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オリンピック記念切手の価値は?買取相場と高額買取のコツ

公開日:2021.11.1 更新日:2024.4.5
オリンピック記念切手の価値は?買取相場と高額買取のコツ

2020年に東京五輪が開催されるということもあり、切手の買取市場ではオリンピック記念切手が注目されています。世界各国にはさまざまな種類があり、コレクターも多いです。今回はそんなオリンピック記念切手の買取相場や高額買取のコツについて紹介していきます。

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1. そもそもオリンピック記念切手とは?

オリンピック記念切手は、オリンピック開催に合わせて発行される切手のことを指します。

オリンピック記念切手の写真

歴史は古く、1896年の第1回のアテネ大会よりこうした記念切手は世界各国で発行されてきました。開催国だけでなく、参加する国や地域はもちろん、参加していない国や地域からでも、オリンピック記念切手は発行されています。

日本では夏季オリンピックが開催された1964年東京オリンピックにおいて、オリンピック記念切手が発行されています。その後も1972年に開催された札幌オリンピックや1998年に開催された長野オリンピック、2020年開催予定の東京オリンピックなど、過去3回の自国開催の際に独自のオリンピック記念切手を発行しています。

またそれぞれの大会前には、大会のための寄付金を募るために、寄付金付切手も発行されることがあります。こうした記念切手には大会にちなんだデザインがプリントされています。

切手買取の市場において、オリンピック記念切手は基本的に額面ベースになります。オリンピック記念切手については発行枚数が多く、切手コレクターの数もが多いこともあり、比較的美品の状態での現存数も多いのが特徴です。もちろん、切手の種類によっては高額で取引されているものも存在します。

2. オリンピック記念切手の買取相場

実際にオリンピック記念切手の買取相場はいくらになるのでしょうか。ここでは日本において発行された記念切手の相場を紹介します。

買取相場のイメージ写真

東京オリンピック記念切手は、開催を記念して発行された切手の他にも、「寄付」を目的とした切手が、大会開催前の1961年から発行されています。現在でもコレクターが多く保有していることもあり、基本的に買取相場は額面通りである場合が多いです。額面を超える価格での買取は難しいですが、目打ちエラーなどが見つかっている切手もあり、そうした切手には査定の際に高額となることが多いです。

昭和40年代に札幌オリンピックの開催に合わせて記念切手が発行されました。冬季大会ということから、スキーやボブスレー、フィギュアスケート選手のデザインが採用されています。こちらも1964年の東京五輪同様に所有者が多く、プレミアに欠けています。

1998年の長野オリンピックの開催を記念して長野オリンピック記念切手が発行されました。長野オリンピック自体が近年開催された大会であるということから、プレミア価値はいまだに付いていません。そのため、買取価格については額面通りとなっています。ただし未使用の小型シートであれば、700円ほどで買い取ってもらえる場合があります。

3. 高額買取してもらうコツ

お手持ちのオリンピック記念切手を高く買い取ってもらうには、いくつかのコツがあります。

シートの切手の絵

切手を買取に出される場合には、シートの状態のままにしておきましょう。多くの買取業者ではシートの状態の方がより高値で買取してもらうことができます。通常1枚のみの切手は、シート切手を切り離した一部として見なされ、買取価値としては切り離されていない状態の切手であれば需要が高くなります。

このように切手買取を実施している多くの業者では、シートの状態の方がより買取価格が高くなりますので切手の状態には注意しましょう。

また枚数が多い時には仕訳けておきましょう。業者に査定を依頼される際に異なる種類の切手シートが混在していますと、査定時に業者の査定員が余計に増えてしまいます。買取業者側での査定に手間がかかってしまうと、場合によっては買い取ってもらえない可能性がありますので、買取をされる前に、あらかじめ分かりやすいように切手を仕訳けておきます。

切手の買取を希望される際には、複数の業者に査定を依頼しましょう。業者によって独自の買取基準を設けている場合が多く、同じ切手でも買取価格が違ってきます。妥協せず、納得のいく買取価格の業者を見つけましょう。

4. 切手の価値を下げないための保管方法

切手を買取に出す前に、保存状態をしっかりと確認しておきましょう。

切手取集用のアルバムの写真

切手の状態は買取価格を大きく左右する要素です。保存状態があまり良くない場合、買取価格が大きく下回ることが多いです。

切手の材質は紙からできています。紙でできている切手は湿気や指紋などが原因でシミが付いてしまう可能性があります。切手についた指紋は分かりづらいものの、長い期間が経過すると切手に付着している脂やシミが指紋となって表れてきます。こうした汚れが目立つ切手は状態が悪い切手と判断されてしまうため、買取価格に大きく影響してきます。そのため切手に触れる際には直接手に持つことは避けて、手袋やピンセットなどを使用し指紋が付かないように気を付けておきましょう。

また太陽からの紫外線にも注意しましょう。切手は紙でできているため、紫外線にさらされると色焼けが起こります。もちろん太陽光ばかりではなく、室内の蛍光灯などの光が原因で色焼けが生じることもあります。そのため、切手は光にさらされないように保管する必要があります。鑑賞するとき以外はアルバムやストックブックなどに収納をしておくといいでしょう。そうすることで保存状態を良好に保つことができます。

5. 切手買取なら専門業者がおすすめ

オリンピック記念切手の買取は、金券ショップやチケットショップでも受け付けています。

アルバムに入ったオリンピック記念切手の写真

切手のような記念切手に関しては、専門的な知識を持った査定員が対応している業者に依頼することをおすすめします。

切手買取の専門業者と他の業者との違いは、査定の正確さです。多少汚れていたり糊が剥げたりしてしまっている記念切手でも、専門業者ですと正確に価値を査定してもらうことができます。希少性の高い切手であれば、それだけ切手の価値に見合う査定金額を提示してもらえます。納得のいく価格帯での買取を希望される場合は、切手の買取専門業者に依頼されるといいでしょう。

また専門業者であれば、店舗での買取だけではなく宅配買取や出張買取サービスによる買取も受け付けています。宅配買取でしたら、自宅にいながら切手の売却を済ませることができます。ですので、普段お仕事や家庭の用事等で忙しい方でも気軽に利用することができます。

またよく知らない人とお金のやり取りをしたくないという方には、出張買取がおすすめです。切手の価値や買取価格など、専門スタッフと直接話して納得のいく買取を行うことができます。査定に関してはどちらの方法でも対応しています。

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