ガスコンロがつかなくなってお困りではないでしょうか。ガスコンロが使えないと、料理ができなくなってしまうため、早めに対処したいもの。
この記事ではガスコンロの修理事例や、原因、対処方法、修理料金の相場について解説します。この記事を参考にして、急なガスコンロのトラブルにもあわてず対処してみてください。
ガスコンロは経年劣化、つまり年月による劣化が避けられません。ガスコンロを毎日使っていることで、内部の部品の劣化が進み、いずれは壊れてしまいます。
メーカーによる耐用年数の目安はおおよそ10年が相場です。10年を経過すると、何らかの部品が壊れやすく、火がつかない、火がついてもすぐに消えてしまう、ガスの匂いがする、火の大きさが安定しない、などのトラブルが発生することがあるでしょう。これらの症状が見られる場合、ガスコンロを使い続けるのは非常に危険です。早めに修理や交換をして対処する必要があるでしょう。
10年以上経過したガスコンロの場合、部品の生産が終了していることがあります。そのため、長く使っているものの場合、修理可能であっても、部品がないために修理できないケースも少なくありません。
修理を検討している場合は、このことを念頭に置いておきましょう。
ガスコンロの中でも一部の部品であれば、比較的安価で交換できます。つまみの部分などは簡単に購入でき、構造もシンプルです。ガスに直接関係しない部品の故障であれば、個人でも対応できる場合があります。ただし、ガスコンロの故障はガスが関係する部分がほとんどのため、無闇に触るのは避けてください。
ガスコンロの故障の原因としては、上記で少し触れたように経年劣化が多いです。どれだけ丁寧に扱っていたとしても、10年以上使っている場合は故障しやすくなります。
ガスコンロの実際の耐用年数は12〜15年といわれていますが、その頃には、部品の生産が終了しているケースが少なくありません。そのため、修理に対応できないケースもあります。
また、毎日の使い方にも注意しましょう。日々の使い方が荒っぽい、掃除をしていない場合、部品が故障しやすくなります。必要以上に力を入れてつまみを操作している、掃除をせず、何ヶ月もそのままにしているなどの状態にしている場合は要注意です。そのような場合、耐用年数より前に壊れてしまうかもしれません。 毎日丁寧に扱っていれば、部品の損傷を抑えられ、長持ちすることもあるでしょう。
また、2008年以前のガスコンロの場合はより注意が必要です。この頃は安全装置の取り付けが義務付けられていなかったため、ガス漏れや火の消し忘れがあっても、反応せず、火事の原因になることもあります。
このようなガスコンロの場合は、修理できる場合であっても、安全性を考えガスコンロごと交換した方がよいでしょう。
ガスコンロの故障は修理で対応できないわけではありません。しかし、修理より交換で対処することが多いです。
上記でも触れたようにガスコンロは耐用年数は10年といわれており、そのころにほとんどの部品の耐久性が限界を迎えます。
そのため、修理部品を直したとしても、別の部品の故障によって、再度修理が必要になることも。そのような場合、修理費用をより無駄にしてしまいます。
また、修理業者に手間賃がそれなりにかかるため、修理費用が高額になりがちです。ちょっとした修理であっても、ある程度の費用がかかります。さらに、10年以上経過したガスコンロは部品が取り寄せできず、修理自体が難しいケースも。
そのため、10年以上経過しているガスコンロであれば、修理するより、交換で対応した方が間違いないでしょう。
ガスコンロは最近のものであれば、利便性が向上しているだけではなく、新しく購入する場合でも、それほど費用がかかりません。天板だけで見ても、ガラス、アルミ、ホーローなどの素材があり、簡単に掃除できるよう配慮されています。そこまで高価なわけでもないため、費用面でのコストパフォーマンスは高いでしょう。
ガスコンロの修理費用相場は、ちょっとしたものであれば7,000円ほどになります。作業がちょっとしたことでも、修理の手間や移動にコストがかかってしまうため、費用がある程度かかってしまうのです。
また、修理する場所が複数ある場合、故障の程度がひどい場合は、より高額の修理費用がかかります。場合によっては20,000円以上を超えることも珍しくはありません。
その反面、ガスコンロを新しく購入する場合、コンロの大きさにもよりますが、20,000円程度からで十分質が高いコンロを購入できます。
もう少し予算に余裕がある場合であれば、よりハイグレードのものも購入できるでしょう。新しいガスコンロは古いコンロにはなかった新しい機能が多くついているため、よりキッチンを便利に使えるようになります。
また、2008年以前のガスコンロの場合は安全装置の取り付けが義務付けられていないため、簡単な故障で対応できるとしても、安全面の問題から交換してしまう方がよいでしょう。
ガスコンロの交換は、修理業者を呼ぶ必要がなく、コンロ本体の取り付けは個人で簡単にできるため、作業費用がかかりません。10年以上使っているようなガスコンロであれば、下手に修理を呼ぶよりは早めに交換してしまった方が間違い無いでしょう。
この記事ではガスコンロの故障事例や原因、対処方法、修理費用の相場について解説しました。
ガスコンロの修理は可能ですが、修理費用が高額になりやすく、10年以上使用しているガスコンロであれば、修理よりも交換してしまった方が間違いありません。この記事を参考に、ガスコンロが故障した場合でも慌てずに対処しましょう。
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