枠サッシ、ガラス自体などの経年劣化が原因でガラスが割れてしまった場合は、他のガラスを少し触ってみましょう。ガラスの取り付けにはある程度の遊びも必要なのですが、あまりにもガタガタしていたら、枠から外れて再び割れてしまう事もありますので十分注意して下さい。折角ですから、棚の全てのガラスを交換するのも一つの方法です。

5. 割れた棚のガラス修理。業者に依頼する場合の費用相場

割れた棚のガラスの修復を業者に依頼した際の相場は5,500円です

業者に依頼すると相場はいくらか気になりますね。ここではそんな気になる棚のガラスの修復費用の相場を紹介しますので、業者選びの参考にして下さい。

冒頭で相場は5,500円と紹介しましたが、これはあくまでもすべてのガラス修復の相場ですので、修復や交換するガラスの種類や面積、厚みによって費用は上下します。

具体的に言うと一般的な食器棚に使われている厚みが3㎜～4㎜の透明ガラスやかすみガラスで大きさが30㎝×45㎝でしたら、全てコミコミで3,000円が相場となります。

同じ種類のガラスでも大きさが90㎝×120㎝になると8,000円になりますし、厚みが6㎜になると16,000円となります。

一部のショーケースなどに使用されている強化ガラスの修復相場は厚さ3㎜で90㎝×90㎝の大きさでしたら相場は16,000円になります。

棚のガラス修復を業者に依頼した時の相場を紹介しましたが、楕円型など特殊な形状のガラスの場合は上記の金額以外にも加工費が必要になる事もあります。またガラス業者によっては出張費や見積もり料金、古いガラスの処分費、夜間早朝料金などの費用が相場の金額に上乗せされることがあります。早急に修復したい気持ちもありますが今回紹介した相場を踏まえて慎重に業者を選定して下さい。

6. まとめ

ここまで、車のガラスが割れてしまった場合のまとめ

車のガラスが割れる原因は様々ですが、フロントガラスにおいては走行中の飛び石による場合が多いです。

車のガラスが割れてしまった際には自分で直そうとせずに、自動車ディーラーなど整備業者が自動車ガラスの専門業者に依頼しましょう。

破損部分を養生する必要がある場合には、軍手などをして、手や指をケガしないように注意しましょう。

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