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ネズミの体にはダニがたくさん!ネズミによるダニ被害を防ぐには?

公開日:2024.3.19 更新日:2024.4.22
ネズミの体にはダニがたくさん!ネズミによるダニ被害を防ぐには?

ネズミの体にはダニがたくさん住み着いています。家にネズミが出ると、ダニによる二次被害を引き起こす恐れがあるので、早めの駆除が必要です。

今回は、ネズミのダニ被害について、対処法や予防法などについて紹介します。

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1.ダニの発生源はネズミ?!

家にネズミがいると比例してダニも増える

ダニの原因のネズミの絵

ネズミの存在がダニ被害と深く関わっているという事実に、驚く方もいらっしゃるかもしれません。
ネズミの体の表面には多数のダニが寄生しており、これが家の中のダニ被害を拡大させる原因となります。

特にイエダニという種類のダニは、ネズミを主な宿主としています。
ネズミが死亡すると、イエダニは新しい宿主を求めて四散するのです。そして、人々の身体の柔らかい部分を刺し、かゆみや赤みを引き起こします。
特に女性に被害が多いとされており、被害を受けると数日間その症状に悩まされることになります。

また、ネズミが関わる問題はダニだけではありません。
病原菌を持っていることが多く、触れるだけで感染の危険が考えられます。

このように、ネズミの存在はダニ被害だけでなく、健康へのリスクも高まることを意味します。ネズミの駆除を行うことは、ダニ被害を予防することはもちろん、より快適な生活空間を取り戻すためにも重要です。
ネズミの駆除は早めに行い、二次被害を未然に防ぐための対策をしっかりと行いましょう。

2.ネズミを放置するとダニ被害も増える?

ダニによる被害とは?

ペットにダニ予防の薬を与えている写真

ネズミが家の中に侵入すると、一緒に多くのダニを運んできます。このダニがさまざまな被害を発生させます。

・室内でダニが繁殖する
ダニは、ネズミの巣や死骸を拠点にして増殖します。そして、壁や天井などの隙間を移動して人間が生活する部屋の中に侵入してきます。
室内に侵入したダニは、主にソファやベッド、マットレスなどに集まり、人間の血を食料源として繁殖していきます。

刺される部位は、太ももや腕、お腹などの柔らかい部分が多いです。このようなダニの刺咬は、赤く腫れた跡を残すことが多く、強いかゆみが3~4日続くことがあります。

また、ネズミに寄生するダニはツツガムシ病を持っていることがあります。ツツガムシ病は、ダニに刺されることで感染するリスクがあり、感染すると高熱や頭痛、発疹などの症状が出ます。

・ペットへのダニの寄生
家の中に入ったダニは、人間だけでなくペットにも寄生し、血を吸います。ペットを飼っている場合は、室内にダニの存在を感じたら、速やかに動物病院でノミ・ダニの治療を受けることをおすすめします。

ダニは特に柔らかい皮膚に寄生しやすいので、ペットがしきりにかゆがってる場合は、耳やお腹の周りをチェックしてあげてください。

ネズミをそのままにしておくと、ダニ問題の拡大だけでなく、ネズミ自体による損害も拡大する可能性があります。ネズミが家に侵入している場合には、放置せず迅速に早期の対策が重要です。
駆除を検討する際は、専門家の意見を取り入れることをおすすめします。

3.ダニによる人体への被害

この症状が見られたらダニ被害によるものかも

ダニが原因で腕を掻いている写真

ダニの刺咬には、激しい痒みが伴います。刺咬後の反応はダニのタイプによって異なり、痒みや赤み、発疹、腫れ、アレルギー反応などが見られます。痒みは約10日間持続することもあります。

ダニ刺咬による痒みは、被害を受けてから8時間以上経ってから初めて現れるため、すぐにダニの存在に気づくのは難しいです。

家庭内で血を吸うダニには主に「イエダニ」「ツメダニ」がおり、特にネズミを宿主とするダニはイエダニが一般的です。
刺咬の症状がダニによって異なるため、以下の情報を参考にしてダニのタイプや原因を特定しましょう。もしイエダニによる刺咬であると判断が点くようであれば、ネズミの侵入の可能性も考慮に入れるべきです。

・イエダニによる刺咬の症状
イエダニの刺されると、かゆみを伴った赤い発疹(紅斑や赤い小さな隆起)として表れます。
特に、ネズミが移動したり亡くなったりしていなくなると、イエダニは屋内に侵入し、ネズミに代わって人間から血を吸うようになります。そのため、人への被害は主に6月から9月にかけて多く発生します。ただし、ネズミが家の近くにいる場合は冬場でも被害に遭うリスクがあります。

ネズミが原因であれば、イエダニの問題を解決するためにはネズミの駆除が必須です。

・ツメダニによる刺咬の症状
ツメダニは血を吸うわけではありませんが、誤って人間を刺して体液を吸収することがあります。刺された直後には自覚症状はほとんどありませんが、刺されてから次の日やその後にかゆみや赤い腫れが現れ、その後、持続的なかゆみが約1週間続くことが特徴です。
特に夜間に活発になるので、朝起きて痒みを感じた場合はツメダニを疑ってください。

室内で活動するダニは、ネズミとは無関係の「ツメダニ」と、ネズミに寄生する「イエダニ」の二種が存在します。ただし、ダニに刺されたからといって必ずしもネズミがいるわけではありません。刺された後の症状や刺咬箇所を基に、ダニの種類と原因を見極めましょう。

■ダニによるアレルギー反応とは?
ダニによるアレルギー反応には、ただの痒みだけでなく、花粉症のような季節に左右されないアレルギーが含まれます。

例えば、ダニはアトピー性皮膚炎やアレルギー性結膜炎、そしてアレルギー性鼻炎の一因となり得ます。
これらの状態は、ダニの排泄物や遺体によって引き起こされることが多いです。予防策としては、ダニ防止用の寝具や空気清浄機の利用が有効です。

ネズミの侵入がダニの問題の根源である場合は、ネズミを排除することから始めましょう。

4.ネズミによるダニ被害を防ぐにはどうする?

ダニを持ち込むネズミの侵入を防ごう!

ダニ被害防止のイメージ絵

ネズミの体に寄生するダニが住宅内に侵入することで、さまざまな被害や健康上のリスクが増えてしまいます。
そのため、ネズミによるダニ被害を防止するためには、ネズミの侵入を未然に防ぐ対策を行いましょう。

ネズミは2センチ程度の小さな隙間があれば、そこを利用して住宅内に侵入することができます。特に、屋根裏や通気口、配管などの隙間は、ネズミが侵入しやすいポイントとなります。
屋根裏や通気口、水道の配管を通す穴、換気扇などの隙間をしっかりと塞ぐことで、ネズミの侵入を大きく減少させることができるでしょう。

また、ネズミの存在を確認する「ラットサイン」を知ることもポイントです。
壁や家具の隙間に付着した泥やホコリ、土の汚れ、またはネズミの糞などがラットサインとなります。ラットサインを見つけたら、速やかにネズミの侵入経路を特定し、対策を取る必要があります。

「侵入経路を発見した場合は、専用のパテや金属の網、金属たわしを使用して隙間を塞ぐと良いでしょう。木の板で塞ぐ方法は、ネズミがかじって再び開けられるリスクがあるため、推奨されません。

古い住宅や大規模な建物は、経年劣化や設計の都合上、隙間が多く形成される傾向があります。このような場合、プロのネズミ駆除業者に相談することも一つの方法と言えるでしょう。

ネズミとその寄生ダニの被害を未然に防ぐためには、日常のチェックと適切な対策が不可欠です。ネズミの侵入経路を特定し、その隙間をしっかりと塞ぐことが、安心安全な住環境を保つための第一歩となるでしょう。

5.ネズミとダニを駆除する方法

自分でできる方法を紹介

部屋の掃除を行う女性の写真

ネズミやダニの被害を最小限にするためには、それぞれの家庭の状況に合わせた適切な駆除策を選んでネズミの侵入を防ぐことが大切です。

ここでは、自分でできるネズミとダニの駆除方法をお伝えします。

■ネズミの駆除方法
ネズミの駆除にはいくつかの方法があります。

・餌を無くす
ネズミは毎日、自分の体重の約3分の1に相当する餌を必要としています。特に、ドブネズミやハツカネズミは2~3日間食事を摂取しないと餓死してしまうほどです。
そのため、家の中にネズミの餌となる食材をなくすことが、ネズミの侵入を減少させるための第一歩となります。

・専用の超音波機器を活用する
ネズミは非常に敏感な聴覚を持っており、特定の周波数の音に反応します。超音波を発生させる機器を利用して、ネズミを遠ざける方法もあります。
ただ、ペットを飼っている家庭では、ペットに影響を及ぼす可能性も考慮する必要があるでしょう。

・ネズミの嫌がるニオイで撃退する
ネズミには嗅覚も鋭いので、ミントのようなハーブの匂いで追い払うといった手もあります。

・ネズミを捕獲する
もし、これらの方法でネズミを追い払うことができない場合、物理的な捕獲方法を検討することが効果的です。捕獲ゲージや粘着シートを使用して、ネズミを直接捕まえましょう。

■ダニの駆除方法
ダニの駆除にはいくつかの方法があります。

・掃除機掛け
定期的に家の中を掃除機で吸い取ることで、ダニやその卵を物理的に取り除きます。特に、布団、枕、マットレス、カーペット、布製の家具など、ダニが好む場所を念入りに掃除しましょう。
掃除機をかけた後は、掃除機の袋をすぐに捨てるか、掃除機の容器を空にしてから洗い流してください。

・コインランドリーの高温乾燥機を活用する
布団や衣類にダニが潜んでいる場合、コインランドリーの高温乾燥機を活用することで、ダニを効果的に駆除できるでしょう。
具体的には、50~60度以上の温度に1時間以上さらすことで、ダニを死滅させることができます。家庭での天日干しでは、十分な高温を得るのは難しいことが多いででしょう。

・湿度を下げる
ダニは湿度が高い場所を好みます。室内の湿度を50%以下に保つことで、ダニの生存環境を悪くします。除湿機の使用や、換気を良くすることで湿度を下げましょう。

・ダニ防止スプレーの使用
市販されているダニ防止スプレーを使用することで、ダニの発生を防ぎます。ただし、使用する際は、製品の指示に従って正しく使用してください。

・ダニ専用の防ダニ剤を使う
ダニ専用の殺虫剤や防ダニ剤を使用することも一つの手ですが、使用する際は室内の換気を良くし、安全に注意してください。

これらの方法を定期的に実行することで、家の中のダニを効果的に駆除し、アレルギーのリスクを減らすことができます。しかし、ダニの問題が深刻である場合は、専門の駆除事業者に相談することをおすすめします。

ネズミやダニの駆除は、健康や生活環境を守るために非常に重要です。適切な方法で早急に対処し、快適な生活を送るための第一歩を踏み出しましょう。

6.ネズミ駆除は専門事業者に依頼しよう

早めの相談がカギ

ネズミ駆除を行う専門事業者の絵

家にネズミが侵入すると、その存在だけでなく、ダニ被害も心配です。
ネズミに潜むダニは、私たちの身体にも被害を及ぼすことがあります。特に、ペットや小さな子どもがいる家庭では、ネズミやダニの被害を避けるための早急な対策が求められるでしょう。

一度家にネズミが侵入すると、再度の侵入を防ぐためには、しっかりとした対策が必要となります。
ただし、ネズミ駆除を自分で行うことは難しく、失敗するとネズミが警戒し、より駆除が難しくなることが考えられます。

市販の駆除グッズも一定の効果はありますが、ネズミ駆除の専門家に依頼することで、安心してネズミやダニの問題を解決することができるでしょう。

専門の駆除事業者は、ネズミの生態や侵入経路を詳しく知っているため、効果的に駆除を行うことができます。また、再発予防のための対策も提案してくれるでしょう。

ネズミの駆除に関しては、早めの行動が大切です。異常を感じたら、すぐに対応することで、被害を最小限に抑えることができるでしょう。

被害が拡大する前に、ネズミ駆除の専門事業者に相談することをおすすめします。

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