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梅雨に備えて虫対策を!具体的なやり方や業者の費用について

公開日:2022.4.21 更新日:2024.4.17
梅雨に備えて虫対策を!具体的なやり方や業者の費用について

多くの虫たちは高温多湿な環境を好むことから、梅雨入り以降は特に害虫が発生しやすいです。
ただしっかりと対策をしておくことで自宅に現れる害虫を予防できます。

今回はそんな梅雨に現れる虫の対策について解説します。
あわせて害虫駆除業者に依頼した時の費用についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.梅雨に現れる虫とは?

梅雨は虫対策においてとても重要な季節!

湿気の多い部屋の絵

梅雨に虫対策が必要になる理由としては、多く虫たちは高温多湿な環境を好むことから、特に湿気がこもりやすい梅雨の屋内は虫にとって格好の住処となるからです。

梅雨に発生する主な害虫の種類は次の通り。

・ダニ
日本にはイエダニやヒョウヒダニ、コナダニ、ツメダニなど、さまざまなダニが存在します。
そんなダニは湿度が60〜65%以上になると活発になり、梅雨の時期ですとおよそ150倍にも増殖するといわれています。

ダニの侵入経路としては、人の衣類やペット、民家に侵入する野生動物、他の害虫につっくいて入ってくることが多いです。

・コバエ
梅雨入り以降によく発生するのがコバエ。特に25〜30℃の気温と、70%以上の湿度で発生しやすくなります。
コバエは繫殖能力が高く、メスは1週間~1ヵ月程度の寿命で500個もの卵を出産します。

・ゴキブリ
ゴキブリは気温や湿度が高くなると現れやすくなります。
昼間や夜など時間帯に関係なく出没し、冷蔵庫の下や家具の裏側、キッチンの収納などに潜んでいることが多いです。
また、流し台やゴミ箱などエサになりそうなものがある場所にも隠れています。

・クモ
クモは捕食対象であるハエが出やすいことから、梅雨入り以降に出没しやすくなります。
民家に現れるクモではハエトリグモの他に、長い脚を持つアシダカグモがいます。

・ムカデ
熱帯地域の害虫であることから、梅雨入りから見られます。
また、5月~6月の梅雨の時期に繁殖期を迎えることから、繁殖相手やエサを探すために行動範囲が広がり、人家へ侵入することが多くなります。

2.梅雨に虫が現れやすい場所とは?

家の中で出没しやすい場所

虫が出て困っている女性の絵

こうした梅雨入り以降に家の中に現れる害虫には出没しやすい場所が存在します。
どの場所に現れるのかを把握しておくと梅雨の虫対策がしやすくなります。

・水回り
前述の通り多くの害虫は湿度の高い場所を好むことから、浴室やキッチンといった水が頻繫に使われている場所に現れることが多いです。
また、キッチンの流し台には生ゴミを放置していることもあり、害虫を寄せ付ける要因になりやすいです。

・隠れやすい場所
ゴキブリは積まれている雑誌の山や空いた段ボール、家具の隙間など身を隠しやすい場所に潜んでいます。
また、そのゴキブリを捕食することのあるムカデもそこから入ってくることもあります。

・窓や玄関のすき間
ハエやゴキブリなどはちょっとしたすき間から入ってくることが多いです。
すき間の大きさによってはムカデやアシダカグモのようなやや大きい個体の虫も侵入してきます。

その他、換気扇のすき間も外とつながっていることから、害虫の侵入経路になりやすいです。

・家具の下や裏側
人の目が届きにくく、薄暗いことから家具の下や裏側はゴキブリの住処になっていることがあります。

また、ソファーやクッションなどの布類にはダニが潜んでいることが多く、きちんと湿気対策をしておかなければなりません。

3.梅雨の虫の対策方法

家の中で見かけたら駆除しよう!

殺虫剤のイメージ絵

最近ではさまざまな害虫駆除グッズがあり、自分でも梅雨の虫対策がしやすくなってきました。
梅雨の虫対策に有効な対策グッズは次の通り。

・殺虫スプレー
家に侵入してくるあらゆる害虫を退治する際に最もお手軽なのが殺虫スプレーです。
ドラッグストアやホームセンターなどで気軽に購入することができます。

ハエやゴキブリなど特定の害虫を退治したいのであれば専用のものを選ぶのが望ましいです。特定の害虫に対して効く成分が多く含まれていますので、高い殺傷能力が期待できます。

ただし専用の殺虫スプレーでも1回使用しただけでは効かないこともあります。そのため、使用する際にはなるべく数回程度はスプレーしておくといいでしょう。

・ハエ取り紙
室内にいるハエの駆除で役に立つアイテムがハエ取り紙です。
人体に悪影響を及ぼすような成分が含まれていないので、殺虫スプレーに抵抗のある方でも使いやすいのが魅力です。

・捕虫器
蚊やハエ、ゴキブリといった害虫を捕まえてくれるアイテム。害虫が好むとされるエサや臭いなどが含まれていて、簡単におびき寄せることができます。

・蚊取り線香
蚊を駆除するのに役立つアイテムとして有名ですが、蚊以外にも様々な虫の退治にも効果が期待できます。
煙が多少気になりますが、線香の煙は室内の隅々にまで届いてくれるので、奥に潜んでいる虫に対しても効果を発揮してくれます。

ただし、ペットとして飼育しているカブトムシなどの昆虫や観賞魚なども蚊取り線香の殺虫成分の影響を受けやすいので、それらを飼育している部屋での使用は注意が必要です。

4.梅雨に発生しやすい虫の予防方法

主な予防方法

リモコンでエアコンを操作している絵

梅雨の虫対策では駆除だけではなく、予防方法も抑えておく必要があります。
主な予防方法は次の通り。

・侵入経路となるすき間を埋める
家の中にはさまざまなところに小さな隙間が存在していて、そこから害虫は侵入してきます。こうしたすき間を無くすことが害虫対策として効果的です。

そんなすき間の解消に役に立つのがホームセンターなので購入できる隙間テープです。
もし隙間の幅が広いようであれば、リフォーム業者に依頼して工事してもらうことをおすすめします。

・水たまりをなくす
コバエなどは水たまりのある場所に集まってきます。植木鉢の水受けなど水が溜まっている場所の水はこまめに捨てましょう。

・除湿を行う
梅雨のお部屋の湿気対策には、エアコンの除湿機能を活用しましょう。特に弱冷房除湿はお部屋を涼しくしてくれる上、電気代も安く済むのでおすすめです。

また、お風呂から出たらすぐに換気扇を回すことも必要です。

・ハーブを置く
人間が好むハーブには虫が嫌がる成分や香りが含まれています。そのため、ラベンダーやレモングラス、バジルなどを育てておくと害虫対策になります。
ドライハーブにして室内に飾るとインテリアにもなります。

・網戸用の虫よけを貼る
コバエをはじめとした小さな虫の対策には網戸用の虫よけが便利です。網戸の外側に貼り付けた方が効果が高まります。

5.梅雨の虫の対策は害虫駆除業者におまかせしよう!

害虫駆除にかかる費用相場

害虫駆除事業者の絵

ただこうした梅雨の虫対策は個体数が多いと個人では難しいです。そんな時に頼りになるのが害虫駆除の専門業者です。
主な梅雨の虫ごとの対策にかかる費用相場は次の通りです。

ダニ:50,000~60,000円
コバエ:13,000〜14,000円
ゴキブリ:20,000~50,000円
クモ:10,000~15,000円
ムカデ:15,000~20,000円

ただし、依頼される業者の技術や使用する薬剤の種類などによって費用は異なる場合があります。
また、業者が家まで駆除しにくる際にかかる出張費用なども加算されます。

このように、梅雨の虫対策を業者に依頼するとある程度費用はかかりますが、そんな費用を少しでも安くする方法があります。

一つは割引キャンペーンを活用すること。
業者によっては期間限定で割引や費用がお得になるキャンペーンを実施しています。お近くの業者でそうした割引を実施しているかどうか調べてみましょう。

もう一つは早めに駆除を依頼すること。
害虫による被害が大きいほど、駆除にかかってくる費用は高くなります。そのため、被害が拡大して余計な出費が出ないように、業者にはなるべく早めに依頼されることをおすすめします。

この他、業者ごとの見積もりを比較することも大切です。
見積もりには作業の詳細や費用の内訳が記載されています。必要な作業を把握しておけば、後から不要なオプションサービスを申し込まずに済みます。
最低3社以上の見積もりを比較しておくと、エリア内で一番お得な業者を見つけ出すことができます。

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