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カメムシが洗濯物に!取り込む時間に注意して洗濯物のカメムシ対策をしよう!

公開日:2023.3.6 更新日:2024.4.18
カメムシが洗濯物に!取り込む時間に注意して洗濯物のカメムシ対策をしよう!

「洗濯物を取り込んだら、中にカメムシが紛れていた!」といった経験をされたことのある方も多いのではないでしょうか。
暖かい場所を好むカメムシにとって、お日様の日差しで暖まった洗濯物は実はとても居心地がいい場所なのです。
こういったカメムシから洗濯物を守るには、洗濯物を取り込む時間帯に気を付けることで対策ができます。

今回は洗濯物を干す際にカメムシに注意すべき取り込む時間帯や、カメムシを寄せ付けない対策について解説していきます。

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1.洗濯物のカメムシ対策には取り込む時間帯に注意しよう

カメムシが洗濯物に付かないようにするには、午前中に取り込んでしまうことが望ましい

洗濯物を取り込んでいる写真

カメムシが洗濯物に付かないようにするには、午前中の内に洗濯物を取り込むことが効果的です。

この理由としては、カメムシが夜行性であることが関係しています。
夜が近い午後になるにつれてカメムシの行動は活発になるので、活動時間前の午前中に取り込んでしまうことでカメムシ被害に遭うリスクを減らすことができます。

洗濯物にカメムシから守るためには、できる限り朝早くに洗濯物を干して、乾き次第すぐ取り込むようにしましょう!

2.カメムシを洗濯物に寄せ付けない方法

洗濯物のカメムシ予防法

庭の草むしりをしている写真

洗濯物のカメムシ対策には、洗濯物を取り込む時間帯を気にすることはもちろん、カメムシを寄ってこないようにすることも大切です。
洗濯物をカメムシから守る方法は次の通り。

・庭の草むしりをする
雑草が生い茂っている環境にカメムシはやって来やすいです。特にツル科の植物や豆科の植物に近づくことが多く、産卵期は葉っぱに卵を産みつけることがあります。

洗濯物を干している周辺にこういった環境が整わないように、雑草は除去するようにしましょう。

・防虫ネットを張っておく
外に干してある洗濯物を守ってくれるアイテムが防虫ネットです。
2mm以上の網目ですとカメムシはベランダに侵入して洗濯物に付いてしまうおそれがありますので、1.5mmや1mmなど、なるべく目が細かい網目の防虫ネットが望ましいです。
また、白や薄い色よりも、黒い防虫ネットの方がカメムシを寄せ付けにくくしてくれます。

・洗濯物カバーで洗濯物を覆う
防虫ネットよりも洗濯物カバーの方が簡単に対策することができます。
洗濯物を洗濯物カバーで覆い、カバーが風で飛ばされないように洗濯バサミで固定しておきましょう。
気軽に対策できるアイテムですが、製品によっては隙間ができやすいので注意が必要です。使用するのであれば、他の方法との併用が望ましいです。

・フローラル系の柔軟剤は避ける
カメムシはフローラル系のニオイを好むため、そういった香りの強い柔軟剤の使用は避けるのがベターです。

・カメムシの嫌がるニオイを撒いておく
カメムシはミントに含まれるハッカの匂いが嫌いです。そのため、ハッカ油スプレーを洗濯物を干している場所近くの壁や地面、物干し竿の土台などに振りかけておくことでカメムシを寄せ付けづらくすることができます。

・部屋干しする
そもそも洗濯物を室内干しすることで、カメムシ被害から洗濯物を守ることができます。
カメムシに狙われやすい白系の洗濯物のみを部屋干しにするだけでも効果は期待できます。

3.洗濯物についたカメムシを取る

具体的な方法

カメムシに殺虫剤を噴射している絵

洗濯物を取り込む時間帯に気を付けたり、予防法を行っていたりしても、カメムシが洗濯物に紛れてしまうともあります。

洗濯物にくっついたカメムシは、なるべく刺激を与えずに取り除かないといけません。刺激してしまうと、あの鼻に来る嫌なニオイが分泌されてしまうため、洗濯物を激しく動かす等の行為はNGです。

なるべく刺激を与えずに洗濯物についたカメムシを落とす方法は次の通り。

・紙やティッシュを使う
適当な大きさの紙やティッシュを用意して、カメムシに近づけます。カメムシがその紙を掴んだら、そっと外に逃がしたり、ゴミ袋の中に入れて駆除したりしましょう。

・ガムテープを使う
潰さないようにカメムシをガムテープにくっつけて捕獲する方法もあります。
刺激を与えないようにカメムシの背中側から粘着力の高いガムテープに貼り付け、そっと洗濯物からカメムシを離します。
カメムシの周りを密閉するようにガムテープを二つ折りにし、ガムテープごとビニール袋に入れて密閉した上で捨てることでニオイを漏らすことなく駆除できます。

あまり力を入れすぎるとカメムシがにおいを出してしまうので、ゆっくり行いましょう。

・駆除スプレーを使って取り除く
カメムシにどうしても触れたくないけれど、洗濯物から取り除きたい方には、殺虫成分が入っていないスプレーを活用してみるのもいいでしょう。
殺虫成分が入っていないスプレーですと、洗濯物にスプレーして濡れてもすぐに気化して乾くため、とても使いやすいです。
さらに殺虫成分が含まれていないことから、洗濯物にスプレーしても安心です。

使い方はいたって簡単であり、洗濯物に付いているカメムシに数秒スプレーするだけで、洗濯物からカメムシを取り除くことができます。
そして落下したカメムシにもう1度スプレーすることで完全に駆除できます。
殺虫成分が入っていないスプレーを使うことで、なるべくカメムシの臭いを嗅がずに駆除することができます。

4.洗濯物についたカメムシのニオイを消す方法

主な方法

界面活性剤が入っている洗剤の写真

洗濯物を取り組む時間などの条件次第では、洗濯物やカメムシ特有の嫌なにおいが付着してしまいます。

カメムシの嫌なニオイの正体は「トランス-2-ヘキサノール」という親油性・揮発性の物質です。
親油性であるので油に溶けやすいですが、水で洗うだけではニオイは取れません。また、揮発性であることから、熱を加えると蒸発し、臭いも無くなります。

そのため、カメムシのニオイ消しに有効なのが「界面活性剤」です。
界面活性剤は油汚れを落とす効果があり、親油性のカメムシの臭い消しにも使うことができます。
洗濯用洗剤に含まれているので、洗えるものであれば、そのまま洗濯しましましょう。
丸洗いできない場合は、布巾やスポンジに洗濯用洗をしみこませて、臭いの部分を拭き取って乾かしてください。

また、カメムシのニオイ成分には揮発性があることから、熱を加えることで蒸発し、ニオイが消えます。
洗濯物に熱を当てる方法としては、天日干ししておくドライヤーを当てるアイロンまたはアイロンのスチーム機能を使う、などの方法があります。
洗剤で半日程度つけ置きしてから、天日干しで乾燥させ、その後にドライヤーを当てるようにするといいでしょう。

もし広範囲にわたってカメムシのニオイが付いてしまった場合は、乾燥機で乾かすことをおすすめします。乾燥機を使用することで広範囲に熱が加わり、ニオイを消すことができます。

そのほか、洗濯物からカメムシを引き離す際に、素手でカメムシを触ってしまうと手にニオイが付く可能性があります。
その場合は、サラダ油やオリーブオイル、クレンジングオイル、食器用洗剤などで洗うとニオイを落とすことができます。ただし、この方法を試す際は、肌荒れ等に注意が必要です。

5.カメムシの駆除費用

具体的な方法

費用相場のイメージ写真

カメムシのために洗濯物を取り込む時間帯に気を付けていても、被害を防ぎきれないこともあります。

そんな時に頼りになるのが害虫駆除業者です。ただ業者に依頼した際に気になるのがその費用。
カメムシ駆除にかかる費用の相場は15,000~17,000円です。

ただ、発生状況や発生ボリュームなどによって金額が変動する場合があります。
さらに業者に自宅まで駆けつけてもらうときに、業者の作業所から自宅までの距離が遠いと出張費用が高くつきます。

駆除にはそれなりの金額がかかりますが、費用を安くできる方法がありますので、ご紹介します。

まず一つは、複数の業者の見積もりを見比べる方法です。
ほとんどの業者では、正式に依頼する前に詳細な見積もり金額を提示してくれます。
最近ではオンラインでも無料見積もりを行っている業者もあります。
最低3社以上から見積もりを取っておくと、お住まいの地域の費用相場が把握しやすくなります。

また、見積もりをとっておけば、競合他社と価格交渉する際の材料に利用できます。

もう一つは、自宅にカメムシが発生していることが判明したらすぐに業者に来てもらうことです。
なるべく早く業者に連絡して駆除してもらえば被害が少なくて済む上、かかる費用も安くなる場合があります。

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