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ガスコンロの火がつかない!困ったときの対処法や修理費用相場をご紹介

公開日:2023.7.21 更新日:2024.4.12
ガスコンロの火がつかない!困ったときの対処法や修理費用相場をご紹介

ガスコンロに火がつかなくなった場合、「故障かな?」と思う人は多いでしょう。故障の場合もありますが、実際はちょっとしたトラブルで簡単に解決できることもあります。
ここではガスコンロに火がつかない事例、原因、対処方法、修理相場について解説します。この記事を参考に火がつかない場合でも、落ち着いて対処しましょう。

1.ガスコンロの火が付かない事例

ガスコンロの火が付かない場合は、電池や汚れ、取り付け状態を確認しよう

火が付かないガスコンロの写真

ガスコンロの火が付かない場合、簡単な対処で改善することも少なくありません。

まずは電池が切れていないか確認しましょう。電池を交換すれば改善する可能性もあります。

次にガスコンロ 周りの部品が汚れていないか、確認しましょう。特に確認したいのが点火プラグです。点火プラグはガスバーナーの近くにある、小さな針のような部品で、火花を散らすために使います。この部品が汚れている場合、思うように火が付かないことも。このような場合は、点火プラグをきれいにすれば対処できます。

また、ガスコンロの部品を取り外して掃除した場合は、取り付け状態を確認してみましょう。取り付け位置がずれている、裏返しであるなどすると、火が付きません。掃除をしたあとは正しい取り付け位置になっているか確認しましょう。
ガスコンロによってはチャイルドロックがかかるタイプもあるため、ロックされていないかも確認してください。

ガスコンロを使う場合、使用できないものを使う場合、安全装置が働き、火が付かないこともあります。例えば全口にセンサーがあるものの場合は、金網は使えません。

それ以外の要因で火が付かない場合、ガスコンロの故障が原因の可能性もあります。この場合は、修理業者を呼んで対処しましょう。

2.ガスコンロの火が付かない原因

ガスコンロの火が付かない原因は、事例によって様々!まずは原因を特定しよう

ガスコンロの電池交換を行っている写真

ガスコンロの火が付かない原因は事例によって変わります。電池切れの場合、取り付け部品の位置に不具合がある場合、部品が汚れている場合などです。

また、元栓がきちんと開いているか、ガスホースは適切に取り付けられているかなど、そもそも使用できる状態なのかどうかも確認しましょう。

地震の直後などの場合はガスメーターの栓がしまっていたり、ガスの供給自体が止まってしまったりすることがあります。このような状況の場合は確認してみてください。

ガスコンロの故障の場合、どこの部品が壊れているかによって症状の現れ方が変わります。二口コンロの場合であれば、片方は付くが片方は付かないということもあるでしょう。この場合は、片方の部品だけ問題があるということです。ガスコンロの全ての口で火が付かない場合は、別の要因が考えられます。

ガスコンロが故障した場合、どのような状態なのか、よく確認しましょう。火が付かないのか、つまみが回せないのか、一部の機能だけが使えないのかで対処方法は全く変わります。原因さえ分かってしまえば、どのように対処すればよいかは自然と分かるでしょう。

3.ガスコンロの火が付かない時の対処方法

ガスコンロの火が付かないときはまず原因を特定しよう!10年以上使ったものは交換も視野に

ガスコンロの点検を行っている事業者の写真

ガスコンロの火が付かない場合、原因ごとに対処方法が変わるため、まずは原因を特定することが大切です。前項で紹介した原因がないか試してみて、その原因を改善することで問題が解決することもあります。実は元栓がしまっていただけだったなど、シンプルな原因であることも少なくありません。まずは個人で原因が特定できないか、探してみましょう。

原因が特定できない場合は修理を依頼するのがベターです。内部部品の故障が原因の場合、個人で対処するのは非常に危険なため、早めに依頼するとよいでしょう。

ただし、10年以上経過しているガスコンロの場合は交換してしまった方が無難です。修理費用が高額になり、交換の方が安くなることも多いでしょう。

ガスコンロに火が付かない状態を予防する場合、こまめな掃除を行っておくことが大切です。特にガスバーナーや点火プラグ、ガスキャップなどは汚れがちです。これらの部品を放置すると、火が付かない原因になるだけではなく、部品の劣化にも繋がります。

早めに対処しておけば、火が付かなくなるのを事前に予防できるでしょう。

4.ガスコンロの火が付かなくなった時の修理相場はいくら?

ガスコンロに火が付かないのを修理する場合、7,000円からの費用がかかる!交換は2万円から

費用相場のイメージ写真

ガスコンロに火が付かない場合、修理する場合は作業手間で7,000円からの費用がかかります。部品の交換が必要な場合は部品代が別途かかります。

ただし、前前項で紹介したように実は故障ではなかったということも少なくありません。そのため、まず自分で対処して改善できないか試してみましょう。原因がわかり改善できれば、無駄な出費を抑えられます。まずは個人で対処できるものでないか、よく調べてみましょう。それで改善が見られない場合は、修理を依頼するか検討してください。

比較的新しいガスコンロであれば修理するのも選択肢ですが、そうではない場合、交換してしまうのもおすすめです。ガスコンロは安いものであれば2万円程度からで購入でき少し贅沢すれば、最新機能を搭載したものも購入できてしまいます。古いガスコンロの場合、修理代がかさんでしまい、2万円以上かかることも珍しい話ではありません。

2008年以前の古いガスコンロの場合、安全装置の取り付けが義務付けられていないため、安全面にも問題がある可能性があります。古いガスコンロは無理に修理しても、別の部品が壊れ、結局使えないことも多々あるものです。
そのため、無理に古いガスコンロを使い続けるのはおすすめできません。

5.まとめ

ガスコンロに火が付かない場合、まずは原因を特定し自分で対処できないか試そう

修理されたキッチンのガスコンロの写真

この記事ではガスコンロに火が付かない事例、原因、対処方法、修理相場について解説しました。

ガスコンロが故障したと思っても、簡単な対処で改善することも珍しくありません。この記事で紹介した方法を参考に、原因が何か探してみましょう。自分で対処できない場合は早めに業者へ依頼するのがおすすめです。

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