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台風によって換気扇が壊れる?主な影響や自分でやっておくべきこと対策について解説

公開日:2023.6.1 更新日:2024.4.15
台風によって換気扇が壊れる?主な影響や自分でやっておくべきこと対策について解説

室内の空気の循環を良くし、いつでも快適な環境を整えてくれる換気扇。
料理などの気になるにおいへのアプローチや、湿気の多い場所の除湿など、家の中の様々な箇所で大活躍してくれますよね。
ただし、換気扇は屋外とつながっている構造上、台風が接近してくると雨漏りや故障など思わぬ影響をうけてしまうことがあります。

今回はそんな台風による換気扇への影響や具体的な対策について解説していきます。

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1.台風によってもたらされる換気扇への影響

主な被害

天井に設置された換気扇の写真

換気扇は屋内にあるから台風とは関係ないと思われる方も多いかもしれません。しかし、台風と換気扇は大きく関係しています。

例えば台風が接近してきた日に扇風機が何やら揺れるような音が聞こえてきた経験はありませんか。
換気扇はその構造上装置が屋外へと直結しているので、台風や強風による影響を強く受けやすくなっています。
換気扇自体も自然災害への影響を想定して丈夫な作りにはなっているものの、台風の強さによっては被害を受ける可能性があります。

台風によってもたらされる主な被害は以下の通りです。

・故障
台風による影響で一番心配しなければならないのが換気扇の故障。換気扇は排気口を通して外とつながっていることから、そこから強い風が入ってきて壊れる場合があります。

換気扇に付いている羽根は風を回転に変えたり、その逆を行ったりする機能を持っています。
もし強い風を受けてしまうと通常とはが逆方向に羽根が回転してしまい、その影響で換気扇のモーターや羽根が破損することもあります。

破損が起きた時は何かしらの音が聞こえてくるので、換気扇からおかしな音が聞こえてくるようであれば、一度羽根の部分をチェックしておきましょう。

・雨風の侵入
台風が発生している時は、多くの場合雨が伴います。フィルターを設置していない状態ですと、外からのホコリや砂までもが排気口を通して侵入してくることもあります。

・雨漏り
雨漏りと聞くと自宅の屋根を連想される方も多いかもしれませんが、換気扇からも発生することがあります。
通常ですと換気扇は浴室の空気を外へと逃がすように機能していますが、台風による強い風が吹いていると空気の流れに反して雨風が屋内へと流れてしまいます。

そうしたことから台風が直撃してきた場合、外の雨が入ってくることで雨漏りにつながることになります。

また、排気口に施されている防水コーキングも劣化がしやすく、雨漏りにつながるおそれがあります。

2.台風通過前にやっておくべきこと

換気扇は使用しない

運転停止した換気扇の写真

台風が接近してくる前に換気扇の対策としてやっておかなければならないことはたくさんあります。
ここではその中でも最低限やっておくべき対策についてご紹介します。

・換気扇を止めておく
台風が接近している時は換気扇を止めておきましょう。強い風が吹いている状況で換気扇を稼働させておくと、雨風が吹き込んでくるのでスイッチはすぐ切りましょう。

・シャッターを閉じておく
最近では台風対策としてシャッターが付いている換気扇も多く、停止している間は強制的にシャッターが閉じるようになっています。

もしシャッターが付いていない場合は、換気扇の屋外側に専用のカバーを取り付けておくことをおすすめします。
カバーをかけておくことで、台風によって雨風が屋内へと流入しにくくなります。ホームセンターやインターネット通販などでは換気扇用カバーが市販されていますので、活用してみましょう。

また、専用カバーがなくても、代用としてベニヤ板や段ボールを貼り付けることもできます。

・フィルターを掃除しておく
万が一強風が入り込んできたことを考えて、フィルター部分を掃除します。風の影響でホコリが舞うとご家族の健康を害する危険性があります。
前もってきちんとお手入れをしておきましょう。

3.台風通過後にやっておくべきこと

換気扇は必ず確認

キッチンの換気扇を点検する事業者と依頼者の写真

台風が通過してからも、換気扇の対策はしっかりとやっておきましょう。換気扇は精密な部品から構成されているので、強風の影響で何らかの被害を受けている可能性があります。

・換気扇の周りをチェックする
台風が通過してからは換気扇全体をよく確認しておきましょう。羽根部分や給気口、フィルターなどをくまなくチェックします。
また、換気扇を稼働させてみて、異音が聞こえてくることがあります。異音がするようであれば部品が破損しているかもしれません。
もし破損している箇所が確認できたら、すぐに修理しておきましょう。

・オイルを差しておく
台風によって雨風が吹き込んだことで、換気扇の軸のオイルが流されてしまうこともあります。
もしオイルが流されてしまっていたら、専用のオイルを差しておくようにしましょう。

・換気扇を掃除する
雨風が流入してしまったら、換気扇の汚れ具合をチェックしておきます。換気扇についた汚れを放置しておくと、異音や故障につながります。
掃除できる箇所は部品を取り外しておき、一通りきれいにしておくようにしましょう。

・業者に点検してもらう
もし換気扇の不具合があっても原因が特定できないのであれば、速やかに業者に連絡しましょう。

4.台風の影響で換気扇に不具合がある場合は

換気扇が故障したら業者へ連絡しよう!

換気扇を修理する事業者の写真

万が一換気扇に不具合が見られるようでしたら、専門業者に連絡するようにしましょう。
換気扇は精密な機械から構成されているため、強風の影響で故障しやすいです。修理に関しても個人では手に負えないことがあります。

そんな時に頼りになるのが換気扇修理の専門業者です。
知識と経験を兼ね備えたプロですので、素人が作業するよりも安全かつ確実。

最近では24時間受け付けている業者もあるので、急な換気扇トラブルに見舞われた場合でも安心です。
修理だけではなく、換気扇のトラブルに関するあらゆる相談にも応じてくれます。何か疑問に思ったことがあれば、遠慮なく質問してみましょう。

また、修理だけでは手に負えそうにない場合は、換気扇自体を交換しておきましょう。

多くの家庭で使用されている換気扇の平均寿命はおよそ10~15年
しかし、これはあくまでも目安であって使用頻度が高かったり、普段からあまりお手入れをしていなかったりすれば、これより早く寿命が来ます。

換気扇は部品ごとの交換も可能です。
ただし、換気扇に使用されている部品はメーカーによっては交換に応じてもらえないこともあります。

こうしたことから、不具合の解消が難しければ換気扇自体を交換しておきましょう。

5.換気扇修理にかかる費用相場

専門業者に依頼した場合の相場はいくら?

費用相場のイメージ写真

換気扇の修理や部品交換をしてもらう時に、一番気になるのがその費用ですよね。
台風による換気扇への影響を考えると仕方ないと思っていても、やはり気がかりになるでしょう。

換気扇の修理および交換作業にかかる費用の相場は次の通り。

プロペラファンの交換:5,000~10,000円
シロッコファンの交換:60,000~85,000円
換気扇工事:10,000~15,000円
換気扇の処分:1,500~2,500円

ただし、これらはあくまでも目安であり、使用される部品や作業の時間帯によっても費用が変動します。
また、換気扇の修理費用にはある程度の費用が伴いますが、少しでも安くする方法があります。

一つは見積もりを活用すること。
見積もりには作業ごとの内容とそれにかかる費用が詳しく記載されていますので、後になって追加料金を請求させる心配がありません。
また、業者より提示された費用に納得できなければ、その場でお断りすることもできます。見積もりは無料ですので、3社以上見積もりをとっておけば地域で一番安い業者を見つけられます。

もう一つは業者による割引料金が適用される業者を選ぶこと。
期間限定の割引料金やオンラインで申し込みされた方限定の割引などが利用できるところもあります。
お近くの業者でこうしたキャンペーンがあるかチェックしてみましょう。

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