電動シャッターが漏電したら?漏電する原因や具体的な対処法について
公開日:2022.6.6 更新日:2024.4.17![電動シャッターが漏電したら?漏電する原因や具体的な対処法について](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/prd-rescue-static-contents/column_image/thumbnail_discover/jEcdOK1tzafsPDU4kWc21uAMMgxMhYTn2RflVyDN.webp?v=1738721544)
自宅や自動車の防犯として便利な電動シャッターですが、様々な原因により漏電を引き起こすことがあります。
シャッターが漏電すると、動かなくなったり、異音が鳴ったりなど、故障につながります。
そこで今回はシャッターが漏電を引き起こす原因やその対処法について解説していきます。
自宅や自動車の防犯として便利な電動シャッターですが、様々な原因により漏電を引き起こすことがあります。
シャッターが漏電すると、動かなくなったり、異音が鳴ったりなど、故障につながります。
そこで今回はシャッターが漏電を引き起こす原因やその対処法について解説していきます。
電動シャッターを使っているうちに発生することのある漏電。漏電が発生する主な原因としては次の通りです。
・絶縁体が劣化している
漏電とは、電気が本来のルートから流れ出てしまう現象を意味しています。電気が流れている箇所には絶縁体というものが付いていて、これがあることで電流が流れ出さないようになっています。
ただしこの絶縁体は使用していると劣化していき、電流を流出させる原因となります。また、電気製品を雑に扱ったり、傷つけたりすると絶縁体が剥がれやすくなります。
・ケーブルが損傷している
電気製品に付いているケーブルは、損傷することで漏電が発生します。特にネズミなどの動物にケーブルをかじられることが多いです。
・塩害
海岸沿いにお住まいの方は塩害が原因の漏電にも注意する必要があります。沿岸部の海水飛沫がセンサーなどシャッターの部品につくと、漏電につながります。
・コンセントがゆるんでいる
漏電があった際にはコンセントがしっかり差さっているか確認しておきます。
コンセントがゆるんでいるとそこからホコリが入ってきて、そのホコリが湿気を帯びた場合、漏電が生じるおそれがあります。
・業者の施工不良
この他、シャッターを取り付けてもらった際の施工不良が原因で漏電することがあります。
事故につながる前に業者に対応してもらいましょう。
シャッターの漏電が疑われる症状は以下の通りです。
・動かない
漏電が発生している最中は電動シャッターを動かなくなります。もちろん漏電以外が原因の可能性もあるので、ブレーカーについても確認してみましょう。
・漏電ブレーカーが落ちている
漏電ブレーカーは漏電の状態をチェックするのに欠かせない装置です。もしこのブレーカーが落ちている場合は、絶縁体の劣化や電気部品の破損といった要因で漏電を引き起こしているかもしれません。
・雨の日になると動かなくなる
雨が降っている時に停電して動かなくなる時は、雨に濡れて漏電している可能性が高いです。
実際に雨漏りが原因で電気製品の漏電が引き起こされることがあります。
具体的な漏電箇所の点検は素人には難しいため、専門業者に頼んで調査してもらうようにしましょう。
・金属部分に触れるとしびれる
金属部分に触れてビリビリするような感覚を感じられたら、漏電が発生しているおそれがあります。
こうした状態の時はそのままにしておいて、業者が来るまで待ちましょう。
このように、電動シャッターが漏電している時は、動かなかったり、リモコンが作動しなかったりと、さまざまな現象が見られるようになります。
これらの症状が見られる場合は、自分で対処しようとせずに、専門知識を持つ業者に相談するようにしましょう。
お使いの電動シャッターが漏電していると疑われたら、速やかに修理を依頼することが大切。もし漏電を放置しておくと次のような事態を引き起こすことにつながります。
・シャッターの故障
漏電によるトラブルでまず気を付けておかなければならないのがシャッターの故障。漏電が発生すると電気製品に対して一定を超える負荷がかかるようになり、ダメージを受けます。
電気製品は精密な部品から構成されているので、一度故障してしまうと修理が難しくなります。
・感電
漏電が発生した場合はむやみに触らないようにしましょう。
少し触れただけであればビリっと感じる程度で済みますが、流れている電流の強さによっては激しい痛みや呼吸の乱れなどの症状を覚えるようになります。
最悪の場合、感電が原因で死に至ることもあります。
・火災
漏電によって流出される電流の量が多いと火災につながることがあります。流れ出た電気が紙やホコリなどについてしまうと、そこから引火することがあります。
・電気代の高騰
漏電によるリスクとして無視することのできないのが電気代。多くの電気が漏れてしまうとそれだけ余分な電気を消費することになります。
そうなると高額な電気料金を負担しなければならなくなります。
万が一電動シャッターで漏電が発生した場合でも個人でできることがあります。すぐにやっておくべき対処法は次の通り。
・漏電ブレーカーを確認する
シャッターの漏電が疑われたら真っ先にやっておくべきなのが漏電ブレーカーの確認。ブレーカーを調べれば漏電箇所を特定することができます。
まずは全てのブレーカーを落とすようにしましょう。
ブレーカーを落とす際の手順は次の通り。
1. 全てのブレーカーを下げておく
2.アンペアブレーカーを上げておく
3.漏電ブレーカーを上げておく
4.安全ブレーカーを1つずつ上げておく
安全ブレーカーを上げることによって、特定の漏電ブレーカーが落ちます。それが漏電している箇所になります。
・専門業者に点検、修理してもらう
電動シャッターをはじめ、電気製品の修理は素人で行うのは困難です。
知識と経験を伴わないで修理を行うと感電したり、故障させてしまったりするおそれがあります。
こうしたことから、漏電が疑われたら早めに業者に連絡するようにしましょう。
最近では数多くのシャッター修理業者が存在していますので、インターネットでお住まいのエリアにある業者を調べてみるといくつか業者が出てくるかと思います。
口コミも確認しつつ、最適な業者を見つけましょう。
前述した通り、電動シャッターの修理はプロの業者に頼むのがおすすめ。
専門業者が望ましい理由は次の通りです。
・プロの作業員が在籍している
専門業者には漏電トラブルに関する知識と経験を兼ね備えたプロフェッショナルが在籍しています。
そのため、困難と思われていたシャッターの修理もあっという間に終わらせてくれます。
・事前準備をしなくてもいい
専門業者は電話1本ですぐに駆けつけてくれるのでとても便利。依頼者側が準備すべきことは特にありません。
・無料見積もりに対応している
専門業者の大きなメリットの一つに、作業前に無料見積もりを提示してくれることが挙げられます。相場を知ることはとても重要であり、同じ作業でも業者によって数万円も費用が違うこともあります。
お住まいのエリアに対応した業者から3社以上見積もりをとっておくと地域で一番安い業者を見つけることができます。
そのため、できれば見積後のキャンセル無料に対応した業者を選ぶことをおすすめします。
もし提示された金額に納得できない場合は、その場でお断りすることができます。
・アフターサービスが付いている
ほとんどの専門業者には作業後の事後点検や万が一不具合があった場合の無償対応など、さまざまなアフターサービスを受け付けています。
サービスの内容や保証期間は業者ごとに異なるので、事前に確認しておきましょう。