エアコンで花粉症対策をする! 使用する際の注意点やお手入れの方法も解説
公開日:2023.5.2 更新日:2024.4.15
暖かくなってくるにつれて気になるのが花粉。実は室内にはたくさんの花粉が浮遊しています。
その花粉の侵入経路の一つが「エアコン」です。
今回は、花粉症対策におけるエアコンの使い方や、クリーニング方法などについて解説していきします。
暖かくなってくるにつれて気になるのが花粉。実は室内にはたくさんの花粉が浮遊しています。
その花粉の侵入経路の一つが「エアコン」です。
今回は、花粉症対策におけるエアコンの使い方や、クリーニング方法などについて解説していきします。
多くの人が悩んでいる花粉症。春になると外に浮遊している花粉を気にして外出を控えているという方もいらっしゃるかと思います。
しかし、そんな花粉が浮遊しているのは外だけではありません。実はお部屋にもたくさんの花粉が入ってきているのです。
花粉の侵入経路として注意しなければならないのがエアコン。使用されている機種が古いタイプのものですと外気を取り込むため、それによって花粉が侵入してきます。
また、換気扇も花粉の侵入経路となるので要注意です。
この他、外出した際に着ていた衣服やかばん、メガネなどにも花粉が付着しています。こうした花粉が室内で舞ってしまうと、エアコンが吸収し、拡散させてしまう可能性があります。
このように人が生活するだけで、多くの花粉が室内へと侵入していきます。
春はまだまだ寒さが気になり、暖房を効かせるために室内を締め切っていることが多いです。そして密閉された空間ですと花粉を吸い込んでしまう危険性が高まります。
そのため、日頃から外出の頻度に関わらず花粉症対策をしっかりと行う必要があります。
帰宅したら服やかばんをしっかりとはたいておく、外出時にはメガネをかける、お部屋をきちんと掃除するなど、できることがたくさんあります。
室内に浮遊している花粉の対策はたくさんあります。ここでは気軽に実践できる対策をご紹介します。
・こまめに換気を行う
室内に浮遊した花粉を取り除くには換気を行うのが一番。ただ窓を開ける時間帯に注意しなければなりません。
花粉の飛散量が多い昼間~夕方頃に換気を行うと、室内に多量の花粉を入れてしまうことになります。そのためなるべく花粉の飛散が少ない夜もしくは朝に換気を行うのが望ましいです。
もし、昼間に換気を行いたい場合は必ず網戸を使用するようにしましょう。網戸をしておくことで侵入する花粉の量を減らせます。
・洗濯物を部屋干しする
洗濯物の部屋干しも花粉対策になります。外に洗濯物を干していると洗濯物に花粉が付着してしまいます。なので、花粉の飛散量が多い春頃には洗濯物は室内で乾燥させるのがおすすめです。
室内では洗濯物が乾きづらく、雑菌が繁殖しやすいので、乾燥させる際にはエアコンや扇風機を稼働させる必要があります。
・空気清浄機を活用する
空気清浄機を使用することで室内に浮遊する花粉を取り除くことができます。
設置する際には空気清浄機の吸い込み口や吹き出し口を妨げるものがないかどうか確認しましょう。
適切な位置に置くことで花粉をしっかり除去してくれます。
エアコン内部には花粉が溜まっていて、稼働させているうちに拡散させている可能性があります。
花粉が溜まりやすい場所としてはフィルターとフィルターの奥があります。これらの箇所をきちんと掃除しておくことで室内の花粉量を減らすことができます。
エアコンのフィルターは2週間に1回を目安に掃除しておくのが望ましいです。
なお掃除を行う際はほこりを吸い込む可能性があるので、マスクをして行うようにしましょう。
そのままフィルターを外すとほこりが舞ってしまうので、外す前に周りやパネル付近に掃除機をかけておきます。
次にフィルターを外していきます。フィルターは折れやすいのでゆっくりと外すようにしましょう。
外したフィルターに掃除機をかけておきます。掃除機をかけたら水で洗い流します。また、水で洗い流す際に歯ブラシや柔らかい毛のブラシを使うことで花粉やほこりをしっかり落とすことができます。
もしエアコンのフィルター汚れがひどくてなかなか落ちない場合は、台所用の中性洗剤を使います。
水で洗い流したら水気を拭きとっておき、新聞紙やビニールなどの上に置きフィルターを乾燥させます。
乾燥が終わったら元通りにエアコンにフィルターを取りつけます。
エアコンのフィルターを掃除しておくことは大切ですが、それだけではエアコンの花粉を対策しきれないことがあります。
一度掃除をしても花粉は絶えず入っていきます。そうした花粉の侵入を防ぐためにもエアコンの吸い込み口にはフィルターシートを取り付けておくことをおすすめします。
花粉やハウスダスト用のフィルターシートが市販されているので、それをフィルターに取り付けておきます。
フィルターシートはエアコンが吸い込む花粉をキャッチし、内部に花粉が溜まったりエアコンの空気で花粉が拡散したりするのを防ぎます。
また、フィルター奥の熱交換器など、エアコン内部には素人ではなかなか落とせない花粉やハウスダストが残っています。
もし、フィルターをきれいにしてもエアコンの吸い込みが悪いと思われたら、内部に落としにくい花粉やハウスダストが潜んでいる可能性があります。
こうした箇所の掃除はハウスクリーニングの専門業者に依頼することをおすすめします。
業者に頼むと費用こそかかりますが、フィルターのお手入れはもちろん、エアコン内部まで高圧洗浄でピカピカに掃除してくれます。
きちんとエアコン内部の花粉を取り除きたい場合は、ハウスクリーニング業者に連絡してみましょう。
エアコンクリーニングにかかる料金相場は次の通りです。
壁掛けタイプエアコン:10,000~14,000円
お掃除機能付きエアコン:18,000~3,000円
上記の金額はあくまでも目安です。
また、エアコンの機種やメーカーによって掃除方法が異なることから、金額がこれよりも上下する場合もあります。
この他、ハウスクリーニング業者に依頼する際には出張費用も別途加算されます。業務が置いている営業所から遠いほど、出張費用も高くなります。
また、早朝や深夜などの時間帯に依頼されると追加料金が発生することもあります。
そんなエアコンのクリーニング費用ですが、安くする方法があります。
その一つは複数台同時にクリーニングを依頼すること。業者によっては2台以上クリーニングを依頼すると割引してくれるところもあります。
もしホームページに掲載がない場合でも、交渉次第で割引に応じてくれる可能性があります。
きちんと見積もりをとることも重要です。最近ではほとんどのハウスクリーニング業者が無料で見積もりを実施しています。
お時間に余裕があるようでしたら、最低でも3社以上見積もりをとっておくといいでしょう。
この他、業者によってはお得なキャンペーンを実施しているところもあります。
期間限定の特別価格やWEB申し込み特別価格などをりようすれば、相場よりやすい費用で掃除してもらえます。