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自宅における漏電の対策とは?主な原因や日頃からやっておくべき予防方法について

公開日:2022.4.28 更新日:2024.4.15
自宅における漏電の対策とは?主な原因や日頃からやっておくべき予防方法について

自宅にある電気配線や電気器具類といった装置には絶縁が施されていて、基本的に電気が漏れることはありません。しかし時として思わぬことで漏電が発生してしまい、場合によっては命の危険につながることも。

今回はそんなご自宅の漏電対策について解説していきます。

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1.自宅の漏電原因

主な原因

断線した充電ケーブルの写真

電化製品を使用しているうちに発生することのある漏電。それではこの漏電はどのような原因によって引き起こされるのでしょうか。
としては次の通り。

・絶縁体の劣化
漏電は、家電の電気がもれてしまう現象のことを指します。電気が流れている箇所には絶縁体というものがあり、これによって流れ出さないようになっています。
ですが、この絶縁体は使用していると劣化していき、電流を流出させる原因となります。
また、家電製品を雑に扱ったり、傷つけたりすると絶縁体が剥がれやすくなります。

・ケーブルの損傷
家電製品に付いているケーブルが損傷していると漏電が発生することがあります。
特にネズミなどの動物はケーブルをかじることが多いです。

・塩害
海岸沿いにお住まいの方は塩害が原因の漏電にも注意する必要があります。
沿岸部の海水飛沫がケーブルにつくと、漏電を引き起こします。

・コンセントがゆるんでいる
漏電があった際にはコンセントがしっかり差さっているかも確認しましょう。
コンセントがゆるいんでいるとそこからホコリが入ってきて、漏電につながることがあります。

・業者の施工不良
この他、電気工事をしてもらった際の施工不良が原因で漏電することがあります。
事故につながる前に業者に対応してもらいましょう。

2.漏電が引き起こす被害

事故や災害になることも

故障した電化製品の写真

漏電対策は私たちの生活を守るためにやっておかなければなりません。
そんな漏電による被害は次の通り。

・電化製品の故障
漏電によるトラブルでまず気を付けておかなければならないのが電化製品の故障。
漏電が発生すると電化製品に対して一定を超える負荷がかかるようになり、ダメージを受けます。
電化製品は精密な部品から構成されているので、漏電を起こさないようにしっかり対策していく必要があります。

・感電
漏電が発生した電化製品にはむやみに触らないようにしましょう。触っただけだとビリっと刺激を感じる程度で済みますが、流れている電流の強さによっては激しい痛みや呼吸の乱れなどの症状を覚えるようになります。
また、最悪の場合は感電によって死に至るリスクもあります。

・火災
漏電によって流出される電流の量が多い場合は、火災に発展するおそれがあります。
流れ出た電気が紙やホコリなどについてしまうと引火につながります。

・電気代の高騰
この他、漏電によるリスクとして考慮しておかなければならないのが電気代。多くの電気が漏れてしまうとそれだけ余分な電気を消費することにつながります。
これによって高額な電気料金を負担しなければならなくなります。

3.日ごろからできる漏電対策

日生活の中でやっておくべき対策

アース線が繋がれたコンセントの写真

こうした漏電による事故は日頃からきちんと対策していくことで防ぐことができます。
主な漏電対策としては次の通り。

・コンセントをしっかり差す
前述したように、コンセントがゆるんでいると漏電につながりやすくなります。そのため、電化製品を使用する際にはコンセントをしっかり差すことを心がけましょう。

・電化製品をしっかり掃除する
日頃から電化製品を掃除していますか。掃除をやっておかないとホコリが溜まっていき、それが原因で漏電が発生します。
コンセントの根元などこまめにきれいにしていきましょう。

・水に濡れないようにする
電化製品の水濡れは漏電につながることがあります。ブレーカーやコードなどは水に弱いため、漏電を引き起こしやすいです。
また、水で濡れている手で電化製品に触るのも危険です。

水に濡れないように日頃からしっかりと保護しておくことが大切です。

・アース線をつないでおく
アース線とは、電気を地面に逃がしてくれる線のこと。万が一漏電してしまったことを考えて設置しておくようにしましょう。
もしアース線の接続口が存在しない場合は、専門業者に頼んで接続工事をしてもらう必要があります。

・タコ足配線をしない
タコ足配線は漏電の原因になることもあります。使わないコンセントはきちんと抜いておきましょう。

4.漏電してしまったら

漏電修理は専門業者にお任せ

電気工事事業者の写真

感電事故や住宅の災害など数多くの被害を与える電化製品の漏電。
そうした漏電のトラブルに対応してくれるのが電気工事の専門業者です。

業者をおすすめする理由としては次の通り。

・資格を保有したプロの作業員が在籍している
専門業者には知識と経験を兼ね備えたベテランスタッフが在籍しています。
また、素人だとなかなか難しい漏電の修理や対策でも、業者であれば安全かつ確実に対応してくれます。
さらに資格がないと対処できない作業もお任せできます。

・事前準備をしなくてもいい
専門業者は電話1本ですぐにご自宅まで来てくれます。こちらは何も準備しなくてもいいのでとても楽です。

・電化製品に関する疑問を相談できる
家電をはじめ、あゆる電化製品のことを知り尽くしたプロフェッショナルですので、日頃からやっておくべき予防策や漏電してしまった場合の対処方法など、こちらが知りたいことに何でも答えてくれます。
些細なことでも疑問に思うことがあれば、積極的にスタッフに聞いてみましょう。

・アフターサービスが付いている
ほとんどの専門業者には現場の定期点検や万が一不備があった際の無償修理をはじめ、さまざまなアフターサービスを受け付けています。
サービスの内容や保証期間は業者ごとに異なるので、あらかじめ確認されることをおすすめします。

5.漏電修理にかかる費用

専門業者に依頼した場合にかかる費用相場

費用相場のイメージ写真

専門業者に頼むとなる際に気がかりになるのが漏電修理および対策にかかる費用。実際にどれくらいのお金がかかるのでしょうか。

一般的な専門業者の作業費用の目安は次の通り。
・漏電調査:4,000~5,000円
・分電盤の調査:7,000~8,000円
・ブレーカーの交換・修理:20,000~23,000円
・配線の引き直し:2,000~5,000円
・コンセントの交換:3,000~4,000円
・スイッチの交換:4,000~5,000円

これらの費用はあくまでの目安であり、作業を行う場所や被害状況によって費用が変動することがあります。
そんな電化製品の漏電修理費用を少しでも安くする方法があります。

一つは見積もりをとっておくこと。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されていますので、後になってオプションをはじめとした追加料金を請求させる心配はありません。
費用が高いほど適正価格を理解しておくことが大切です。
業者より提示された費用に納得できない場合は、その場でお断りすることも可能です。
最低でも3社以上から見積もりをとっておけば、お住まいの地域で一番安い業者を見つけられます。

もう一つは割引キャンペーンを実施している業者を探すこと。
業者によっては期間限定割引やウェブサイトからの申し込み限定割引などが適用されるところもあります。

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