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手動シャッターの寿命はどのくらい?交換時期の目安もご紹介!

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.15
手動シャッターの寿命はどのくらい?交換時期の目安もご紹介!

「シャッターが開かない・閉まらない」「開閉時にギシギシと音がする」「重くて上がらなくなった」
など、シャッターに不調が見られたら、それは寿命を迎えているサインかもしれません。
手動のシャッターにはそれぞれ使用耐用年数が決まっており、それを無視して使用し続けていると様々なトラブルが引き起こり、シャッターが開かないといった困った状況に陥る恐れがあります。
今回は、手動シャッターの寿命や、修理・交換時期の目安、故障があった場合の対処方法についてご紹介しています。
シャッターの寿命を長持ちさせるためのお手入れ方法についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.シャッターの寿命は何年?

使用する頻度や種類によって異なるシャッターの寿命!定期的なメンテナンスや点検も重要!

錆びている窓のシャッターの写真

手動シャッターの平均寿命は、シャッターの種類や使用頻度ごとに異なります。

雨戸と同じ働きをする窓シャッターの寿命は、1日約1.4回開け閉めすると想定して10年とされています。
住宅の車庫や、店舗・倉庫の出入り口としてよく使用される軽量シャッターは、1日約2回の開閉で10年持つと想定されています。
ビルや工場・倉庫で、防火・防煙を目的として使用される重量シャッターの寿命は、1日約1.8回の開閉で15年の想定です。

ただし、この数字はあくまで目安なので、実際の使用頻度や環境、お手入れ方法や定期点検の有無などにより前後します。 そのため、寿命の年数を迎えていなくても不調を発見したら、安全のためにも早めに対応するようにしてください。

2.もしかして寿命?修理・交換時期の目安

シャッターの寿命が近くなってくると、様々な劣化症状が現れます。

錆びているシャッターの写真

以下のような劣化症状に気付いたら、修理や交換を検討しましょう。

■チェックポイント
・シャッターの開閉が難しい

鍵がかかったままになっていたり、ガイドレールにほこりなどのゴミが詰まっていたり、サビが発生していたり、シャッター自体が曲がってしまっていたり、上部にある巻き取り部分が故障してしまったりすることが原因として考えられます。
また、冬場だと凍結している恐れもあります。
シャッターが曲がっていたり、巻き取り部分のバネが劣化していたりする場合は、修理または交換が必要です。

・シャッターの長さが左右で異なる
この場合は、シャッターが左右均等に巻き取られていなかったり、左右のどちらかが伸びてしまっていたり、左右にあるガイドレールになんらかの異常が起こっていたりします。
放っておくと、急にシャッターが落ちてきたり、閉まらなくなってしまったりといった恐れがあります。

・シャッターが重い
男性の力でも開閉が難しいほど重たくなっている場合は、巻き取り部分のバネの劣化や、ガイドレールに汚れやつまり、サビの発生、シャッターが曲がってしまっているといった原因が考えられます。

・シャッターが下がらない
ガイドレールが損傷していたり、ほこりなどのゴミがたまっていたりすることが考えられます。
力任せに下げようとすると、さらなる大きな故障につながる恐れがあるので注意が必要です。

・開閉時に異音がする
ギシギシときしむ様な音がする場合は、すだれ上の部分であるシャッタースラットが変形して、うまく巻き取られていない恐れがあります。
何かをこすっているような摩擦音がする場合は、ガイドレールが汚れたり、さびたり、詰まりが起こっていたり、劣化していたりといったことが考えられます。
深夜や早朝などに大きな音を出してしまうと、近隣トラブルの原因につながることがあるので、早めの対応が必要です。

・シャッターの鍵が閉まらない
鍵の故障、サビ、鍵穴にほこりなどの異物が詰まっている状態が考えられます。鍵穴を野ざらしにしていると、雨風やほこりなどの影響を受けて故障しやすいです。
掃除をしても鍵の開閉が難しい場合は、鍵ごとの交換が必要になります。

このような症状が発生した場合、そのまま放置したり、無理に動かそうとしたりすると他の部分が故障してしまったりと、さらに被害が拡大してしまう恐れがあります。
サビやゴミの詰まりなどが原因の場合は自分でも対処できる部分はありますが、部品が劣化している場合は業者の方に対処してもらうほかありません。

3.シャッターが開かない時の対処方法

手動のシャッターが動かないときの対処方法をご紹介します。

シャッターが閉まっている商店街の写真

①潤滑油を使用する
スラット部分やガイドレールに潤滑油を使用することで、動作をスムーズにさせることができます。
鍵の滑りが悪い場合は、鍵穴に少量の潤滑剤をさしましょう。その際はホームセンターやネットで購入できる鍵穴専用の潤滑剤を利用してください。

②鍵をしっかり回しきる
鍵を回しきっていない場合、シャッターが開かなくなったり、途中で止まってしまったりすることがあります。

③鍵穴の掃除を行う
掃除機でゴミを吸い出したり、エアダスターで汚れを拭き飛ばしたりして鍵穴の汚れを取り除きましょう。
また、鍵本体が汚れている場合があるので、布や歯ブラシなどを使用して鍵のお手入れをしてください。

シャッターが開かない・閉まらないといったトラブルを起こしている場合は、まずはこの方法を試してみてください。
こちらを試しても改善されない場合は、シャッターの修理・交換が必要になります。その場合はプロである業者へ依頼することをおすすめします。

4.手動シャッターのお手入れ方法

定期的な掃除が大事!汚れやサビなどに気づいたらすぐ対応しましょう!

錆びている手動シャッターの写真

シャッターを少しでも長く大切に使用するためには、定期的なお手入れは欠かせません。 ほこりや土、雨などの影響を受けやすいシャッターは汚れやすく、そのまま放置しているとサビの発生や故障の原因になってしまいます。そのため汚れを見つけたらこまめに掃除してください。

基本的なお手入れ方法としては、週に一度から拭きでシャッターをお掃除しましょう。
汚れが気になる場合は、水で濡らしたタオルなどの布で拭き取り、仕上げにから拭きで水分が残らないようにしてください。
また、頑固な汚れある場合や、半年に一度は必ずは洗剤を使って清掃しましょう。
サビを発見したらすぐに除去作業をするように心がけ、月に一度はガイドレール部分と巻き取り部分に注油を行う。このようにお手入れしていれば、シャッターの寿命はおのずと伸び、長持ちします。
海の近い地域や、車の交通量が多い地域の場合は、掃除の頻度を増やすことをおすすめします。

5.まとめ

ここまでご紹介した手動シャッターの寿命に関する情報をまとめてご紹介します。

お手入れされたシャッターの写真

手動シャッターの寿命に関する情報をご紹介しました。

家やお店などの建物を雨風から守ったり、防犯効果があったりするシャッターは大変便利なものですが、10年以上使用し続けていると部品の経年劣化などにより様々なトラブルが発生してきてしまいます。

シャッターの修理・交換には、知識や技術を要するので、違和感を感じたらプロの業者へ相談することをおすすめします。

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