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天井の雨漏りはDIYで修理できる?手順や必要な道具などを徹底解説

公開日:2023.10.24 更新日:2024.4.22
天井の雨漏りはDIYで修理できる?手順や必要な道具などを徹底解説

天井の雨漏りは、家族の安全や快適な生活を脅かす大きな問題です。
しかし、天井の雨漏り修理には多くの費用がかかります。なるべく費用をかけずに、天井の雨漏りをDIYで修理したいと考える方も多いでしょう。

この記事では、天井の雨漏り修理のDIYに関する基本的な手順や必要な道具をわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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1.天井の雨漏りの主な原因とは?

雨漏り修理は原因の特定から始める

天井から雨漏りしている絵

雨漏りは、家の問題の中でも最も厄介なものの一つでしょう。

DIYで天井の雨漏りの修理を考える場合、まず雨漏りの原因を特定することが最重要です。
屋根や外壁を点検して、特に劣化している部分や隙間がないかを確認しましょう。

天井の雨漏りの原因として、一般的なのが屋根のトラブルです。
特に、屋根材が割れたり、欠けたり、ズレたりしている場合、雨水が侵入しやすくなります。また、防水紙が劣化していると、それが雨漏りの原因となることもあります。
さらに、棟板金や谷板金の隙間、古くなったコーキング部分からの侵入も考えられます。

天井の雨漏りの原因は外壁であるケースも存在します。特に、外壁の目地が劣化していると、そこから雨水が侵入する可能性が高まります。

このように、雨漏りの原因は多岐にわたります。雨水が家の中に入ると、壁や柱を伝って様々な場所から漏れてくることが多いのです。そのため、天井からの雨漏りがあっても、その原因が屋根だけであるとは限りません。適切な対策を行うためには、まずはその原因を特定することがとても大切です。

自分で原因を特定するのが難しい場合は、専門家に依頼しましょう。

2.DIYでできる天井の雨漏り修理の方法

DIYでできるのは応急処置のみ

防水テープを貼っている写真

家の中で起こる問題の中でも、天井の雨漏りは特に深刻です。
雨季や台風の時期には、天井からの雨漏りが家の中を濡らすことで、家具や家電製品にも悪影響を及ぼすことが考えられます。

そんな時、一時的ながらもDIYでの修理が考えられます。

まず、手軽に試せるのが、防水テープを使用する方法です。
テープは、ホームセンターやインターネットショップで手に入れることができます。雨水の侵入箇所に貼り付けて、一時的に雨水の侵入を防ぐ便利なものです。

次に、コーキングでの補修も有効です。コーキングは、窓や壁の隙間を埋めるための材料で、適切に使用することで雨漏りの箇所を塞ぐことができます。

しかし、これらの方法も完全な解決策とは言えません。
長期的な対策として、やはり専門家に依頼してしっかりとした修理を行うことが最も確実です。専門家は、雨漏りの原因を的確に特定し、最適な修理方法を提案してくれます。
また、専門家に依頼すると定期的な点検やメンテナンスの提案も期待できます。

このように、雨漏りの修理にはDIYでの対策も考えられますが、最終的には専門家の意見やアドバイスが不可欠です。

3.天井の雨漏り修理のDIYに必要な道具

選ぶ際のポイント

コーキングガンを持っている写真

雨漏りは家の安全や快適性を脅かす問題です。そのため、早急な対応が求められます。
しかし、どのような道具を用意すればよいのか、迷ってしまう方も多いでしょう。

そこで、今回は雨漏り修理に役立つ道具と、その選び方について解説いたします。

・コーキング剤
コーキング剤は雨漏りの原因となる隙間を埋めるためのものです。変成シリコーンは特におすすめで、塗装後もその効果を発揮します。

・コーキングガン
コーキングガンはコーキング剤を容器から絞り出すための道具です。これがないと、コーキング剤を均一に塗ることが難しくなります。

・防水テープ
防水テープは雨漏りの原因となる小さな穴やヒビを塞ぐためのものです。特に、防水アルミテープは耐久性に優れており、長期間の使用に適しています。
購入する際には「防水」と明記されているものを選ぶことが大切です。

・ブルーシート
ブルーシートは、雨漏りの原因を特定するまでの一時的な対策として使用します。厚みがあるものを選ぶことで、雨水の侵入をしっかりと防ぐことができます。

・防水伸縮シート
防水伸縮シートは屋根の形に合わせて伸縮するため、取り付けが容易です。
また、長期間の使用にも耐えることができるため、コストパフォーマンスも高いと言えます。

適切な道具を選ぶことで、雨漏りの修理を効果的に行うことができるでしょう。

4.天井の雨漏り修理をDIYで行う際の注意点

リスクの把握や安全対策が必要

注意点のイメージ写真

突然の雨漏りに驚き「早く直さないと」という思いが先行して、修理事業者を探す前に、自分での対応を考えることもあるでしょう。
しかし、DIYでの修理には様々なリスクが潜んでいます。

・イスや脚立からの転落リスク
天井の雨漏りを確認するために、イスや脚立を使用することが考えられます。しかし、安定していない場所での作業は、転落の危険が伴います。
転落すると、怪我のリスクが高まりますので、安全確認は欠かせません。

・雨樋の破損リスク
屋根の確認の際、ハシゴを設置することが考えられますが、雨樋にハシゴをかけると、雨樋が破損する可能性があります。
専門家は適切な設置方法を知っていますが、知識がないと雨樋を壊してしまうこともあるでしょう。

・屋根材の破損リスク
屋根に上がった際、どこを踏むかによっては、屋根材が壊れるリスクがあります。特に、スレートなどの屋根材は歩く場所を選ばないと、破損の原因となります。

・雨漏り原因の特定失敗リスク
雨漏りの原因を特定するのは難しい作業です。自分で修理を試みても、原因を特定できなければ、効果的な修理は難しいでしょう。

以上のリスクを考慮すると、DIYでの修理は慎重に進める必要があります。安全対策をしっかりと行い、必要であれば専門家に相談することをおすすめします。

5.天井の雨漏り修理で業者を選ぶポイント

信頼できる業者の見極め方

天井から雨漏りしてシミになっている写真

雨漏りの修理は、家の安全や快適な生活に直結するため、適切な業者を選ぶことが重要です。ここでは、信頼できる業者の選び方を紹介します。

・ホームページの有無を確認する
ホームページは業者の信頼性を示す一つの指標です。事前に業者の情報やサービス内容を確認できると安心できます。

・相談時の対応を見る
初めての相談時に、業者の対応が丁寧かどうかを確認しましょう。親切な対応をしてくれる業者は、作業中も信頼できるでしょう。

・見積もりが適正か確認する
相場を知っておくことで、見積もりが適正かどうかを判断できます。不明瞭な見積もりや、大幅な値引きをする業者には注意が必要です。

・業者の資格を確認する
資格は業者の専門性や技術力を示すものです。
例えば、雨漏り診断士建築板金技能士屋根外装調査士登録建築板金基幹技能士など、雨漏り修理に関連する資格を持っている業者を選ぶと安心です。

・保証の有無を確認する
修理後も安心して生活するためには、保証が重要です。保証期間や内容をしっかりと確認し、納得できる業者を選びましょう。

以上のポイントを参考に、自宅の雨漏り修理を信頼できる事業者に依頼することをおすすめします。

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