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【未使用・使用済み】不要な切手の使い道とは?オススメな方法をご紹介!

公開日:2022.10.11 更新日:2024.4.4
【未使用・使用済み】不要な切手の使い道とは?オススメな方法をご紹介!

自宅で眠っている不要な切手の有効な使い道はないでしょうか。
年賀はがきで当たったり、旅行のお土産にもらったりと、いつか使うと思いながら出番のない切手が眠っているご家庭は意外に多いといわれます。
ただでさえ郵便物を出す機会が減っている昨今、できればきれいに有効活用したいですね。

この記事では、切手のおすすめな使い道についてご紹介します。
それぞれ未使用の切手と使用済みの切手についてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

※2022年3月時点の情報になります。

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1. 未使用切手のおすすめな使い道 その①

高額切手なら、レターパックなどへの交換も

郵便物の受け渡しを行っている写真

未使用切手は、郵便局で所定の手数料を支払うことにより、別の商品と交換することができます。
具体的な交換対象の商品と交換にかかる手数料は、以下になります。
・額面の異なる切手、通常はがき:手数料 1枚につき 5円
・往復はがき、郵便書簡:手数料 1枚につき 10円
・レターパックやスマートレターといった特定封筒:手数料 1枚につき 4円
・10円未満の郵便切手や郵便はがき:合計額の半額
参照:日本郵便株式会社公式Webサイト

この際の交換にかかる手数料自体を切手の額面に含むこともできます。100円切手の5円部分を手数料として95円分の交換をする、という方法です。
また、官製はがきにも交換できますが、年賀はがきへの交換は不可となっています。

500円切手なら交換にかかる5円の手数料はあまり気にならなくても、15円切手の手数料5円は大きく感じられますね。
また、10円未満の少額切手は、交換総額の半額が手数料になりますから、切手として使う時の半分の価値になってしまいます。

未使用切手の使い道は、額面と自身の郵便利用頻度を考えて決めるのが良さそうです。

2. 未使用切手のおすすめな使い道 その②

ゆうパックなら、額面そのままで利用できる

ゆうパックと郵便車の模型の写真

未使用切手の使い道としてはあまり知られて方法が、ゆうパックの配送料金にあてること。
あまり知られていませんが、ゆうパック料金は切手で支払うことができます。
ただし、この方法は郵便局の窓口または集荷サービスのみで対応可能です。コンビニ等でゆうパックを出したい場合は利用できません。

ゆうパック料金を切手で支払いたい場合の方法は、「別納」と「切手貼付」の2パターンがあります。

別納の場合の支払い方法は、支払い時に現金ではなく切手をだすだけ。
この際、郵便局の窓口でも集荷サービスでも、切手と現金の併用が可能です。
半端な枚数しか切手がない場合はこちらの方法をおすすめします。

また、切手がバラの場合は、台紙に切手を額面別にきれいに並べて貼り、60円×30枚=1800円のように切手額面と枚数、合計金額を記入しておくと支払いの際にスムーズになります。
この台紙は郵便局で専用のシートが用意されているほか、適当なA4用紙などでも代用できます。

切手貼付の場合の支払い方法は、ゆうパックの料金分の切手を直接荷物に貼って、切手貼付支払いの旨を郵便局員に伝えるだけです。
ただし、集荷で切手貼付で支払う際は、現金の併用ができません。そのため、切手を貼ったはいいが料金が足りなかった…といった場合に集荷サービスを受けられなくなってしまいます。
ゆうパックの料金は郵送物のサイズによって変動するので、料金に自信がない場合は、別納で支払うことをおすすめします。

また、着払ゆうパックであっても切手で支払うことができます。また、こちらも現金の併用が可能です。
利用方法は、配達に来た郵便局員に直接切手を手渡せばOKです。
ただしおつりは出ませんので、あらかじめ料金を確認しておく必要があります。

不要切手とはいえ、使い道として一番スッキリするのは、額面通りに利用できた時ですね。そのためには、やはり郵便局で使うのが効率的といえそうです。
急いで換金する必要が特にないのであれば、ゆうパックでの利用はおすすめです。

3. 使用済み切手のおすすめな使い道

希少価値のない切手は寄付!希少価値のある切手は買取査定へ!

使用済みの切手の写真

スタンプが押してある使用済み切手は、希少価値のあるものとないものとでおすすめな使い道が変わってきます。

希少価値のない使用済み切手は、慈善団体に寄付することができます。
国際協力団体やエコ活動団体、動物愛護団体などの慈善団体では、寄付により集まった使用済み切手を世界中のコレクターや買取業者に販売します。この収益が海外の医療活動や教育支援などの活動資源の一部になります。

寄付する際は、切手のふちを少し残して消印のスタンプ全体が見えるように切り取ることが重要です。
切手自体が破損していたり、汚れていたりすると再利用できない場合が多いので、注意しましょう。

スタンプがきれいに残っているのが好まれるのは、その消印により「どこの国の」「いつのもの」という重要情報が確認できるからです。
国内では見慣れたデザインでも、日本切手マニアの海外コレクターにとっては貴重なもの。そのため、使用済み切手に付加価値がついてよみがえるというわけです。

希少価値のある使用済みの切手をお持ちの場合は、買取業者の査定に出してみることをおすすめします。
「月に雁」や「見返り美人」など、昔から人気のある有名な切手なら、スタンプが押してあっても高値で取り引きされる可能性があります。

また、使用済み切手の価値はスタンプの日付や種類によってその価値が変わってきます。自分にとっては何の変哲もない使用済み切手であっても、切手コレクターにとっては大金をはたいてでも手に入れたい貴重なものであるかもしれません。
なので、一度切手の知識が豊富な買取業者に査定してもらうことをおすすめします。

4. 切手を買い取ってもらう際のポイント

いらない切手を一気に処分したい時には、買取で現金化するのが一番です。この時、査定を有利にする重要なポイントが3つあります。

アルバムに入った切手の写真

①切手に知識がある買取業者を選ぶ
買取業者によって、力を入れている商品は微妙に違います。株主優待券を中心に航空チケットに強い、商品券に限って高価買取しているなど、さまざまです。
詳しくない買取業者にとって切手は、こまごまして扱いにくいものと嫌われる場合があります。
切手に知識があって力を入れているところかどうか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

②価値がありそうなものは、別袋に入れる
珍しい外国切手は、別袋に管理しましょう。特に中国の古切手は、人気があります。
また、日本の古切手でも、戦前のものは高値で取り引きされています。査定を依頼する前の下調べと、仕分けのひと手間が重要です。

③バラ切手は額面別にまとめる
査定に時間をとらせないようにするのも、高価買取につながります。

また、アルバムに貼っていた切手がはがせないからと、アルバムごと持ち込まれるケースもあるようですが、これはNGです。
この場合は、透明フィルムをめくってドライヤーで熱風を当てると、切手の付着部分が柔らかくなってきれいにはがせます。

5. 切手の買取相場について

バラかシートかで、70~90%くらいの値に

バラの切手の写真

買取業者であれば、多くのところで切手の買取に対応しています。長い間眠ったままの不要切手が現金になるのですから、使い道としては一番気になりますね。

買取相場は、シートの状態で未使用なら、最高で額面の90%超えになることもあるようです。ただし、シートが一部破損しているなど、不完全な状態であれば、バラ扱いになります。
1枚でも20枚でもバラ扱いであれば、買取相場は額面の70%~80%程度。また、買取業者によっては、バラは扱わないということもあります。

昭和40年代から50年代の切手ブーム時に発行された記念切手などは、大量に出回っているため、付加価値はほとんどありません。やはり最高でも90%程度と考えるのが良いでしょう。
また、オリンピック記念切手や皇室関係の御成婚記念切手などは2~4枚セットの小さなものが多いですが、小さくてもシートが完全なら、シート扱いで計算されます。

バラ切手は、買取業者に査定を依頼する前に必ず額面別の枚数を整理して、それ毎に袋を分けてておきましょう。
出来るだけ買い取る側に手数をかけないようにするのも、高価査定のポイントになります。

不要切手の使い道としては、一番用途が広い買取サービスに検討の価値がありそうです。

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