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スズメバチを自分で駆除するには?駆除や予防方法について

公開日:2022.6.28 更新日:2024.4.17
スズメバチを自分で駆除するには?駆除や予防方法について

日本に数多くいる蜂の中でも特に危険と言われているのがスズメバチです。強力な毒針を持っていて、駆除作業をする際には慎重さが求められます。

今回はそんな危険とされるスズメバチを自分で駆除する方法についてご紹介。また、業者に依頼した場合の費用相場についても解説します。

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1.スズメバチの特徴とは?

見た目の特徴

飛んでいるスズメバチの絵

スズメバチの駆除を自分で行う場合はその特徴について理解していないといけません。
主なスズメバチの特徴は次の通り。

・体の特徴
スズメバチの大きさは20mm〜40mm程度になります。
胴体はオレンジ色をしていて、脚部を黒色になります。頭部はアシナガバチなど他の蜂よりも若干大きいです。

・巣の特徴
スズメバチの巣の外観は丸く、マーブル模様をしています。
出来て間もない巣の大きさは直径10〜15cmほど。大きさは最大で80cmほどになります。

・活動期間
スズメバチは春から秋の3シーズンにわたって活動しています。中でも6月から10月にかけての夏季シーズンは凶暴化しやすく、注意が必要です。冬に近づくにつれてエサにしている昆虫の個体数が減少していくことから、暑い期間に虫を取ろうとしてスズメバチがやたらと好戦的になります。

2.スズメバチを自分で駆除する方法

駆除の流れ

ハチの駆除を行う防護服を着た男性の絵

スズメバチを自分で駆除する場合は、住処である巣を撤去することになります。
自宅の周りに出来てしまっても、巣がまだ小さければ個人で駆除するのも不可能ではありません。
駆除の手順は次の通り。

1.必要な道具を用意する
攻撃性の高さにかかわらず蜂は針を持っているので、万が一刺されないためにも防護服やヘルメットなど身を守るための道具が必要となります。
スズメバチの駆除に必要な主な道具は以下の通りです。
・ハチ専用の殺虫剤
・白い防護服(黒いものに反応する習性がある)
・長靴
・手袋
・顔にアクリルやメッシュが付いたヘルメット
・長い棒
・ゴミ袋

2.巣を取り除く
必要な道具が用意できたら、巣を取り除く作業に取り掛かります。
作業を行う時間帯としては昼間よりも、働き蜂が帰宅して大人しくしている夜間がより安全に作業を進めることができます。
そのほか、雨の日も蜂が積極的に活動しないので作業を行うのに適しています。

巣を取り除く作業としては、巣から3m離れたところからスズメバチの巣めがけて殺虫スプレーを吹き付けます。
万が一スズメバチが現れてもそのまま吹き付けます。

スズメバチがもう現れないとわかったら、巣に近づいてスプレーを吹き付けます。
ハチ駆除が完了したら、長い棒を使って巣を落とします。

3.巣を捨てる
落とした巣はゴミ袋に入れて、ゴミの日に出します。
袋を閉じる前に、念のために巣に対してスプレーをしておくと生き残ったスズメバチが姿を現すリスクを抑えられます。

ゴミとして処分する際はお住まいの地域のルールに則ってください。
捨て方について分からない場合は、自治体に問い合わせて確認しましょう。

3.自分でできるスズメバチの予防方法

巣を駆除した後の戻り蜂対策は必須

殺虫スプレーを散布している絵

巣を駆除した際に巣にいなかったハチや駆除しきれなかったハチが、しばらくして戻り蜂として前に巣があった場所にやって来ることもあります。
そのため駆除だけでなく、スズメバチの予防策も自分で行うことが大切です
主なスズメバチの巣の予防方法は次の通り。

・巣があった場所に殺虫スプレーを撒いておく
最も手軽な予防方法は殺虫スプレーを使うこと。市販されている駆除スプレーにはスズメバチが嫌いな成分が多く含まれているので、かけておいたところにはスズメバチがよって来なくなります。
ただし、効果の持続は2週間程度です。

・木酢液やハッカ油を吹きつける
木酢液はスズメバチが苦手とする香りがあり、ハッカ油の成分にはスズメバチの忌避効果があります。
巣があった場所や巣が作られそうな場所に撒いておくことでスズメバチの侵入を防いでくれます。
こちらもスプレーと同じく2週間ほどで効果は薄まります。

・農薬を撒く
農薬もスズメバチ対策として利用することができます。
農薬は多くの害虫に対して効果を発揮してくれるので、スズメバチに対しても使えます。
ただし使い方を誤ると健康上の被害につながるのでご注意ください。

・水を撒く
スズメバチがやって来そうなところに水を撒くのもきちんとした予防策です。
スズメバチは湿気の多い場所を嫌う性質があるため、水を撒くだけでもある程度侵入を防ぐことができます。

・巣が出来そうな場所のすき間を防ぐ
外壁のヒビや通気口など、わずかなすき間でも巣が作られることがあります。すき間テープを貼る、フードに網を設置するなどして蜂の侵入を防ぎましょう。

4.スズメバチ駆除はできれば業者に相談しよう!

専門業者をおすすめする理由

ハチの駆除を専門事業者に依頼している女性の絵

市販されているグッズを揃えることで自分でスズメバチの駆除を行うことができます。しかし夏以降になると蜂の数が増えて、個人の手に負えなくなることもあります。

さらにスズメバチの毒は強く、刺されてしまうと最悪の場合死に至るリスクが伴います。働き蜂の攻撃性は高いので素人が駆除作業するのは大変危険です。

そのため、スズメバチの駆除は自分で行うのではなく、専門のハチ駆除業者に相談することを推奨します。
その他にも以下の理由から業者をおすすめします。

・素早く対応してくれる
民間の害虫駆除業者のいいところは素早い対応を心掛けてくれるところにあり、直接連絡するとすぐに駆けつけてくれます。
自宅近くの業者であれば最短30分で到着することもあります。

・高い駆除効果が見込める
知識と経験が豊富なので、駆除が困難なスズメバチであってもすぐに対処してくれます。
また、使用する薬剤も業者でしか手に入らないものを使ってくれるので、面倒な戻り蜂も簡単にお住まいに寄せ付けません。

・必要な手間を省ける
業者であれば電話1本で自宅まで駆けつけてくれるので、個人での作業の手間を省略できます。

・アフターサービスが充実している
業者では作業が終わってからも、定期点検や被害が再発した際の無償駆除などさまざまなサービスを実施しています。
依頼を検討されている業者がどんなアフターサービスを実施しているか事前に確認しておきましょう。

5.スズメバチ駆除の費用相場はいくら?

具体例な費用相場と費用を安く抑えるポイント

見積もり書のイメージ絵

スズメバチの駆除で頼りになる専門業者ですが、気になるのがその費用。
お住まいのエリアにもよりますが、スズメバチの巣を駆除する場合は10,000~50,000円程度になります。
さらに巣にいる蜂の数や巣ができている場所によって駆除費用が異なる場合があります。

スズメバチ駆除にはさまざまなリスクが伴うため、その分費用は高くなる傾向にあります。
ただそんな駆除費用を少しでも安く抑える手段があります。

一つは業者ごとの見積もりを比較すること。
最低でも3社以上見積もりをとると業者ごとの比較がしやすいです。
業者によっては電話やメールでの見積もりを受け付けていますが、業者に現場まで来てもらうことでより詳細な見積もり金額を算出してもらえます。

見積もりの確認にあたっては費用の安さだけではなく、作業内容の詳細をきちんと確かめておくことも重要です。
特に安いことを強調しているところですと、アフターフォローなど必要な作業が省略されてしまっている可能性があります。

もう一つは自治体の補助金制度を活用すること。
多くの自治体ではスズメバチの駆除に要した費用の一部を補助する制度が実施されています。
適用される条件や具体的な補助金の金額は自治体ごとに異なりますので、お住まいの自治体のホームページで調べておきましょう。

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