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ネズミの死骸処理はどうする?自分でやる手順や注意点などを解説

公開日:2024.2.6 更新日:2024.4.22
ネズミの死骸処理はどうする?自分でやる手順や注意点などを解説

ネズミの死骸を見つけた時、どう処理していいのか悩む人も多いのではないでしょうか。ネズミには様々な病原菌が潜んでいるので、処理する際には注意が必要です。

この記事では、ネズミの死骸を自分で処理する際の注意点や方法、手順などを解説します。

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1.ネズミの死骸を見つけたらどうする?

素手で触るのは厳禁

退治されたネズミの絵

ネズミの死骸を発見した際、その処理に迷うことは多いでしょう。
ネズミの死骸を処理するうえで覚えておいていただきたいのが、絶対にネズミの死骸を素手で処理しないことです。

ネズミはたくさんの病原菌を保有しており、万が一感染してしまうと、人間の健康に大きな影響を及ぼす可能性があります。
これらの病原体は、ネズミの血液、尿、糞、唾液、そして死骸に含まれている可能性があり、直接触れたり、病原体が空気中に拡散したりすることで感染するリスクがあります。
ですので、死んでいるからといって油断は禁物です。

また、ネズミの死骸や排泄物にはアレルゲンが含まれていることがあり、これらに触れることでアレルギー反応を引き起こしたり、喘息を悪化させたりする可能性があります。

さらに、ネズミの死骸にはダニやノミなどの寄生虫が付着していることがあります。これらの寄生虫が人間に移ることで、別の感染症のリスクが生じる可能性があります。
特に、若い女性や子どもの柔らかい皮膚はダニに噛まれやすいので注意が必要です。

また、ネズミの死骸を適切に処理しないと、悪臭が発生したり、他のネズミを引き寄せたりすることがあります。また、家の中に菌が広がるのを防ぐためにも、処理した場所は消毒する必要があります。

このように、ネズミの死骸の処理には様々な感染症のリスクが伴うため、手袋やマスクなどを着用のうえ、しっかりとした知識と注意を持って対応しましょう。

2.ネズミの死骸の処理方法

死骸は燃えるゴミに出す

燃えるゴミのイメージ写真

ネズミの死骸を処分する際の最も一般的な方法は、燃えるゴミとして出す方法です。

しかし、捨てる前に、まずお住まいの自治体のゴミ処理ルールをチェックしましょう。ほとんどの地域でネズミの死骸は燃えるゴミとして扱われていますが、自治体によっては特別な処理が求められる場合もあります。
自治体のホームページでゴミ出しのルールを確認するか、直接電話で問い合わせると確実です。

また、保健所もネズミの死骸の処分方法に関する情報を提供しています。迷った場合は、保健所への相談もおすすめです。

■死骸の放置は厳禁
ネズミの死骸を放置することのリスクは高いです。
放置された死骸は腐敗を始め、悪臭が発生するだけでなく、ハエやウジの原因ともなります。さらに、死骸から発生する液体は床や壁に染み込んで、取り除くのが難しくなるでしょう。
このような場合、リフォーム費用もかさみ、経済的なダメージも考慮しなければなりません。

したがって、ネズミの死骸は早急に適切に処理することが大切です。適切な処理をすることで、家の中を清潔に保ち、健康な生活を維持できるでしょう。

3.ネズミの死骸の処理手順

必ず手袋とマスクを装着して行おう

ネズミの死骸の処理を行っている写真

ここでは、ネズミの死骸処理の具体的な手順について説明します。

1.保護具を装着する
ネズミは病原菌を持つ生き物です。自分の身を守るため、ゴム手袋や使い捨て手袋を着用してください。可能であれば、マスクや保護眼鏡も使用すると良いでしょう。

ネズミの病原菌は、目に見えないところから私たちの体内に侵入する可能性があります。
ネズミが死んでも、ダニやノミのような害虫は生き続け、私たちの生活空間に広がってしまうことがあるので厳重な注意が必要です。

2.ネズミの死骸の周りに殺虫剤をまく
ネズミが亡くなると、寄生していたダニやノミが新しい宿主を探して移動し始めます。そのため、死骸の周りに殺虫剤を散布しましょう。
これで、死骸の周辺に残っているダニやノミの拡散を防ぐことができます。

特にペットを飼っている家庭では、ダニやノミがペットに移るリスクがあるため注意が必要です。

3.ネズミの死骸の回収
ネズミの死骸は燃えるゴミとして出すのが一般的です。
ペーパータオルや新聞紙を使用してネズミの死骸を拾い上げ、密閉できるゴミ袋に入れます。さらにその袋をもう一つの袋に入れて二重にし、密封してください。

4.処理場所の消毒
死骸があった場所を家庭用のアルコール除菌や、漂白剤と水の混合液(10:1の比率が目安)でスプレーして消毒してください。
処理後は消毒剤が乾燥するまでその場所を放置します。

5.使用した物の処分
使用した手袋やペーパータオル、新聞紙などをネズミの死骸と同様にゴミ袋に入れ、可燃ごみとして処分しましょう。

6. 手洗い
手袋を外した後、石鹸と水で丁寧に手を洗ってください。手洗い後はエタノール含有消毒薬などで手指消毒行うと更に良いでしょう。

これらの手順を踏むことで、ネズミの死骸を安全に処理し、自身や家族を病原体から守ることができます。ネズミの死骸を処理する際には、特に衛生面に注意して作業を行ってください。

4.ネズミの死骸を安全に処理したいなら専門事業者に相談しよう

専門事業者なら死骸処理も含めたネズミ駆除が可能

ネズミの死骸を処理する専門事業者の写真

自分でネズミを駆除すると、場合によっては家の中に死骸が残ることが考えられます。特に毒えさや粘着シートを使用した場合、その死骸処理が課題となります。

ネズミ駆除事業者に依頼すると死骸の処理まで作業範囲に含まれることが多いのですが、自分で駆除する場合は死骸の処理も自分自身で対応しなければなりません。

ネズミの死骸をそのまま放置すると、これらの病原菌やダニが繁殖し、さらに健康被害をもたらす恐れがあります。したがって、適切な処理方法を知り、迅速に対処することが重要です。

もし、自分での死骸の処理が難しいと感じる場合、最初から専門家に依頼することをおすすめします。
ネズミ駆除の専門事業者であれば、駆除だけでなく、死骸の適切な処理や将来的なネズミの侵入を防ぐための予防策の提案も行ってくれます。

また、ネズミ被害は一度だけではなく、再発することがよくあります。
ほとんどの事業者では保証サービスを行っており、もし万が一ネズミが再発した場合でも無償で駆除を行ってくれるので安心です。

自分で駆除を試みると、効果のない対策に多くの時間とお金を費やすことになるかもしれません。専門事業者に依頼することで、長期的に見てコストパフォーマンスが良くなることがあります。
ネズミの被害におびえることなく、安心して暮らせる環境を手に入れたいのであれば、一度ネズミ駆除の専門事業者に相談してみましょう。

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