エアコンクリーニング後に効きが悪い!冷えない・温まらない原因や対処法などを解説
公開日:2024.7.29
エアコンのクリーニングは、高い技術を持つ専門の業者に依頼したいですよね。しかし、プロの業者に依頼してもクリーニング後にエアコンの効きが悪くなったという例が報告されています。
この記事では、エアコンクリーニング後に効きが悪くなったときの対応について解説します。
エアコンのクリーニングは、高い技術を持つ専門の業者に依頼したいですよね。しかし、プロの業者に依頼してもクリーニング後にエアコンの効きが悪くなったという例が報告されています。
この記事では、エアコンクリーニング後に効きが悪くなったときの対応について解説します。
エアコンクリーニング後に冷えない・暖まらにないと感じた場合、まずはエアコンの故障が原因で効きが悪くなっているかどうかを確認しましょう。
例えば、エアコンの効きが悪いと感じるとき、リモコンの運転モードが本来使用したいモードになっていないことがあります。間違って送風モードや除湿モードになっていないか確認しましょう。
また、設定温度が適切であるかも確認しましょう。例えば、冷房の場合は室温より低めに設定されているかどうかです。
風量が「低」に設定されている場合も、効きが悪く感じる要因となります。風量を強に設定してみてください。
さらに、外気温と室内温度の差が大きい場合、エアコンの効きが悪くなり、冷却や加熱に時間がかかることがあります。
冷房を使用する際はいつもよりも低めの温度に設定し、暖房を使用する際はいつもよりも高めの温度に設定して、しばらく様子を見てみましょう。
そのほか、エアコンの効きが悪い原因の一つとして、室外機の故障が考えられます。室外機が正常に稼働しているかどうか確認しましょう。
上記を試してもエアコンの効きが改善されない場合は、クリーニング作業による故障の可能性があります。
その場合は、早急にクリーニング業者に連絡することが重要です。時間が経過するほど原因の特定が難しくなり、問題の解決が困難になるからです。
エアコンクリーニングの際に以下のような状況がある場合には、効きが悪くなる可能性があります。
・不適切なクリーニング
クリーニングが不十分で、内部に汚れやほこりが残っている場合、エアコンの効率が低下することがあります。
・クリーニング後の不適切な組み立て
フィルターや部品が正しく取り付けられていない場合、エアコンの気流が妨げられ、効率が悪くなることがあります。
・電子部品の損傷
クリーニング中に電子部品が損傷した場合、エアコンの制御システムに問題が生じ、効率が低下することがあります。
・フィルターの目詰まり
クリーニング後にフィルターが正しく取り付けられず、目詰まりが発生した場合、空気の流れが妨げられ、エアコンの効率が低下することがあります。
・冷媒ガスの問題
クリーニング中に誤って冷媒ガスが漏れた場合、冷却能力が低下することがあります。
クリーニング後にエアコンの効きが悪くなり、原因もわからない場合は、故障している可能性があります。
故障している場合は修理業者に依頼するのがおすすめですが、その前にエアコンクリーニング業者に連絡してください。
保証期間内であれば、修理をしてくれる可能性があるからです。クリーニング後の保証期間は当日のみがほとんどであり、長くても3日程度しか保証してくれません。
そのため、できるだけ早く動作確認をしておいて、問題がある場合はすぐにクリーニング業者に連絡をしてください。業者の保証期間内であれば、返金や修理対応をしてくれます。
反対に、保証期間を把握してないまま故障チェックや確認を後回しにしていると、業者に連絡をしても対応してくれません。
■エアコンクリーニング業者の対応は返金か修理対応
保証期間内に連絡をした場合でも、故障時の対応は業者によりけりです。ただし、故障した部品の修理交換や、クリーニング費用の返金が一般的です。
エアコンそのものを無償で取り換えてくれるわけではないので、事前に故障時の対応をチェックしておかなくてはいけません。
■エアコンが古すぎると故障しても対応できない場合がある
クリーニング後にエアコンが故障していた場合でも、あまりにも古すぎるエアコンである場合は、修理対応ができない可能性があります。
エアコンの部品は、製造から10年ほどで製造されなくなるケースがほとんどです。10年以上昔のエアコンを使っている場合は、クリーニング後に故障したとしても、交換修理をしてくれません。
エアコンクリーニングを依頼する際、安全性とコストパフォーマンスを最大化するためには、業者の選び方が重要です。以下に、業者を選ぶ際のポイントを解説します。
■信頼できる専門業者の選び方
エアコンクリーニング業者は多く存在しますが、中には悪質な業者もいます。信頼できる業者を選ぶためには、以下の点に注意しましょう。
・技術力と実績
業者の技術力や実績を確認することが重要です。専門的な研修を受けたスタッフが在籍しているか、ホームページに研修内容が記載されているかを確認しましょう。
また、長年の実績があり、豊富なクリーニング経験を持つ会社であれば、安心して依頼できます。
・損害賠償保険の確認
技術力や実績と同様に重要なのが、損害賠償保険に加入しているかどうかです。クリーニング作業中に万が一のトラブルが発生した場合に備え、保険の有無を確認しましょう。
▼保険の確認方法
ホームページや見積もり時に、損害賠償保険に加入しているかどうかを確認します。特に、日本エアコンクリーニング協会に所属している業者は、賠償責任保険を整備しているため、信頼性が高いです。
■複数業者から見積もりを取る
依頼する前に、複数の業者から相見積もりを取ることをおすすめします。これにより、以下のメリットがあります。
・作業内容の比較
同じ料金でも、業者によって提供するサービス内容が異なります。複数の見積もりを比較することで、最も充実したサービスを提供する業者を選ぶことができます。
・価格交渉の機会
相見積もりを取ることで、価格交渉が可能になります。複数の見積もりを基に値下げ交渉を行うことで、よりお得に依頼できる場合があります。ただし、過度な交渉は業者に嫌われる可能性があるため、適度な範囲で行いましょう。
■安さに惑わされない業者選び
エアコンクリーニングを依頼する際、料金の安さだけで業者を選ぶのは避けるべきです。以下、その理由と注意点を説明します。
・技術と品質の問題
安価な業者は、技術力や品質に問題があることが多いです。経験の浅いスタッフが作業を行い、不適切なクリーニング方法でエアコンを傷つけることがあります。
依頼前に口コミ等を必ず確認して、評判が悪い場合は依頼は避けるようにしましょう。
・保証の不十分さ
安価な業者は、クリーニング後の保証が不十分な場合があります。クリーニング後にエアコンが故障しても、保証が適用されず、自己負担で修理しなければならないことがあります。
・作業後に追加費用を請求されることも
初期費用が安く見えても、追加料金が発生することがあります。特定の部品や追加作業が必要な場合、予期せぬコストがかかることがあります。
エアコンクリーニングを依頼する際には、料金の安さだけで業者を選ぶのは避けましょう。技術力や保証内容、信頼性を重視し、安心して依頼できる業者を選びましょう。
エアコンクリーニングの際、トラブルを防ぐためには作業に立ち会うことが大切です。以下に、その理由と立ち会い時のポイントを紹介します。
・トラブルの予防
クリーニング中に立ち会うことで、問題を早期に発見し対処できます。例えば、水が飛び散り家具や床が汚れるといった事態を防ぐことができます。
・作業の確認
立ち会うことで、業者の作業内容を直接確認でき、適切に行われているかをチェックできます。これにより、安心感が増します。
・エアコンの状態把握
クリーニング前後に業者と一緒にエアコンの状態を確認することで、作業前に問題がなかったことを証明できます。これにより、クリーニング後に問題が発生した場合、その責任を明確にできます。
■立ち会い時のポイント
作業前にエアコン周りを片付け、業者がスムーズに作業できるよう準備しましょう。
また、作業前後のエアコンの状態を写真や動画で記録しておくと、後々役立ちます。
作業内容や使用する洗浄剤など、立ち会い中に疑問や不安があれば、その場で業者に質問して解決しましょう。これにより、クリーニング後のトラブルを避けることができます。