本文へ移動

インターホンが勝手に鳴るのは故障が原因?対処法を解説

公開日:2024.9.27
インターホンが勝手に鳴るのは故障が原因?対処法を解説

「ピンポン!」突然鳴り響くインターホン。しかし、玄関には誰もいない…そんな経験はありませんか?インターホンが勝手に鳴るのは故障の可能性が高く、放っておくと防犯上のリスクにもつながります。

この記事では、インターホンが勝手に鳴る原因や、故障のサイン、そして自分でできる対処法について詳しく解説します。トラブルを未然に防ぐための知識を身につけ、快適で安心な暮らしを守りましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

電気工事110番

1.インターホンが勝手に鳴る原因と対処法①インターホンの故障や不具合

インターホン内部に水や異物が侵入すると誤作動する

古いインターホンの写真

インターホンが何もしていないのに勝手に鳴ってしまう場合、いくつかの原因が考えられます。

よく見られるのは配線のトラブルです。
長期間の使用による配線の劣化や、外的要因による損傷で誤作動が発生することがあります。
一般的にインターホンの寿命は10年程度とされています。しかし、屋外に設置されている子機は雨風の影響を受ける分、劣化も早まりやすいです。
劣化によって生じた内部の配線の錆や汚れが不具合を引き起こし、インターホンが勝手に鳴るなどのトラブルに発展します。

配線の状態を確認するには、玄関子機の蓋を開けてみる必要があります。もし銅線が見えている配線があれば、絶縁テープを巻くことでトラブルが解消する可能性があります。

また、インターホンの内部に雨水が侵入したり、結露が発生したりすることが原因で誤作動してしまうこともあります。
屋外に設置されているインターホンの子機は、雨や雪などに濡れても耐えられる防水仕様のため、外部が濡れたくらいでは壊れません。しかし、内部が濡れた場合は注意が必要です。インターホンは電子機器なので、雨水や湿気が内部に侵入すると、基盤や配線のショートを引き起こす恐れがあります。これが原因でインターホンが勝手に鳴るなどの誤作動を発生するケースも少なくありません。
特に梅雨の湿気が多い時期や冬場の一日の気温差が激しい時期は、内部に結露が発生しやすくなります。
結露しているかもしれない場合は、玄関子機の蓋を外して中を拭いてください。

防水カバーを付けることで雨水の侵入を防ぐことができますが、隙間があったりカバーが劣化していたりすると、効果を発揮しないので注意しましょう。

インターホンの内部に異物が入り込んでいる可能性もあります。
例えば小さな虫や砂埃が入ると、電気回路が故障してインターホンが勝手に鳴るなどのトラブルを引き起こしかねません。
インターホンの種類によっては、内部の水分を逃すための「水抜き穴」が設けられています。経年劣化などで水抜き穴周辺が浮き上がってしまうと、できた隙間から異物が混入して故障しやすくなります。
玄関子機の蓋を開けて中を確認してみましょう。

そのほか、呼出ボタンが半押し状態になっているのも、インターホンが勝手に鳴ってしまう原因の1つです。
呼出ボタンが中途半端に押されたままだと、わずかな振動で鳴りやすい状態になります。そうなるとインターホンの近くを車やバイクが通るだけで反応してしまう場合もあるでしょう。

呼出ボタンが半押し状態になってしまうのは、前回ボタンを押した際に強く押し過ぎたことが主な原因です。
もう一度強く押したり、デコピンではじいたりするとボタンが戻る可能性があります。
それでも解決しない場合、ボタンの故障や劣化が原因かもしれません。インターホンのメーカーや購入店舗、修理業者への依頼を検討してみましょう。

2.インターホンが勝手に鳴る原因と対処法②インターホン以外に問題がある

電波干渉の誤作動が原因の可能性がある

電磁波を出す家電製品、電波塔のイラスト

故障しているわけではないのにインターホンが勝手に鳴るのは、電波干渉による誤作動が原因かもしれません。
電化製品には相性の良し悪しがあり、インターホンと相性が悪い家電があるのをご存じでしょうか。例えば、自宅の電子レンジが電波干渉の誤作動を引き起こし、インターホンが鳴るケースがあります。
電波は肉眼では確認できませんが、電子レンジなどのほかの電化製品から生じる電波がインターホンに影響を与えている可能性が考えられます。

ただし、電波干渉による誤作動に関しては、専門知識がないと適切な対処は難しいでしょう。インターホン修理の専門業者に相談することをおすすめします。

そのほか、誰かがいたずら目的でインターホンを押していることも考えられます。
いたずらを防止するには、カメラ付きインターホンへ取り替える、もしくは玄関に防犯カメラを設置することをおすすめします。
あまりにも続くようであれば最寄りの警察に相談しましょう。

3.インターホンがどうしても鳴りやまない時の止め方

電源を切ることで音を止められる

壁に取り付けられたインターホンの写真

インターホンがどうしても鳴りやまない時は、主電源を切る、もしくはプラグごと抜いてしまえば鳴る誤作動を防げます。
ただし、この方法は宅配業者や知人の来訪にも気付かなくなるため、日中に電源を切るのはあまりおすすめできません。
来訪者の頻度が少ない夜間だけ止めるようにしましょう。

賃貸物件に住んでいる場合、独自の判断でインターホンを直そうとするのは好ましくありません。
賃貸物件のインターホンは管理会社や大家さんの所有物だからです。所有者の許可なく直そうとすると、契約違反とみなされる恐れがあります。また、事態が悪化した場合は修理費用を請求される可能性もあります。
賃貸物件のインターホンの不具合は勝手に直すのではなく、まずは管理会社や大家さんに相談しましょう。
故意に壊したわけでないのなら、入居者が修理費用を負担する必要はありません。故障の度合いによっては新品と交換してもらえる場合もあります。

4.勝手に鳴るインターホンを修理するなら専門業者に相談

複数の業者から相見積もりを

インターホンの修理を行う手元写真

勝手に鳴るインターホンの修理は、専門業者へ相談するのがベストです。簡単に直せる故障であれば個人でもできますが、素人による作業は手間と時間がかかります。

専門業者に依頼する場合、必ず複数の業者に見積もりを取りましょう。比較するポイントは料金や担当者の対応です。
料金については、部品代や出張費などの内訳が詳細に記載されているかが重要です。担当者の選定は「この人に任せたい」と思えるかがカギとなります。
最低でも3社以上で相見積もりを取ったうえで、業者を見極めましょう。

専門業者に依頼すると、難しい配線工事にも対応してくれます。配線の劣化が原因の場合は素人が直すのは困難です。
専門業者であれば難しい配線工事にも対応してくれるため、確実にインターホンを直せます。
電気工事士の資格を持っている業者なら、知識や経験も豊富なので安心して任せられるでしょう。

専門業者に依頼する際はアフターフォローの内容も確認しましょう。アフターフォローのない専門業者に依頼すると、修理後の不具合のために、再度修理を依頼する必要があり手間と費用がかかります。
修理後に再び不具合が生じた場合、すぐに対応してくれる業者だと安心です。業者に依頼する際はアフターフォローの手厚さをチェックしてください。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

電気工事110番

インターホン(ドアホン)の修理・取付・交換の新着記事

おすすめ記事