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冬こそ漏電に注意!主な原因と対策について

公開日:2022.4.28 更新日:2024.4.16
冬こそ漏電に注意!主な原因と対策について

寒さが気になるとエアコンや電気ストーブといった暖房器具が必須になってきますよね。
そんな冬の時期は実は漏電が発生しやすいです。

今回は冬に漏電が起こりやすい原因とその対策についてご紹介。適切な対処法を知って寒い季節を乗り切りましょう。

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1.冬に漏電が起こりやすい原因とは?

冬は電力消費量が多い

蓋が開いたブレーカーの写真

冬場の電気のトラブルとして注意しなければならないのが漏電。
冷え込んでくるとエアコンや電気ストーブといった暖房器具を活用されるかと思います。しかし、こうした暖房器具が漏電の要因となっているのです。

冬の漏電の原因の一つは電気の消費量にあります。
多くの家庭では夏場に比べて冬場の方が電気の使用量が集中しやすく、ブレーカーが落ちやすくなっています。電気ストーブや電気こたつといった熱を発生させる器具は消費電力が大きいため、それによってブレーカーが落ちるリスクが高まります。

もう一つの原因は結露にあります。
結露は屋外の外気と屋内の部屋の温度差が原因でもたらされる現象であり、窓際に発生しやすいです。特に断熱性が低い窓ガラスを採用している場合に見られます。

自宅内にあるコンセントは窓際に配置されているという家庭も多く、結露による水分がコンセントに付着することによって漏電が起きます。

これらの対策を行ってしまうと冬に漏電するトラブルが発生しやすくなりますが、漏電トラブルはきちんとした対策を講じることで個人でも対処することができます。
しかし、出火など万が一のリスクがあるため、相談できる業者を知っておくことも大切です。
お近くにある業者を検索してみて、信頼できるところを見つけておくといいでしょう。

2.冬の漏電対策

主な対処法

ブレーカーのスイッチを押している写真

冬に漏電が発生した際の対処法は次の通り。故障でなければ専門知識がなくとも対処可能ですので、発生した場合はやっておきましょう。

・漏電箇所を把握しておく
はじめにどの箇所が漏電しているのかを把握しておきましょう。
漏電ブレーカーを含むすべてのブレーカーのスイッチを切ります。そうしたら、安全ブレーカー、漏電ブレーカーの順番にスイッチを入れていきます。
その後は漏電箇所を見つけるために安全ブレーカーのスイッチを1つずつ入れていきます。
特定の安全ブレーカーを入れた時に漏電ブレーカーが落ちる場合、そこで漏電が発生している可能性があります。

・ブレーカーのスイッチを入れ直す
アンペアブレーカーの場合は、スイッチを入れ直すことで電力供給が再開されます。
なお入れ直す際には、安全のために使用していた電気器具や家電の電源を切っておきます。

安全ブレーカーについてもスイッチを入れることで電力供給が再開されます。
ブレーカーが管理する場所で使っている家電のスイッチを切った後、安全ブレーカーを入れ直すことで電化製品が故障するのを防ぐことができます。

・業者に連絡する
漏電の修理は業者に頼みます。マンションやアパートのお住まいの方であれば大家さんもしくは管理会社に連絡しておきましょう。

3.冬の漏電の予防策

効果的な予防策

窓に断熱シートを貼っている女性の絵

日頃からきちんと予防することによって冬の漏電を防ぐことは可能です。主な予防法は次の通り。

・契約している電力プランやアンペア数を変更する
前述のように、冬に漏電する原因の多くは暖房器具の使用による電力消費にあります。
契約アンペア数が少なすぎてブレーカーが落ちやすい場合は、契約アンペア数の見直し、もしくは契約する電気料金プランを見直しておきましょう。

・水に濡れないようにする
電化製品の水濡れは漏電につながることがあります。ブレーカーやコードなどは水に弱いため、漏電を引き起こしやすいです。また、水で濡れている手で電化製品に触るのも危険です。
水が濡れないように日頃からしっかりと保護しておくことが大切です。

・アース線をつないでおく
アース線とは、漏れてしまった電気を地面に逃がしてくれる線です。万が一漏電してしまったことを考えて設置しておくようにしましょう。

もしアース線の接続口が存在しない場合は業者に依頼して接続工事を行ってもらう必要があります。

・窓に断熱シートを貼る
窓に付着しやすい結露を防ぐのに役立つアイテムが断熱シートです。
窓に貼っておくことでコンセントからの漏電の原因である結露を防止できるだけではなく、外からの冷気も和らげることができます。

4.冬の漏電対策は専門業者に相談を

業者をおすすめする理由

ブレーカーの点検を行う事業者の写真

冬に発生する厄介な漏電トラブルに対応してくれるのが家電修理の専門業者です。
業者をおすすめする理由としては次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には電気工事士など専門資格を持ったベテランスタッフが在籍しています。
素人だとなかなか難しい漏電の修理や対策でも、業者であれば安全かつ確実に対応してくれます。

・事前準備をしなくてもいい
専門業者は電話1本ですぐに自宅まで来てくれます。こちらは何も準備しなくてもいいのでとても楽です。
また、支払い方法もクレジットカード決済やQRコード決済にも対応してくれるところが多いです。

・電化製品に関する疑問を相談できる
家電をはじめ、あらゆる電化製品のことを知り尽くしたプロですので、日頃の予防策や現在契約している電力プランが適切であるかなど、こちらが知りたいことに何でも答えてくれます。
些細なことでも疑問に思うことがあれば、積極的にスタッフに聞いてみましょう。

・アフターサービスが付いている
ほとんどの専門業者には現場の定期点検や万が一不備があった際の無償修理をはじめ、さまざまなアフターサービスを受け付けています。
具体的なサービスの内容や保証期間は業者ごとに異なるので、あらかじめ確認されることをおすすめします。

5.冬の漏電修理にかかる費用はいくら?

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

冬に漏電した際に気になるのが漏電修理の費用。実際いくらかかるのでしょうか。
一般的な専門業者の作業費用の目安は次の通り。

・漏電調査:4,000~5,000円
・分電盤の調査:7,000~8,000円
・ブレーカーの交換・修理:20,000~23,000円
・配線の引き直し:2,000~5,000円
・コンセントの交換:3,000~4,000円
・スイッチの交換:4,000~5,000円

ただし、これらの費用はあくまでの目安であり、作業を行う場所や被害状況によって費用が変動することがあります。

そんな冬場に発生する漏電の修理費用を少しでも安くする方法があります。
一つは見積もりをとっておくこと。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されていますので、作業が終わってからオプションをはじめとした追加料金を請求させる心配はありません。
万が一業者より提示された費用に納得できない場合は、その場でお断りすることも可能です。

少なくとも3社以上から見積もりをとっておけば、お住まいの地域で一番安い業者を見つけられます。

もう一つの方法は割引キャンペーンを実施している業者を探すこと。
業者によっては期間限定割引やウェブサイトからの申し込み限定割引などが適用されるところもあります。
ご自宅から近い業者を調べてみて、どういったキャンペーンがあるか調べてみましょう。

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