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ガスコンロの交換は自分でできる?専門業者に依頼するときの費用相場などを紹介!

公開日:2023.10.25 更新日:2024.4.22
ガスコンロの交換は自分でできる?専門業者に依頼するときの費用相場などを紹介!

調理に必要不可欠であるガスコンロ。使えなくなったときは「自分で交換できないかな」と考える方もいるでしょう。
ガスコンロの交換は、場合によっては自分でできることがあります。

今回は、ガスコンロを自分で交換する方法や注意点、交換を専門業者に依頼するときの費用相場や注意点も解説いたします。

1.ガスコンロの交換は自分でできるの?

ビルトインコンロは本体の交換しかできない

ビルトインコンロが外されたキッチンの写真

まず、ガスコンロには以下の2つがあります。

■テーブルガスコンロ
■ビルトインガスコンロ


テーブルガスコンロは、家電量販店やホームセンターなどでよく売られている、一般的なコンロになります。
一方でビルトインガスコンロは、キッチンの一部として埋め込まれているタイプです。

自分で交換ができるのはテーブルガスコンロです。

ビルトインガスコンロの交換自体は素人でもできますが、ガス栓とビルトインガスコンロを接続する作業は専門資格が必要になります。
これはガス事業法に定められており、ガス管を繋ぐ作業に不備があると大事故になる可能性があるからです。
一般ガス導管事業者の承認を得ずに作業をすると罰金や懲役の対象になるので、ビルトインガスコンロを交換してもらう場合は専門事業者に依頼してください。

ちなみに、ビルトインガスコンロについて、素人ができる作業範囲は以下の通りです。
・ガス管の元栓を閉める
・古いコンロのガス管を外す
・新しいコンロに替える

新しいビルトインガスコンロにガス管を繋ぐ作業やオレンジ色のゴムホースの交換は専門資格がないとできないため、ビルトインガスコンロの交換は専門事業者に任せましょう。

2.テーブルガスコンロを自分で交換する方法

まずはガスの種類を確認する

テーブルガスコンロの写真

ここでは、テーブルガスコンロを自分で交換する方法を解説いたします。

1.ガスの種類を確認する
ガスには都市ガスとプロパンガスの2種類があります。
ガスコンロとガスの種類が違っていると使用できないため、自分の家のガスがどちらなのかをよく確認しておきましょう。

ガスの種類を知るためには、ガスコンロの側面やガスメーターを確認してください。また、都市ガスにもいくつかの種類があることにも注意しましょう。

2.サイズを確認する
ガスコンロには、標準サイズとコンパクトサイズの2種類があります。
各メーカーでサイズに違いがあるので、購入する前に設置場所の大きさを計りましょう。

3.ゴムホースの口径を確認する
テーブルガスコンロにはオレンジ色のゴムホースがセットになっています。ゴムホースを付け替える場合は、ゴムホースの口径を確認しましょう。
口径が違うとガス漏れにつながります。

4.ガスの元栓を閉める
ガスの元栓がしっかりと閉まっているかどうか確認しておきましょう。
元栓を閉め忘れた状態で新しいガスコンロを接続すると、ガスが漏れることで事故につながる可能性があります。

5.ゴム管の長さを調整する
ガスの元栓とガスコンロをつなぐゴムホースの長さにも注意しましょう。ホースが長すぎるとホースが曲がった状態になり、部品に負担がかかることで劣化が早まります。

一方、長さが足りないとゴムホースがすぐに抜けてしまうことがありえます。長すぎる場合はハサミで切ってホースの長さを調整しましょう。
短い場合は、ゴムホースを適切な長さのものに替えてください。

6.接続をして確認する
ゴムホースでガス栓とガスコンロをつないでいきます。
接続できているかどうかは、ホースと元栓をつないで「カチッ」という音が鳴るかを確認します。音が鳴れば、しっかりとつながった証拠です。

3.ビルトインガスコンロの交換は専門事業者に依頼しよう!

ガスコンロ本体の交換の費用相場は約10万円

ビルトインコンロの点検を行う事業者の写真

前述でも触れた通り、ビルトインガスコンロの交換には、ガス管に関する適切な資格が必要です。そのため、ガス管の接続作業は、絶対に専門業者に依頼してください。

その際に気になるの費用ですが、ビルトインガスコンロの交換にかかる費用は、通常、ガスコンロ本体の購入費用と工事費用の2つの要素から構成されます。
ガスコンロ本体の価格の相場は5万~20万円ほどで、工事費用の相場は5万円程度です。
そのため、総費用は10万~25万円ほどになります。

ガスコンロの下にオーブンや収納庫などがある場合、追加の工事費用と時間が必要になることがあります。具体的な詳細については、専門事業者に見積りを依頼して確認しましょう。

ちなみに、ガスコンロの交換を請け負っている専門業者は、ガスコンロ本体の販売も行っていることが多いです。ガスコンロ本体の購入から接続までを専門事業者に任せた場合は、大幅な割引も期待できます。

そのため、先に本体を買ってしまうよりも、まずは複数の業者に見積もりを出してもらった方が良いでしょう。業者の見積もりを比較して、安いところに依頼したり、価格交渉に利用したりするのがおすすめです。

なお、リフォーム工事などを同時に請け負ってくれる事業者もいます。
キッチン周りをすっきりさせたい、使いやすくしたいと考えている方は、リフォームも依頼してはいかがでしょうか。

4.ガスコンロの交換を専門事業者に依頼するときのポイント

「ガスコンロの交換だけ」は対応外の場合も

ビルトインコンロの点検を行う事業者の写真

最後に、ガスコンロの交換を専門事業者に依頼するときのポイントを解説するので、参考にしてみてください。

・「ガスコンロの取り付けだけ」は対応していない場合がある
ガスコンロの交換を請け負っている専門事特に「ガスコンロの取り付けだけ」という依頼は、受けていない業者も存在します。
ガスコンロだけを先に購入している場合は、その業者が取り付け工事のみにも対応しているのかを問い合わせするのがおすすめです。
一から取り付けまでをスムーズに進めたい場合は、ガスコンロの販売と取り付け工事までを一括で行っている事業者を選びましょう。

・アフターフォローがある会社を選ぶ
工事の後に何か不都合があった場合の対応を、アフターフォローといいます。
専門事業者はガスコンロの設置のプロではありますが、そのプロであっても何かしらのミスをする可能性があるわけです。それに、購入したガスコンロの方に不具合がある場合も考えられます。
この場合は、事業者が修理対応を行うのが普通ですが、業者の中には「アフターフォローは受け付けておりません」という方もいます。

そのため、アフターフォローに対応している業者であるかや、その条件も確認しておきましょう。
例えば、アフターフォローを無料で行ってくれる業者が居れば、1年目だけ無料で2年目以降は有料という業者も存在します。

・相見積もりをする
一口にガスコンロの取り付け業者といっても、それぞれでガスコンロの販売価格や工事費用は異なります。余計な費用を支払うことがないように、複数の事業者から見積もりを取ってください。
見積もりをもらうときは、追加費用が発生するかどうかや、不要なガスコンロの処理費用があるかどうかも確認しておきましょう。

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