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ペットドアは後付けできる?メリット・デメリットや工事費用もご紹介

公開日:2025.2.18
ペットドアは後付けできる?メリット・デメリットや工事費用もご紹介

ペットと快適に暮らすためには、ペットドアが役立ちます。しかし、既存のドアに後から取り付ける場合には、どうやって取り付けるかを迷うことも多いです。

そこでこの記事では、ペットドアを後付けするメリット・デメリット、ペットドアの取り付け方、後付けにかかる費用について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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1.ペットドアを後付けするメリットとデメリット

ペットドアを設置するとペットが部屋を自由に移動できるようになる

ペット用扉がついたドアの写真

ペットドアを後付けすると、飼い主がドアを開けてあげなくてもペットが自由に部屋を移動できるようになります。そのためペットの生活の自由度が高まるだけではなく、飼い主が毎回ドアの開け閉めを行う手間も減らせるでしょう。

また、ペットがドアを開けたいときには、ガリガリと爪や牙で引っ掻いたり、かじったりして飼い主に知らせる場合がありますが、ペットドアがあれば飼い主にアピールする必要がなくなるので、ドアや壁がひっかき傷でボロボロになる心配もなくなります。

さらに頻繁にドアを開け閉めすることは、エアコンの効き具合にも影響します。ペットドアは人間の扉と比べて面積が小さく、ペットが移動する瞬間のみの開閉で済むので、部屋の温度変化を最小限に抑えられ、電気代の節約にもつながるでしょう。

しかし、ペットがペットドアをくぐる時には開閉音がすることがあるので、そういった音が気になる方や、赤ちゃんがいるご家庭では静音タイプを選んだり設置場所に気を付けたりするなどの対策が必要です。

また、ドアの大きさに体格が合わなければ、ペットが怪我をする可能性もあります。体格に合わせてドアの大きさを選ぶのはもちろんですが、ペットの年齢が若く、将来大きくなる見込みがあれば、体格の変化も見越してドア選びは慎重に行いましょう。

2.ペットドアを後付けする方法とは?

後付けする方法は2つある

ペット専用ドアを通り抜ける猫の写真

ペットドアを後付けするには、既存のドアをペットドア付きのドアに取り替える方法と、使用中のドアや壁に穴を開けてペットドアを後付けする方法の2つがあります。それぞれのメリット・デメリットを比較すると、以下のようになります。

既存のドアをペットドア付きのドアに交換する方法


■メリット
・見た目が自然で美しい
もともとペットドアが組み込まれているため、仕上がりがきれいで違和感が少ない。

・ドアの気密性や断熱性が高い
既製品のため、隙間ができにくく、断熱性や防音性がしっかり確保される。

・元のドアを傷めない
ドア自体を交換するので、穴を開けたり改造する必要がない。

・機能性が高い
メーカーによっては、施錠機能やマグネット式の開閉機能などが充実している。

■デメリット
・費用が高い
ペットドア付きのドア自体が高額になりやすく、取り付け費用もかかる。

・交換作業が大がかりになる
ドアを丸ごと交換する必要があり、専門業者に依頼することが多い。

・デザインの選択肢が限られる
既製品のデザインやサイズが決まっているため、好みに合わない可能性がある。


既存のドアや壁に穴を開けてペットドアを後付けする方法


■メリット
・低コストで設置可能
ペットドア本体の価格は数千円~1万円程度と比較的安く、自分で取り付ければ工賃も不要。

・既存のドアや壁を活用できる
ドアを交換する必要がないので、選択肢が広がる。

・自由にサイズを選べる
ペットの大きさに合わせて適切なサイズのペットドアを選べる。

■デメリット
・自分で後付けするならDIYの技術が必要
ドアや壁に穴を開けるため、工具の扱いや設置の知識が必要。

・ドアの気密性や防音性が下がる可能性がある
取り付け方によっては、すき間風が入りやすくなったり、防音性が落ちることがある。

・元に戻せない(原状回復が難しい)
一度穴を開けると元通りにするのは困難なため、賃貸などでは施工できない場合がある。



どちらの方法が適しているか?


・「コストを抑えたい」「DIYが得意」「すぐに設置したい」なら → 既存のドアや壁に穴を開ける後付け方式
・「見た目や機能性を重視」「断熱・防音性能をキープしたい」「長期的に使いたい」なら → ペットドア付きのドアに交換する方法

賃貸の場合は原状回復が求められるため、ドアを交換する方法のほうが適していることもあります。どちらを選ぶかは、コスト・見た目・施工の手軽さを考慮して決めるとよいでしょう。



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3.猫用・犬用ペットドアの取り付けにかかる工事費用はどれくらい?

後付けする場所によって費用が異なる

猫用出入り口と猫の写真

リフォーム業者にペットドアの後付けを依頼した場合には、約5千〜15万円以上と工事費用の相場に幅が出てきます。
これは、ペットドアをどの位置に取り付けるかでかかる費用が大きく異なるためです。

例えば、網戸のようなカットをしやすい材質のドアであれば約5千円から取り付け可能ですが、室内のドアになると約2万円から、室内の間仕切りや窓ガラスになると約3万円からと高くなります。
また、大掛かりな工事になると、玄関のドアで約6万円から、家の外壁で約15万円からとさらに高額になります。

ペットドア自体は安価でも、設置場所により必要な金額が変わってくるため、出費をできるだけ抑えるならペットドアが必要な箇所を見極めてから設置することをおすすめします。

なお、ペットドア付きのドアにまるごと交換する場合の費用相場は約10万円です。
一般的なリビングドアのリフォーム工事と同じように、ドア自体の価格だけでなく、取り付け工事費用や古いドアの処分費用などもかかります。

ペットドア付きのドアは通常のドアより割高で、ドア枠の取り替えやドア枠周りの壁紙の張り替えが必要なケースも出てきます。
中には取り付けにかかる時間や家までの距離によって工事費用を算出する業者もあるため、事前にしっかりと見積もりを確認しておきましょう。

4.ペットドアを後付けする際に確認すべきポイント

サイズやロック機能の有無を確認

ドアをくぐる犬の写真

ペットドアを後付けする際には、サイズに気をつけてください。ペットドアは猫・小型犬・中型犬・大型犬・超大型犬とペットの大きさや体重によって適正サイズが異なります。
体格に合わないものを選んでしまうとペットに怪我をさせてしまうおそれがあるため、購入する前にきちんとサイズを測定しておきましょう。
また、ペットの成長も見越して設置しないと、将来はドアに頭が入らないなんて事態が起こりかねません。

ペットドアの素材がペットにとって安全かどうかも重要なポイントです。
柔らかい素材を使用したものはペットの体を傷つける心配がありませんし、軽い素材を使用したものはペットが楽に開け閉めできるのでストレスも感じないでしょう。
また、透明な素材ならドアの向こうが透けて見えるので、人がドアを開け閉めするときに、ドア前にいるペットとぶつかるなどのリスクを回避できます。

ロック機能が付いているペットドアであれば、掃除や料理、ワックスがけなど入ってきてほしくないタイミングに侵入を防げます。
玄関に設置する場合は、外部への脱走や、逆に外部から野良猫などの侵入を防ぐためのロック機能を取り付けると良いでしょう。

5.ペットドアの取り付けに困ったらプロへ依頼する

相見積もりを依頼してサービス内容を比較しよう

ペットドアの前でくつろぐ犬の写真

ペットドアの取り付けに困ったときは、ペットや飼い主が安心して使えるようにプロのリフォーム業者に相談しましょう。
ペットドアのリフォーム工事は、工務店やリフォーム会社などの専門会社で取り扱っています。

初めて利用する場合は、複数の業者に見積もりを依頼して、料金やサービス内容を比較しながら検討するとよいでしょう。条件や予算などを踏まえて、自身の状況に合わせて最適な業者に依頼してください。

見積もりでは、料金やサービス内容が細かく記載されているかを確認しましょう。利用者の目線でわかりやすく書かれているかどうかも業者選びのポイントです。どの作業にどの程度の費用がかかっているのかが分かるように作ってもらいましょう。

また、ホームページなどで口コミや評判をチェックしておくと、利用者のリアルな声を確認できます。口コミは経験者が語る貴重な意見として参考になるため、どのようなサービスがあるのか、満足度の高さなどもイメージしやすくなるでしょう。

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