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緊急事態!割れた窓ガラスの修理費用はいくら?タイプ別費用相場と使える保険・補助金

公開日:2024.12.18
緊急事態!割れた窓ガラスの修理費用はいくら?タイプ別費用相場と使える保険・補助金

「窓ガラスにヒビが入った!修理にはどれぐらいのお金がかかるんだろう?」
戸建て住宅やマンションに住んでいると、いつ窓ガラスのヒビ割れが起こるかわかりませんよね。
窓ガラスは、熱割れや強風、うっかり家具をぶつけたときなど、ささいなことで割れてしまいます。
慌てて業者に連絡する前に、まずはこの記事をご覧ください。

この記事では、窓ガラスが割れたときの修理にかかる費用から、窓ガラスが割れたときの応急処置と問い合わせ先、補助金の適用までを徹底解説します。
記事の中では、火災保険を申請できるケースについても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

予想外の出費を抑えて、安全かつ確実に窓ガラスを修理しましょう。それではまいります。

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1.窓ガラスが割れたときの修理費用相場

窓ガラスが割れたときの修理費用相場は2万円〜6万円

窓ガラスの交換を行っている事業者の写真

窓ガラスが割れたときの修理費用相場は2万円〜6万円です。
修理費用の内訳としては、新しいガラス代と職人さんの施工費用、出張費、高所作業費、破片の処分費用が含まれます。
ただし、窓ガラスの種類や大きさ、ガラスの枚数、修理方法、サッシの種類や施工方法によって金額が変わるため注意しましょう。

例)
・畳一畳ほどの木製引戸の透明1枚ガラス修理:30,000円前後
・横にガラガラと引いて開けるタイプの透明ペアガラス90cm×90cmの修理:33,000円前後
・ワイヤー入りくもり1枚ガラス修理:22,000円
・座布団ぐらいの大きさのスライド式2枚ガラス修理:50,000円
・厚さ3mmの透明ガラス修理:24,000円

続いては、窓の種類別の細かな修理費用を紹介します。

透明・くもり・網入り・防犯ガラス窓の修理費用


窓ガラスの種類別の修理費用相場は次の通りです。




修理費用めやす

透明ガラス(フロートガラス)

約4,400~25,000円

くもりガラス

約4,400~25,000円

網入りガラス(ワイヤーガラス)

約20,000~30,000円

ペアガラス・ペア防犯ガラス

約22,000~41,000円


ガラスの中に黒いワイヤー線が入っている「網入りガラス」は、火災発生時、ガラスが割れたときの飛散を防止する効果があります。


1枚・2枚・3枚ガラス窓の修理費用


窓ガラスには、1枚のガラスで構成されたものと、2枚のガラス、3枚のガラスがあり、それぞれ修理費用が異なります。




修理費用めやす

1枚ガラス

約4,400〜25,000円

2枚ガラス(ペアガラス)

約13,000~80,000円

3枚ガラス(トリプルガラス)

約50,000〜100,000円


厚み2mm・3mm・4mmガラス窓の修理費用


窓ガラスは2mmや3mm、4mmと、厚みが異なります。
厚みが1mm違うだけで修理費用が変わるため注意しましょう。




修理費用めやす

厚さ2mm

+約3,000〜3,500円ほど

厚さ3mm

+約8,500〜16,000円ほど

厚さ4mm

+約9,800〜16,500円


窓の防犯施工費用


窓の修理にあたって、飛来物による割れを防いだり、防犯グッズ・補助錠の施工を行うには、次の費用を参考にしてください。




費用相場

防犯クレセント錠(室内側につける留め具)設置

+約5,000〜20,000円

窓の防犯グッズ・補助錠

+約3,000〜7,000円

防犯フィルム

+約11,000〜33,000円

2. 窓ガラスが割れたときの応急処置と問い合わせ先

まずは住む人の安全確保と応急処置を行う

割れた窓ガラスの写真

窓ガラスが割れたときは、まずは住む人の安全をしっかりと確保し、もしもケガをした場合は、速やかに応急処置を行ってください。

EPARKくらしのレスキューでは、窓修理スタッフが速やかにお伺いし、破片の清掃も担当します。
「危ないので、割れたガラスもそのままにしておいてください」とお伝えしています。
このとき、やむを得ずお客さまご自身で掃除をする場合は、大きな破片を拾うだけでなく、周辺も掃除してください。
目に見えない細かな破片が飛び散り、皮膚を傷つけることがあるからです。

割れた窓ガラスを片付ける際には、大きな破片はほうきとちりとり、細かい破片は掃除機で吸い取りましょう。
掃除機を使う際には、あらかじめ吸い込み口をストッキングと輪ゴムで覆っておくと、掃除機の内部を傷つけることなく、細かい破片を回収できます。
最後に、新聞紙や雑巾で床全体を拭きとれば完璧です。
ガラス修理業者が到着するまでに時間がかかりそうなときは、ガラス用の粘着テープ等でヒビ割れを塞いでおきましょう。

戸建て住宅で窓が割れた場合は、速やかに窓修理業者に連絡してください。
賃貸で窓ガラスが割れた場合は、賃貸人の修繕義務と特約について書面で確認し、大家さんもしくは管理会社に問い合わせましょう。

賃貸で窓ガラスが割れたときの費用負担は入居者か貸主か


賃貸で窓ガラスが割れたときの修理費用は、入居者が負担する場合と貸主が負担する場合があります。

・入居者が負担する場合:故意・過失による破損
・大家または不動産会社が負担:故意・過失ではない破損

たとえば子どもが遊んでいて、うっかり窓ガラスを割ってしまったときや、窓に家具をぶつけてガラスが割れてしまったときは、入居者の負担となります。
一方で、外からボールが飛んできたときや、空き巣・盗難による被害、窓の経年劣化、台風などの自然災害で窓ガラスが割れてしまったときは、大家さんや管理会社(貸主)の負担となります。
ただし、思いがけずガラスを割ってしまい、入居者負担となった場合にも、火災保険を申請できるケースがあります。

3. 窓ガラスの修理で火災保険を申請できるケースがある

「フランチャイズ方式」と「免責方式」の違い

窓ガラスの前に立つ作業員の写真

戸建てや賃貸住宅に入居する際に火災保険に入っていた場合は、ガラス修理にかかる費用を保険で適用できる可能性があります。
火災保険には「フランチャイズ方式」「免責方式」の2種類があり、どちらに加入しているかによって保険金額が異なります。



修理にかかる費用(総額)

フランチャイズ方式の保険金額

免責方式の保険金額(3万円で設定していた場合)



1万円

0円

1万円



5万円

0円

3万円



10万円

0円

3万円



25万円

25万円

3万円



「自分の場合はどちらなんだろう」と思ったら、賃貸契約書を確認するか、保険会社に問い合わせてみましょう。


窓ガラスが割れたときに火災保険を申請する手順


火災保険の申請は、次の手順で行います。

1.火災保険の補償内容や保険金額を確認する(手元に書類がなければ電話で問い合わせましょう)
2.ガラス修理業者に修理を依頼する
3.保険会社に窓ガラスが割れた被害を連絡する
4.必要書類を準備する(損害見積書とガラスの破損状況がわかる写真)
5.保険会社の職員(鑑定人)による現地調査
6.約1週間後、保険会社による審査・支払いの決定
7.約1か月後、保険金支払い決定の連絡・ご入金

窓ガラスの修理で火災保険を申請する際には、窓ガラスの破損状況がわかる写真や動画が必要になります。
EPARKくらしのレスキューでは、修理を担当するスタッフが、保険申請に必要な写真撮影をサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

ただし、割れた窓ガラスの修繕で火災保険が適用されるのは、風災補償という特約がついている火災保険で、なおかつ故意ではなく不注意による破損、という条件であることが多いです。
窓ガラスの破損が甚大だったにもかかわらず、火災保険の適用が難しい場合は、次に紹介する「断熱性の高い窓ガラスへのリフォーム補助金」を検討してみてください。

4. 窓ガラス修理で活用できる補助金

窓の高断熱化が推奨されている

青空と窓ガラスのイメージ画像

戸建てや賃貸住宅にお住まいの方で、「この機会に、断熱性の高い窓に変えたい」という方は、国の補助金を活用することをおすすめします。
今の日本では、「カーボンニュートラル」を目指して、住宅の高断熱化を推奨しています。
窓は住宅の中でも熱が逃げやすい部分です。補助金を活用して高断熱な窓に変更することは、住む人の健康を守ることにもつながります。

窓の高断熱化では、窓修理業者に依頼して、補助金を申請することになります。
窓修理で活用できる補助金を、2つ紹介します。

(1)「先進的窓リノベ2024事業」の補助金5,000〜220,000円


窓ガラスを既存サッシから外し、断熱性の高いガラスに「変更」すると、5,000〜55,000円の補助金を申請できます。
「内窓設置」といって、既存窓の内側に新たに内窓を新設する場合、補助金額は23,000〜112,000円ほどです。
「外窓設置」といって、外側から施錠できない窓枠の上からの新しい窓を被せる場合、補助金額は58,000〜220,000円となります。



詳細

ガラス変更の補助金額

5,000〜55,000円

内窓設置の補助金額

23,000〜112,000円

外窓設置の補助金額

58,000〜220,000円

修理の依頼先

窓リノベ事業者

修理の依頼先

窓リノベ事業者

期間

遅くとも2024年12月31日まで(要確認)

対象者

・住宅を所有する個人またはその家族
・住宅を所有し、賃貸に供する個人または法人
・賃借人
・集合住宅の管理組合、管理組合法人

補助対象

建築(検査済証の発出日)から1年が経過した住宅または過去に人が居住した住宅


参考:先進的窓リノベ2024事業|環境省


(2)「子育てエコホーム支援事業(リフォーム)」の補助金3,000〜14,000円


2005年4月2日以降に生まれたお子さんがいらっしゃるご家庭では、補助金を先ほどの「先進的窓リノベ2024事業」とあわせて、「子育てエコホーム支援事業(リフォーム)」の補助金を活用できます。

子育てエコホーム支援事業では、窓ガラスの割れ変えにおける補助金額は1枚あたり3,000〜14,000円ほどです。
子育てエコホーム支援事業の補助金を希望する場合は、遅くとも2024年12月31日までに申請しましょう。
参考:「子育てエコホーム支援事業(リフォーム)」

戸建て住宅にお住まいの方は、窓ガラス修理事業者に電話もしくはメールで「高断熱な窓に変えたいのだけれど、リフォームの補助金を申請できますか」と伝えてみましょう。
賃貸住宅にお住まいの方は大家さんや管理会社に相談してくださいね。

5. 火災保険や補助金を活用する窓修理はEPARKくらしのレスキューにお任せください

火災保険や補助金を活用する窓修理はEPARKくらしのレスキューにお任せください

この記事では、割れた窓ガラスの修理費用と、火災保険、補助金について紹介しました。
とくに重要な点は、次の4点でしたね。

・割れた窓ガラスの修理費用の相場は2万円〜6万円ほど
・窓ガラスの種類や大きさ、ガラスの枚数、修理方法、サッシの種類や施工方法によって金額が変わる
・不注意や不慮の事故によって窓ガラスが割れたときは、火災保険を申請できる可能性がある
・割れた窓ガラスを高断熱な窓に変える場合は、補助金を申請できる施工業者に依頼しよう


不慮の事故で窓ガラスが割れてしまったときは、慌てず冷静に、窓修理業者に相談しましょう。
高断熱な窓ガラスに変更する場合は、補助金の申請が可能な窓修理の専門業者がおすすめです。

EPARKくらしのレスキューの窓ガラス修理では、エリア担当者が速やかにお伺いし、無料見積もりで正確な金額をお伝えします。
もしも金額にご納得いただけなければ、料金は発生しません。
金額にご納得いただけましたら、当日の作業も可能です。補助金ありの窓修理も承りますので、お気軽にご相談くださいね。

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