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台風の屋根修理にかかる費用とは?費用相場や業者の選び方を解説

公開日:2023.6.1 更新日:2024.4.15
台風の屋根修理にかかる費用とは?費用相場や業者の選び方を解説

屋根は自宅の環境を支えるのになくてはならないものですが、台風の影響を受けやすい場所でもあります。
台風により被害を受けた屋根の修理には、一体いくらくらいの費用がかかるのでしょうか。

今回はそんな台風の被害を受けた屋根の修理費用を解説します。
また、業者選びのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.台風の屋根修理にかかる費用

一般的な費用相場

壊れてしまった瓦の写真

台風による被害を受けた屋根修理には一体どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
屋根修理に関してはどの箇所を直してもらうかによって費用が変動していきます。

・瓦部分
屋根を構成する上でなくてはならない瓦。瓦のめくれやズレ、破損といった損害に関しては20~30万円ほどの費用が掛かります。
ただし、使用されている屋根材や屋根の面積によってはこれよりも費用が上下することもあります。

・棟部分
棟とは屋根の山や谷部分に相当する箇所のことです。棟板金の修理や棟瓦の積み直しについては20~30万円ほど費用がかかります。
なお和瓦屋根の修理についてはこれよりも割高になる傾向があります。

・雨漏り
屋根の雨漏りについてはその被害の程度によってかかってくる修理費用は異なります。
天井のシミなど被害が比較的少ない場合は、20~30万円。天井から水滴が垂れてくるようであれば、30~55万円。雨漏り箇所が複数存在する場合には60~200万円ほどかかります。

・屋根の塗り替え
傷ついた屋根を塗り替える場合は、費用は40~60万円ほどかかります。

・屋根全体のリフォーム
屋根自体をリフォームしてもらう場合は、工事方法によって費用が変わります。
瓦をすべて交換する葺き替えであれば130~180万円。 同じ瓦を敷き直す葺き直しなら100~170万円。既存の屋根の上に新しい屋根材を設置するカバー工法なら80~120万円ほどになります。

2.業者の修理で保険は使える?

保険適用されないケースも

台風で瓦が取れてしまった屋根の写真

台風によって自宅の屋根が損害を受けた際には保険を活用することができます。
台風の被害で適用できる保険としては火災保険があります。

火災保険は次のような被害を受けた場合に利用することができます。
・強い風による直撃を受けて瓦や棟板金が飛ばされた
・飛来してきたものに当たって屋根が破損した
・台風による影響で雨樋や屋根が変形した

火災保険を利用したい場合には、まず加入している保険会社に台風により被害状況を報告しなければなりません。

その際には以下の必要書類を提出することになっています。
・保険金請求書
・事故状況説明書(事故内容報告書)
・屋根修理の見積書
・具体的な被害状況を確認できる写真

上記のうち保険金請求書および事故状況説明書は、こちらから申請した後に保険会社から郵送されることになっています。
ただし、被害を受けた屋根の状態によっては火災保険が適用できないことも。

例えば台風が来る前から屋根が経年劣化でボロボロになっている場合ですと、保険の対象外とみなされます。

また、台風の被害を受けてから3年以上経過したから火災保険を請求した場合、保険請求権が失効されたとして適用が無効になります。

この他、家財の風災補償がないと台風の被害で補償を受けられなくなります。

3.自分で修理した場合の費用

DIYでかかる費用

積み重なった瓦の写真

人によっては台風による屋根修理を自分でやっておきたいという方もいらっしゃるかもしれません。

DIYで修理する場合は、道具さえあればすぐに実行することができます。よくDIYで使われている道具の費用は次の通り。

ブルーシート:2,000~4,000円
屋根用塗料:2,000~5,000円
コーキング材:300~1,000円
防水アルミテープ:800~2,000円

上記にある道具はすべてホームセンターやインターネット通販などで気軽に購入することができます。

屋根修理のDIYはすぐにできそうに思えるかもしれませんが、個人で対応できるのはあくまでも応急処置の範囲内です。
また、根や塗装を行う場合は素人だと時間がかかり、下地処理ができていない、塗料の塗り直しが必要などの理由で数カ月かかることも。

この他、屋根塗装は高所での作業となります。
作業している間は落下事故の危険があります。作業に慣れているプロであればしっかりと足場を確保できますが、経験のない人だとすぐに転落してしまう可能性があります。
万が一ケガをしてしまったとなれば、その治療費により業者に頼んだ時よりもはるかに高額なお金を負担しなければならなくなります。

こうしたことからDIYで屋根修理をするよりも、きちんとしたプロに依頼するのが得策です。

4.業者の選び方

優良業者を見抜くポイント

屋根を修理している事業者の写真

危険な作業が伴う台風の屋根修理の際に頼りになるのが専門業者です。ただし、業者には優良業者と呼ばれるところとそうでないところがあります。
ここではそんな優良業者を選ぶためのポイントについて解説していきます。

・実績が豊富である
業者選びにおいて最も重視すべきなのが作業実績。多くの業者のホームページにはこれまでの施工事例が紹介されています。

・業者の評判を確認する
一般的に優良業者と呼ばれているところのほとんどが依頼された方より高い評価を受けています。
そのため業者のホームページや口コミサイトを閲覧しておくこと。実際に給湯器交換を依頼された方の声が掲載されています。

・専門資格を保有している
屋根修理の関しては知識と経験を証明する資格があります。主な資格としては建築施工管理技士、建築士、足場の組立て等作業主任者が挙げられます。

資格の有無についてはホームページにて確認することができます。もし確認できない場合は、業者にお問い合わせしてみましょう。

・アフターサービスが充実している
多くの業者では作業後数年間の無料点検や無償修理といったアフターサービスを受け付けています。
各業者によってサービス内容や保証期間が異なりますので、事前に確認しておきましょう。

5.費用を安くするには

見積もりが大切

費用相場のイメージ写真

このように台風の影響による屋根修理にはある程度の費用が伴いますが、少しでも安くする方法があります。

一つは見積もりを活用すること。
見積もりには作業ごとの内容とそれにかかる費用が詳しく記載されていますので、後になって追加料金を請求させる心配がありません。

屋根修理にかかる費用が高くなるほど適正価格を把握しておくことは重要です。
費用の内訳についてわからないことがあれば担当スタッフに遠慮なく聞いてみましょう。優良業者であればこちらの質問に対して丁寧に回答してくれます。

また、業者より提示された費用に納得できなければ、その場でお断りすることもできます。
見積もりは無料ですので、3社以上見積もりをとっておけばお住まいのエリアで一番安い業者を見つけられます。

業者によっては契約を催促してくることもありますが、業者は悪徳業者であることがほとんど。契約してから追加費用を請求されるなどの問題へと発展する前に、なるべく早く断るようにしましょう。

もう一つは業者による割引料金が適用される業者を選ぶこと。
期間限定の割引料金やウェブサイトで申し込みされた方限定の割引などが利用できるところもあります。
お近くの業者でこうしたキャンペーンがあるかチェックしてみましょう。

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