本文へ移動

カメムシが寄ってくる原因とは?家にカメムシが寄ってこないようにするための方法も紹介

公開日:2024.4.30
カメムシが寄ってくる原因とは?家にカメムシが寄ってこないようにするための方法も紹介

臭い匂いを放つカメムシは本当に不快な害虫で、なぜか家の網戸などに寄ってきます。
この記事では、カメムシが寄ってくる原因を解説し、カメムシが寄ってこないようにする方法も紹介します。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害虫駆除の生活救急車

1.カメムシが寄ってくる原因とは?

カメムシの習性に関係している

家に寄ってきたカメムシのイメージ画像

カメムシが寄ってくる原因はいくつかありますが、主な理由は以下の通りです。

1.食物源の豊富さ
カメムシは植物の汁を吸うことで生きています。特に、園芸植物や家庭菜園に植えられた野菜、花、果樹などが主な食物源です。これらの植物が豊富にある場所にカメムシは自然と多く集まります。

2.気候条件
カメムシは温暖で湿度の高い環境を好みます。そのため、気温が上昇する春から夏にかけて活動が活発になり、秋になると越冬のために暖かい室内に侵入してきやすくなります。家の中は温度が一定で湿度も管理されているため、理想的な隠れ場所となり得ます。

さらにカメムシは主に4月になると繁殖期を迎え、より活発に動き回って新たな食物源や繁殖に適した場所を探します。そのため、この時期にはカメムシがより頻繁に見られることがあります。

3. 光に寄ってくる
カメムシは光に引かれる性質があり、夜間に照明や窓の明かりに向かって飛んでくることが多いです。このため、家の中の明かりが外から見える環境では、カメムシが窓やドアの隙間から侵入しやすくなります。

4. 白いものに寄ってくる
カメムシは明るい色調、特に白色を好む傾向があります。そのため、外に白いTシャツやタオルを干していると、カメムシが集まりやすくなります。
洗濯物に寄ってくるカメムシ対策は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:カメムシが洗濯物に!取り込む時間に注意して洗濯物のカメムシ対策をしよう!

2.カメムシが家に寄ってこないようにするにはどうすればいい?

カメムシが家に寄ってこないようにするための効果的な対策をご紹介します。

カメムシを禁止する標識のイラスト

・植物の管理
カメムシは特定の植物の汁を好んで吸います。そのため、家の周りの植物をこまめに剪定し、枯れた部分や落ちた果実を定期的に清掃することが大切です。

カメムシが好む植物を避けるか、家から離れた場所に植えるのも一つの方法です。
カメムシが好んで寄ってくる庭木は、特に甘い汁や芳香を放つものが多く、果樹類や野菜類、広葉樹などは要注意です。
また、ガーデニングの植物の水分や栄養分を吸いに寄ってくることもあります。

・家の周りの光源を管理する
夜間、室外の照明はカメムシを引き寄せる原因となります。不必要な外灯は消灯するか、光を遮るカバーを使用して光が直接外に漏れないようにしましょう。
また、窓にはカーテンやブラインドを閉めて光を遮るようにすると良いでしょう。

・家のまわりに忌避剤を撒く
家の基礎部分や窓、ドアの周りに市販のカメムシ用忌避を散布することで、カメムシの侵入を防ぐことができます。

また、ペパーミントオイルやシトロネラオイルなど、カメムシが嫌う強い香りのエッセンシャルオイルも忌避効果があります。これらのオイルを水で薄めてスプレーボトルに入れ、窓枠やドア周りに定期的にスプレーしてください。

・定期的に清掃する
家の周りを清潔に保ち、ゴミや落ち葉をこまめに掃除することで、カメムシの隠れ家を減らすことができます。

・隙間を封鎖する
窓やドア、換気口などの隙間をしっかりと封じることが重要です。気密性を高めるために、窓用の気密テープやドアの下にドラフトストッパーを設置すると良いでしょう。

これらの対策を組み合わせて行うことで、家にカメムシが寄ってくるトラブルを大幅に減らすことができるでしょう。

3.家の中に侵入したカメムシの対処方法とは?

複数の事業者から見積もりをもらうこと

カメムシの捕獲に使用する空のペットボトルの写真

家の中に侵入してきたカメムシを駆除する方法はいくつかありますが、以下の方法を試してみると良いでしょう。

・発生したカメムシが少量の場合
カメムシは刺激を与えると悪臭を発するので、できるだけ刺激を与えずに室外に出すようにしましょう。

天井にいるカメムシを捕獲する方法としては、空のペットボトルやプラスチック容器を活用することができます。
1.まず、容器に台所用洗剤を入れます。
2.次に、ペットボトルの口部分を約5〜10cmカットし、漏斗の形にします。この漏斗をペットボトルの下部にはめ込むことで、カメムシが一旦入ったら外に出るのが難しくなります。
3.カメムシを容器にそっと導いて捕獲します。

床にいるカメムシは粘着テープを利用して捕獲することができます。
1.カメムシの背面にガムテープをそっと貼り付けて全体を覆います。カメムシは腹側から臭いを放出するため、背面からテープを貼ることが重要です。
2.ガムテープの端を持って、テープを二つ折りにし、カメムシを封印します。これにより、カメムシが外に出ることなく、臭いも封じ込められます。
3.封印したガムテープを通常のゴミとして処分します。

この方法を使用する際は、カメムシを潰さないように注意し、テープを貼る動作はゆっくりと行うことが大切です。カメムシが危険を感じると強い臭いを放つため、できるだけ静かに作業を進めましょう。

・カメムシが大量発生した場合
カメムシが大量に見られる場合には、冷凍殺虫剤を使用してカメムシを凍結させましょう。
このスプレーは、カメムシに直接吹きかけると、カメムシを素早く凍らせるため、カメムシの体液が飛び散るのを防いで退治できます。使用の際は必ず取扱説明書に従って、安全に注意してください。

カメムシは、大量発生すると自分で駆除するのは難しい害虫です。大量発生している場合は、害虫駆除の専門事業者への依頼がおすすめです。
専門事業者は適切な知識と技術を持っており、効果的かつ安全に駆除を行うことができます。自分で駆除を試みると、不適切な方法で害虫が増える原因になったり、健康上のリスクを引き起こす可能性があります。専門事業者は、環境に配慮した方法でカメムシを駆除し、再発防止の対策も提案してくれるでしょう。


■カメムシの臭いが手についたときの対処法
カメムシの臭いは油溶性があるため、もしカメムシの臭いが手に付いてしまったら、メイク用のオイルクレンジングやキッチンの油(サラダ油やオリーブオイルなど)を使用して、手をこすり洗いしましょう。その後で、通常の石鹸で手を洗うと臭いが落としやすくなります。

また、消毒用アルコールも油に似た除去効果があり、これで拭いても同じように臭いを取り除くことができます。

4.しつこく寄ってくるカメムシの駆除は専門事業者に依頼しよう

複数の事業者から見積もりをもらうこと

カメムシ駆除事業者のイメージ画像

カメムシの駆除は専門事業者に依頼しようと考えたとき、一番気になるのは駆除にかかる料金かと思います。
カメムシの数や被害状況、メンテナンスの有無で金額は異なりますが、約1万円〜2万円が相場です。

そんなカメムシ駆除費用をできるだけ安く抑える方法としては、相見積もりを取ることをおすすめします。
複数の駆除事業者から見積もりを取り、サービス内容と料金を比較します。最安値の事業者だけでなく、コストパフォーマンスが最も良い事業者を選ぶことが重要です。
再度カメムシが発生した際に、アフターケアや再発後の保証サービスがある事業者を選ぶと安心です。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害虫駆除の生活救急車

害虫駆除の新着記事

おすすめ記事