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切手はどんな種類がある?種類別の特徴を紹介します

公開日:2021.11.18 更新日:2024.4.4
切手はどんな種類がある?種類別の特徴を紹介します

切手にはいろいろな種類がありますので特徴などの情報を簡単に解説します。
一口に切手といっても色々な種類があります。普通切手や特殊切手、記念切手などさまざま。さらに文通週間や趣味週間の際にも専用の切手が発行されています。
しかし、コレクターでもない限り普段生活をしている上で切手の種類などは意識しませんね。

そこでここからは切手の種類から見る特徴などを紹介していきますので、家の中で古い切手を発見した時などの参考にして頂ければ幸いです。

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普通切手の種類別の特徴を紹介します

普通切手の主な特徴は、たくさんの額面があり、普段使いに大変便利です

封筒に切手を貼っている写真

さらに昔の普通切手にはレアリティが高い種類も多いので、コレクターにもぴったりです。元々は郵便料金の納付を目的としている普通切手ですが、現在ではアニメとコラボしたシール切手なども多数発売されていますので、子供から大人まで楽しめるものとなっています。

結婚式の招待状や法事のお知らせなどでは、慶弔用切手が用意されていますので、そちらをご利用下さい。さらに風景印を押してもらうためにも、普通切手を使うことが出来ます。全国各地にある郵便局には、その地域だけの消印がありますので、旅行の記念にもぴったりです。

この切手は時代と共に図柄は変化してきたのですが、大きさに特徴があることを皆さんご存知ですか。普通切手は縦26㎜×横22㎜となっています。理由は定かではないのですが1876年から日本の普通切手も上記の大きさです。ちなみに世界最小の切手はドイツで1856年に発行されたもので、サイズは縦10㎜×横10㎜です。

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趣味週間の切手の種類別の特徴を紹介します

趣味週間の切手の主な特徴は色鮮やかな絵画と手紙文化の普及活動です

並べられた切手の写真

この切手の特徴は、デザインの美しさにあります。1947年に初めて発行された葛飾北斎の山下白雨は、黒く染められた富士と稲光、背景の快晴とのコントラストが迫力ある一枚となっています。

その後もわずか10ヵ月しか活動していない伝説の浮世絵師・東洲斎写楽による市川蝦蔵や、鎌倉時代に描かれた佐竹本三十六歌仙絵巻の伊勢など魅力的なものばかり。

1973年に発行された岸田劉生の麗子住吉詣之立像は、趣味週間の切手のデザインに採用されたことで、美術や絵画に興味が無い人々にも注目を集めることになりました。

近年では教科書にも掲載されている、俵屋宗達の風神雷神図や尾形光琳、狩野派の絵師などさまざまな偉人の絵がデザインとして採用されています。この切手には日本文化の粋が詰まっており、低価格なので、日本人だけでなく外国の方にも人気のシリーズとなっています。

この切手のもう一つの特徴が、全国各地の郵便局で開催されるミニ切手展です。趣味週間に様々な切手を出すことによって、興味を持ってもらうだけでなく、近年低迷している手紙という文化に触れ親しんで頂くことを目的にもしています。切手趣味週間は、郵政記念日の4月20日を含む一週間ですので、まだ展示会に行ったことが無い方や、少しでも興味を覚えた方はお近くの郵便局に行くことをお勧めします。

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文通週間の切手の特徴を紹介します

文通週間の切手にまつわる特徴などの情報を分かりやすく紹介します

沢山の消印がついた郵便物の絵

この切手は世界と文通する目的で発行されていますので、エアメールに対応するように金額が設定されています。

具体的な切手の額面は8円、70円、90円、110円、130円の5種類です。例えば東京からニューヨーク州に手紙を出す場合、定形で110円、定形外で260円、航空書簡(書面が封書状になっている物)は70円となります。日本では通常ハガキが62円、定形が82円ですから、切手もそれに対応して作られています。

ここで注目して頂きたいのが、その料金です。国内の封書のやり取りが82円に対し、ニューヨークに封筒を送る金額が110円というのは安く感じませんか。この料金がお得なのにはある国際機関が関係しています。その国際機関とは万国郵便連合です。万国郵便連合では1874年に発足した国際連合でその規約の中に、世界中のどの地域でも固定料金とほぼ同様な金額で郵便を送ることが出来る、と定められています。これにより低い料金で文通することが出来ます。

この切手はそういう目的で作られていますので、ぜひ世界の方と文通してみましょう。もし相手側に郵便料金を負担してもらうのが心苦しいようであれば、国際返信切手券を同封して下さい。というのも、日本の切手を同封しても相手の国では使用できないからです。自筆の文字は人柄がでますので、文字と文字のやり取りをすることで相互理解が深まります。

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特殊切手の特徴を紹介します

特殊切手の特徴にまつわる様々な情報を分かりやすく紹介します!

アルバムに貼られた特殊切手の写真

この切手の特徴は、発売期間と枚数が限定されていることです。特殊切手は購入するチャンスが限られていますので、買い逃したくない方には予約注文をお勧めします。

この切手と似た性格のものとして、記念切手があります。記念切手とはオリンピックや天皇の即位などの行為によって発行される切手で不定期・枚数限定となっています。

以前は別々の種類としてとらえられていたのですが、現在では記念切手も特殊切手の中の一つの種類となっています。唯一異なるのが、初日印です。初日印とは切手が発行された当日だけ押される消印で、特殊切手は風景印やハト印、記念切手にはその時限定の特印が押されることになっています。

特殊切手には、シリーズものが多いことも特徴で、2年間毎月発行が続けられた20世紀シリーズや、100種類のデザインがあるディズニーシリーズもあります。

特殊切手には他の切手ではありえないサービスがあります。それはオリジナル切手作成サービス。スマホのデータを郵便局に持ち込んだり、メールに添付して送信するだけで、保存されている大切な写真から切手を作成することができます。料金は少し割高ですが、家族の記念日に印刷してもらうと思い出に残りますね。このサービスは結婚式や学校の卒業時にもピッタリです。

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中国切手の特徴を紹介します

中国の切手の種類とは?中国の切手についての情報をご紹介します。

魚が泳いでいる柄の中国切手の写真

中国切手の特徴としては日本に比べて価値が高いというところです。日本の切手は19世紀~20世紀のものが高価となりますが、中国切手は比較的最近のものであっても価値が高いです。

たとえば、高値で取り引きされている有名な中国切手である赤猿は、1980年に発行されたものです。切手は古いものほど価値があるように思われますが、なぜ最近のものでも値がつくのかというと、1960年~1980年代に中国で起こった文化革命の影響です。

文化大革命時、中国で切手収集は欧米の文化とされ、兵隊から取り上げられて大量に廃棄されました。そのため、現在の中国本土には、文革当時の切手がほとんど残っておらず、希少性の高い切手としてプレミア価値がつけられているのです。

中国切手はもともと値がつきやすいので、基本的にバラでも買い取ってくれる業者がほとんどですが、やはりバラで売るよりもシートや複数枚合わせて売ったほうが確実に高額買取になります。切り離して別々の業者に買取してもらうよりも、シート1枚で1つの業者に依頼した方が良いです。また、中国切手はシリーズを全部そろえると文章としてつながるものもあるので、見てみると面白いかもしれません。

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外国切手の特徴を紹介します

外国切手の特徴とは?外国切手の特徴をいくつかご紹介します。

消印がついた外国切手の写真

外国切手とはその名の通り日本以外の国で発行された切手のことですが、各国ごとに多種多様で、非常に高い価値の切手から価値の低い切手まで様々あります。

図案は国ごとの特徴が表れていて、コレクターにとっては集めるのが楽しい切手です。特にオリンピックの外国記念切手やオーストリア、ドイツの切手はグラビア印刷を使った美しい色彩が特徴で国内の切手とは違ったインパクトがあります。

世界的に知られている種類はいずれも高額買取の対象となっているので、よくわからない外国切手があれば、一度査定をしてみるのがオススメです。

外国切手は有名なものほど高い値段がついており、中にはバラ切手単体であっても価値が非常に高く、一枚で何十万円もの価値を持つ切手もあります。

価値の高い外国切手で有名なペニーブラックは1840年、世界で初めて発行された郵便切手になります。イギリスで発行されたもので、額面が1ペニー、カラーが黒だったことからペニーブラックと呼ばれています。歴史的価値の高い切手であることから、1枚数十万円で取引される程のプレミア切手です。また、ペニーブラックの次に発行されたペンスブルーや、3番目に発行されたペニーレッドも高値で取引されている外国切手になります。

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寄付金切手の特徴を紹介します

寄付金切手の特徴とは?寄付金切手の特徴をいくつかご紹介します。

寄付金切手を剥がしている写真

寄付金切手は特殊切手に分類されるもので、どのようなものかというと、寄付金付切手は◯円+◯円という風に数字が記載されているのが特徴です。

例えば、郵便局で50円+10円と記載されている切手を購入するとします。単純に60円を支払って購入することになるのですが、郵便切手として利用出来る額面は50円であり、60円分の切手としては使用する事が出来ません。差額にあたる10円が寄付金として、非営利団体などが利用する金額になります。

この10円は切手を購入した時点で寄付を行っているということになります。つまり、仮にその寄付金付切手が不要になったお客様が、金券などの取扱専門店やショップに買取を依頼する場合でも、既に寄付は完結していますので、記載された寄付金分の金額に、買取市場では価値が付随しません。そのため、一般的な記念切手や特殊切手と同じ形で切手買取の評価が行われるのです。

寄付金切手は買取業者には人気になっています。なぜかというと、いずれの切手にも寄付金が付いているわけですが、1937年の時代は1銭~10銭などの切手が多くあり、この時の寄付金は2銭となっています。この時代に発行された切手は切手ブーム以前の物であることから、額面が銭であっても、バラであれシートであれ、買取業者から見れば高い評価をつけるに値する品なのです。

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