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雨漏り調査における『散水調査』とは?方法や費用相場などについてご紹介します

公開日:2022.12.15 更新日:2024.4.12
雨漏り調査における『散水調査』とは?方法や費用相場などについてご紹介します

「2階の天井にシミができている」「ベランダの下辺りから水が落ちてくる」
など、原因の分からない雨漏りにお悩みではないでしょうか。雨漏りの原因特定には「散水調査」がおすすめです!

今回はそんな散水調査の特徴や費用相場などについてご紹介します。
散水調査を依頼する際の業者の選び方などもあわせて解説しているので、雨漏り被害にお困りの際にぜひ参考にしてみてください。

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1.散水調査とは?

実際の雨の様々なパターンを想定して再現!雨漏りの原因を特定します

散水調査で水漏れ箇所を確認している写真

散水調査とは、シャワーホースやバケツなどを用いて実際の雨を再現することで、雨水の浸入口を見つけ、雨漏りの原因を特定する方法です。
また、雨漏り修理完了後にも散水調査を行うことで、雨漏りが本当に直っているのかを確認することができます。

散水調査は、ただ単に水をかければいいわけではなく、水量や水をかける向き・時間・強さなどを変えて様々な状況を想定して行います。 そのように実際の雨を再現することは難しく、散水調査を行うためには知識・技術・経験を要します。
そのため、調査を依頼する場合は業者選びも重要になってきます。

次項以降では、そんな雨漏り修理の成功か否かを決める大切な役割のある散水調査のメリット・デメリットについて紹介します。

2.散水調査のメリットとは?

最大のメリットは雨漏りの原因を特定できる可能性が高いところ!

メリットのイメージ写真

散水調査のメリットとしてまずご紹介するのが、雨漏りの原因を突き止められる可能性が高い点です。
実際の建物への雨の侵入を再現するので、散水調査によって判明した原因箇所は信頼できます。

また、散水調査では、木造や鉄筋、コンクリートなど様々な種類の建物での調査が可能といったメリットもあります。

その他にも、この調査に使用するのは水だけのため、他の調査方法と比べて費用が安く済みます。

3.散水調査のデメリットとは?

中には散水調査では特定できない雨漏り原因も存在する

デメリットのイメージ写真

反対にデメリットとしては、調査に時間がかかることがあげられます。
原因がすぐ特定できれば早いのですが、特定できない場合は何通りにもなる水のかけ方を一つひとつ試していくので、半日~終日もの間かかってしまう場合もあります。
さらに、ほとんどの場合、水道代はお客様負担となります。

また、散水調査では再現できない雨漏りも存在します。
希ではありますが、雨水が建物に侵入しているけど屋根裏にある断熱材が水を吸って室内に漏れてこないパターンや、強烈な台風などによる雨の吹き上がりで雨水が浸入してくるパターンなどは再現が難しいです。
前者の場合は、赤外線調査と併用することで原因の特定が可能です。

そのほかにも雨の日には調査できなかったり、担当する業者の技術力によって調査にムラが出てしまったりといったデメリットがあります。

4.散水調査にかかる費用相場はいくら?

費用相場は5~35万程度!足場の有無や雨漏り箇所の数などによって変動あり

費用相場のイメージ写真

散水調査の費用相場は、基本料金が5~10万円相当です。
それにプラスとして住宅かし担保責任保険対応報告書作成費として5万円相当がかかります。

また、雨漏りの発生場所が二階の外壁など高い場所の場合は、足場の設置が必要になり、さらにプラスで設置代がかかります。足場の費用は、大体1㎡あたり1,200円が相場です。
その他にも雨漏り箇所が複数ある場合は割り増しになります。

そのため全体で5~35万円ほどかかると考えた方がいいでしょう。
依頼する業者や足場の有無によって変わってくるので、まずは複数社から見積もりをとってみることをおすすめします。

5.雨漏り調査業者の選び方

経験や知識、技術などを要する散水調査は、業者選びが肝心です!

散水調査を行っている事業者の写真

最初にも少しご紹介しましたが、散水調査は知識・技術・経験を要する専門的な調査です。そのため業者によって、作業にムラが出てしまうため、業者選びが重要になってきます。
下記に雨漏り調査業者選びにおいてのポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

・散水調査の実績がある
ホームページなどで、その業者の修理実績や散調査の実績を確認することができます。
実績情報が掲載されていなかったりや調査方法に散水調査がなかったりする業者はおすすめできません。

・担当スタッフが資格保有者である
担当するスタッフが、「雨漏り診断士」や「建築士」といった雨漏りに有効な資格を持っていると安心できます。
こういった情報もホームページなどから確認ができます。ホームページに記載がない場合は、お電話で確認してみましょう。

・見積りに散水調査が入っている
雨漏り修理において散水調査を修理の前後に行って原因の特定をきちんと行わないと、再発のリスクが高まります。
そのため、そもそも散水調査を行わない業者は避けるようにしましょう。

・修理後のアフターフォローがある
雨漏りは原因が複雑なため、修理を行った後もなんらかの要因で再発する可能性のある難しい工事です。
そのため、雨漏り修理の経験が豊富な業者は、そのリスクを理解しているので修理後の補償やアフターフォローなどを行っているところが多いです。

6.まとめ

散水調査は経験や技術を要する難しい調査です。そのため業者選びが重要に!

散水調査の器具が置かれた屋根の写真

雨漏り修理における散水調査についてご紹介しました。

散水調査は雨漏りの原因を特定するために重要な調査です。また、この調査には知識や経験、技術を要します。
そのため散水調査を依頼する際は業者選びが重要になってきます。

ぜひこの記事を参考にして再発のリスクの少ない雨漏り修理を依頼してみてください。

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