換気扇から謎の異音がする! 変な音の原因と対処法を解説
公開日:2022.4.28 更新日:2024.4.10換気扇を動かしている時、「ブーン」や「キーン」といった異音が聞こえてくることはありませんか?こうした変な音が聞こえてきた時は換気扇内部で何かしらの異常が発生しているかもしれません。今回はそんな換気扇の異音の原因や対処法について詳しく説明します。
換気扇を動かしている時、「ブーン」や「キーン」といった異音が聞こえてくることはありませんか?こうした変な音が聞こえてきた時は換気扇内部で何かしらの異常が発生しているかもしれません。今回はそんな換気扇の異音の原因や対処法について詳しく説明します。
異音がする主な原因としては次のことが挙げられます。
・換気扇が汚れている
換気扇を動かしていると、何らかの汚れを吸着してしまいます。空気中にはほこりや塵といった細かい物質が含まれていますので、どうしても汚れが溜まってしまうことに。こうした汚れが付いていると、換気中に「ボー」や「ゴー」といった異音が聞こえてきます。
・プロペラ部分が劣化している
換気扇に取りつけてあるプロペラ部分が劣化していると、「カラカラ」といった異音が聞こえてきます。プロペラはもちろん、ファンについても部品の劣化が起こり、そうした音が出ることもあります。
・潤滑油が不足している
換気扇のファンの動作に欠かせないモーターですが、それを正常に動作させるには潤滑油が必要となります。潤滑油が足りていないとモーターの回転軸が上手く動かなくなり、ファンの回転が悪くなります。もし「カラカラ」といった変な音がするようでしたら、潤滑油を加えておく必要があります。
・換気扇自体が劣化している
換気扇を使用しているうちに、本体は必然的に劣化します。また換気扇の寿命は10年ですので、それを過ぎると使えなくなっていきます。「キーン」といった高い異音がしたら、劣化や寿命を疑いましょう。
ご自宅に置いてある掃除道具や必要最低限の工具さえあればきちんと掃除できます。必要となる道具は次の通り。これらの道具をしっかり用意しておけば、ある程度は対処できます。
・ゴム手袋
・ドライバー
・掃除機
・雑巾
・バケツ
・アルカリ性洗剤
基本的なドライバーと雑巾さえあれば掃除をすることができます。ただし付着しているほこりの量が多い場合もありますので、掃除機も用意しておくといいでしょう。
換気扇をしっかり清掃するためには、部品を分解しておく必要があります。そんな部品を取り外す際にドライバーを使用します。また作業中、ベタベタした油汚れが付着する可能性がありますので、作業を行う時はゴム手袋をはめておくことをおすすめします。
油汚れを落とす際には洗剤を使用します。特にアルカリ性洗剤は酸性の油汚れを落とすのに大いに役立ちます。洗剤以外のものであれば、重曹を利用することもできます。もし油汚れが厄介でなかなか落ちないという場合であれば、洗剤の代わりとして使ってみるといいでしょう。
・台所の場合
キッチンのケースですと、ベトベトした油汚れが付着していることがあります。ですので、こうした汚れもしっかり掃除しておかないといけません。
1.部品を取り外す
最初に換気扇の電源を切り、コンセントもしっかり抜いておきます。そしたら、ドライバーを使ってフィルターや内部にあるプロペラを取り外します。
2.お湯を用意する
40℃ほどのお湯をバケツに張っておきます。
3.部品に洗剤を塗布する
先ほど取り外しておいた部品にアルカリ性洗剤をしっかりとつけておきましょう。
4.換気扇内をきれいにする
雑巾に洗剤をつけ、換気扇内を拭きます。
5.部品を洗う
先ほどの部品を洗い、乾燥させます。
6.元通りにする
乾燥し終えたら、ドライバーを使って元通りにしましょう。
・浴室などの換気扇
1.部品を取り外す
台所の時と同じく、電源を切ってカバーとプロペラを外します。
2.部品を水洗いしておく
先ほど取り外したカバーやプロペラを水洗いしておきましょう。その後はしっかりと乾燥させます。
3.換気扇内をきれいにする
雑巾を使って換気扇内部をきちんと拭いておきます。
4.元通りにする
最後に乾燥し終えた部品を取りつければこれで完了です。
主な予防方法は以下の通りです。
・定期的に掃除しておく
換気扇汚れは異音の大きな要因の一つ。3ヶ月~半年に1回程度は必ず掃除するようにしましょう。毎週や毎月もしておく必要はなく、これくらいの頻度で十分です。ただし、ほこりが付いた油汚れになると時間が経過すると落とすのが面倒になってきます。そんな時は換気扇の外側を雑巾で拭いておくだけでも大丈夫です。週1回程度はきちんと拭いておきましょう。
・潤滑油をさしておく
モーターを回転させる潤滑油が足りないと異音が発生しますので、不足していればその都度さしておかないといけません。換気扇のファンを外せばモーターが見えますので、ドライバーでモーターを取り外します。そしたらそれを分解し、ベアリング部分へ潤滑油を指します。後は元通りに組み立てるだけで終了です。
・換気扇を点検してみる
時々換気扇本体や部品を点検してみることも大切。換気扇を購入された年月を合わせて確認しておき、寿命が来ていないかどうか確かめておきます。もし部品が破損していたり、寿命が来ていた場合は修理したり、交換したりしておく必要があります。長く使用するものなので、メンテナンスを怠らないようにしましょう。
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また、業者は換気扇トラブルに関するさまざまなお悩みの相談にも乗ってくれます。換気扇部品のメンテナンスや掃除の仕方など、もし何か疑問があれば担当スタッフに相談してみることをおすすめします。換気扇の異音トラブルお悩みの際には、ぜひ最寄りの業者に連絡してみましょう。