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換気扇の用途を場所別に紹介します

公開日:2022.4.28 更新日:2024.4.9
換気扇の用途を場所別に紹介します

色々な場所に取り付けられている換気扇。主な場所だけでもキッチン、浴室、トイレなどさまざまです。お住まいのお宅によっては床下や屋根裏、リビングに換気扇が取り付けてあることも。換気扇の主な用途は換気ですが、場所によってはカビ対策や除湿目的で用いられていることもあります。

そこで今回は場所別に換気扇の用途や使用方法を紹介していきます。

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台所での換気扇の用途とは?

台所での換気扇の主な用途は調理の煙や臭いを外に排出することです

ライトがついた台所の換気扇の写真

帰宅した時に晩御飯の匂いがしたり、朝起きると味噌汁の匂いがすると何だか落ち着きますね。しかし、それがずっと部屋の中に残っていたらどうでしょう?多くの方が不快に感じることと思います。

台所にある換気扇はそんな匂いを室外に排出する役割があります。さらに焼き魚や焼肉などの煙も外に逃がしてくれます。

もし何らかのトラブルで台所の換気扇が使えなくなってしまうとイスやテーブルなどに付着してしまい、その臭いにしばらく悩まされることに。特にソファや衣服などの布製品は臭いを吸着しやすいので非常に厄介です。

また、天ぷらや唐揚げなどの揚げ物を調理した時も、換気扇が無ければいつも以上に油が飛び散ることになります。さらに台所の換気扇はシンクの排水口の臭いを抑制する役割も持っています。

普段は意識していないキッチンの換気扇ですが、前述したような重要な役割を持っている機械です。 台所の換気扇に異音や異臭などの異常を確認したら使用しないで下さい。確かに重要な役割を果たしていますが、だからといって異常があるのに使用してしまうと火災などに発展する危険があります。その際は自分で解決するか専門業者に相談して下さい。また前述した臭いや煙を防ぐためにも、トラブルが解決するまでガスコンロやIHを使用した料理は作らないようにしておきましょう。

風呂での換気扇の用途とは?

お風呂での換気扇の主な用途は湿気の除去によるカビの抑制です!

お風呂の換気扇の写真

お風呂での換気扇の用途は多くの方が知っている通り湿気の除去です。温められた空気を外に逃がすことによって、浴室の湿度を下げ乾燥させます。

お風呂場の換気扇のもうひとつの役割が排水口からの臭いを室外に排出すること。排水口の奥にはS字トラップが取り付けられており、その部分に水を溜めておくことで下水管からの臭いを防いでいます。

ですが排水口とS字トラップの間にヘドロなどが付着している場合は異臭がしてしまいます。つまり浴室の換気扇がトラブルを起こしてしまうと、湿度の上昇によってカビが大量繁殖することがありますし、排水口からの異臭が充満する危険があるということです。

これではとてもお風呂に入れる状況ではありませんし、無理して入ったとしても全くサッパリしませんね。さらに最近では、従来の換気扇の役割に洗濯物を乾かすことができる機能の付いた浴室乾燥機が主流になりつつあります。 これが取り付けられた浴室で換気扇がトラブルを起こしてしまうと、より悲惨な状態になってしまいます。昔は入浴中や入浴後だけ換気扇を使用すればいいと言われていたのですが、近年のさまざまな研究によると24時間稼働させていた方が効果が高いとされています。であれば、なおさら定期的にメンテナンスして故障しないようにしなくてはいけませんね。

トイレでの換気扇の用途とは?

トイレの換気扇の主な用途は異臭を外に排出することと臭いの吸着を防ぐこと

換気扇が設置されたトイレの写真

トイレの換気扇の役割は皆さん知っての通り臭いを外に逃がすことですね。他人の臭いの残ったトイレには入ることすら二の足を踏んでしまいます。

もしトイレの換気扇がトラブルを起こすなどして止まってしまったら。想像するだけでゾッとしてしまいます。家のトイレでしたら100歩譲って我慢できたとしても、商業施設などの公共の場所では換気扇の壊れていないトイレを探すことと思います。

機能が低下したトイレは花火大会やフェスで設置してある簡易トイレを思い出していただけると、大体イメージできるかと。昔に比べ改善はしましたが、簡易トイレの換気扇は商業施設などのものと比較するとどうしても機能が劣ってしまいます。

トイレの換気扇のもう一つの役割が臭いの吸着を防ぐことです。 トイレに張ってあるクロスの多くは臭いを吸着しやすい特性を持っています。換気扇を使用していない状態でしたら室内に異臭が長く残留しますので、クロスが臭いを吸い込んでしまいます。クロスに付いた臭いはなかなか除去できませんので注意が必要です。このように、トイレの換気扇は日常生活に欠かすことが出来ないものですので、定期的に掃除や点検をしてトラブルが起きないようにしておきましょう。

リビングでの換気扇の用途とは?

リビングの換気扇の主な用途は空気の循環。タイプ別に特徴を紹介します

換気扇が設置されたリビングの写真

リビングの換気扇の主な役割は空気を循環させることで生活臭などを外に排出することです。

最近は物騒な世の中になっていますので、窓を開けずに空気の入れ替えが出来る換気扇は非常に便利です。しかしこれには問題が一つだけあります。それは冷房や暖房の効きが悪くなるということ。

例えば猛暑日に冷房を使用していたとして、せっかく室内が28℃に保たれていたとしても換気によって室外から36℃の空気を取り入れたら室温が上がってしまいますし、電気代も余計にかかってしまいます。

そこで登場したのが熱交換形換気扇です。この換気扇は空気を取り入れる際に室温に近い温度にしてくれる機能がありますので、先ほど紹介した問題も解決できます。

さらに花粉症やアレルギー体質の方のために空気清浄機能付き換気扇も販売されています。リビングでの換気扇の役割は時代と共にますます増えています。 さらにリビングの換気扇には、雨が多い時期に湿気を外に逃がしてくれる役割もあります。これによりカビの繁殖を抑制することが出来ますので、結果的に家の劣化を遅らせることが出来ます。リビングの換気扇は、トイレや台所に設置されている換気扇と比較すると取り付け方法が特殊であったり構造が複雑な場合が多いので、トラブルの際は専門業者に解決してもらうことをお勧めします。

換気扇の用途に関する情報まとめ

換気扇の場所別の用途に関する情報のまとめとポイントのおさらい

換気扇を事業者が修理している写真

ここまで紹介したように換気扇には取り付け場所によってさまざまな用途があります。どの場所の換気扇も快適な生活には欠かすことの出来ないものですので、異常を発見した際は適切に対処しましょう。

さらに一番大切なのは換気扇がトラブルを起こさないように普段から手入れしておくことです。自分で手入れできない、異常があるけど解決できない、といった方はメーカーや専門業者、家電量販店に相談して下さい。

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