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ペットの終活とは?目的やどんなことをするのかなどご紹介します!

公開日:2022.2.21 更新日:2024.4.12
ペットの終活とは?目的やどんなことをするのかなどご紹介します!

突然のペットとの別れがあったとき、もっとこうしておけばよかったと後悔してしまう人がほとんどです。
また、自分に何かあったとき、残されたペットが幸せに過ごせるかどうか考えると心配になってしまいますよね。
「ペットの終活」は、そんなもしもの時でも後悔しないように準備ができます。

この記事では、ペットの終活の目的や具体的に何をすればいいかなどをご紹介します。
終活を通して、かけがえのないペットとの時間をより充実したものにしていただければ幸いです。

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1.ペットの終活とは?

お互いが後悔しないようにさまざまな準備を行う「終活」

ペットを抱きかかえる女性の写真

ペットの終活とは、ペットが亡くなったときや、飼い主になにかあったときなど、大切なペットとのお別れに備えて、心の準備などさまざまな準備を行うことです。

エンディングノートの作成や、写真の整理、ペット保険の見直しなどの準備をし、ペットとの別れについて真剣に考えておくことで、もしそのような時がきてしまった時にも後悔せずにお別れできることにつながります。

「もっと遊んであげればよかった」「いろんな思い出を作ればよかった」「大切にしてあげればよかった」など、後悔の念が強ければ強いほど、深い悲しみによりペットロスに陥ってしまう恐れがあります。
そういった後悔を少しでも軽減できるように、ペットと一緒にやっておきたいことを書き出してみて、いつでも見えるところに貼ってそれを実現していくことも、終活の一環といえます。

ペットとの別れを想定することを、不謹慎だと思われたり、悲しく思われたりして考えたくないといった方も多いかと思います。
しかし、しっかりと準備をしておくことで、ペット・飼い主のどちらかが先に天国へと旅立ったとしても、心残りがないように最善が尽くせるはずです。

残されるペットや飼い主のどちらとものためにも、一度ペットとのお別れについて真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

2.ペットの終活を行うメリット

残されるペット・飼い主の両方のために。

寄り添って寝る猫の写真

ペットの終活を行うことによるメリットをご紹介します。

・お互いが生きている間に後悔しないような思い出づくりができる
終活により別れを意識することで、「元気なうちに旅行に行って思いっきり遊ぶ」「毎日たくさん遊んであげる」「写真で思い出を残しておく」など、大切なペットと一緒にどのように日々を過ごしていきたいのかが明確になります。

・飼い主が先に旅立ったあともペットに幸せでいてもらえる
終活の一環として、飼い主様にもしものことがあった場合のペットの引き取り先を決めておくことで、大切なペットが路頭に迷わずに幸せに暮らせていけることにつながります。
何も決めずに飼い主がいなくなってしまうと、保健所に引き取られて処分となるケースもありえます。

また、ペットの好きなものや散歩の回数、アレルギーの有無などの情報をノートにまとめておくことで、引き取り先でもペットが過ごしやすくなります。

・ペットが亡くなったあとのペットロスを軽減させる
ペットを亡くした深い悲しみにより心や身体を患い、ペットロス症候群と呼ばれる状態に陥ってしまうことがあります。もっと大切にしてあげればよかった・・・と自分を責めていると、より悲しみは深いものに鳴ってしまいます。

前向きな終活を通して、ペットと暮らす日々を後悔のない有意義なものにすることで、飼い主が追ってしまう後悔や悲しい気持ちも軽減することができるでしょう。

・どのようにお別れしたいかを冷静に考えられる
ペットと飼い主のどちらかが病気になったり、介護が必要になったり、余命がわずかだと判明したり、別れの時がきたり・・・といった場面に実際に直撃してしまったら、気が動転してしまい、冷静な考えが難しくなります。
事前に考えておくことで、落ち着いて色々と決めることができ、後悔を減らすにつながります。

3.ペットの終活ではなにをしたらいい?

自身が後悔しないためにも思いつくことはすべてやっておきましょう!

餌を食べようとしているウサギの写真

ペットの終活では、具体的にどのようなことをすればいいのかをご紹介します。
ペットの旅立ちに備えた終活と飼い主の旅立ちに備えた終活に分けてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

■ペットの旅立ちに備えた終活
・ペットとできるだけたくさんの思い出を作る

愛するペットがいなくなってしまった後に後悔しないように、たくさんの愛情を注いだり、多くの思い出をつくったりして有意義な時間を一緒に過ごしましょう。
思い出を形に残すために、ペット単体の写真や家族と一緒に映った写真でアルバムを作ったり、元気な姿を動画に納めたりすることで、いつまでもペットを近くに感じることができます。

また、等身大のぬいぐるみを作ったり、ペットのグッズを作ったり、亡くなったあとに遺骨などでメモリアルグッズを作ったりすることもおすすめです。

・事前にもしもの場合の医療などの対応を決めておく
万が一のことがおこった際は、狼狽えてしまい適切な判断が取れないことがあります。延命措置をとるのか、それとも安楽死を選ぶのかなどを、ご家族や獣医師と事前に相談しておくことで、冷静な判断ができます。

また、ペットが旅立ってしまった時は悲しみにより何も考えることができなくなる恐れがあるので、どのように看取るかや葬儀の手配まで事前に決定しておくことで、心残りなくお別れすることができます。

・ペット保険の見直し
ペット保険に加入されている場合は、この機会に一度内容を見直すことをおすすめします。
年齢に伴った病気や怪我の補償の有無や、ペットが亡くなった場合の解約方法などを確認してみてください。

・葬儀、供養について考える
ペットのお見送り方法としては、庭などへの埋葬、市営の斎場での火葬、ペット葬儀社に依頼して火葬から納骨まで行ってもらうなど様々あります。
また、供養についても自宅での供養や霊園への納骨、散骨など様々なスタイルがあります。

「遺骨は返却してほしい」「家族だけでお見送りしたい」「人間と同じお墓に入れたい」など、飼い主様の希望にあわせた方法でのお見送りが可能なので、事前にどんな風にお見送りや供養をしたいかを考えておきましょう。
葬儀社によっては生前見積りを行っているところもあるので、事前に準備をしておくことで、金銭的な負担も軽減できます。

■飼い主の旅立ちに備えた終活
・エンディングノートを用意しておく

飼い主様に突然のトラブルがあり、ペットが別の方に引き取られるような状況になったときのために、ペットの情報や動物を飼ったことがない人でもわかるように基本情報などをまとめたノートを用意しておきましょう。

ノートに書く主な内容下記のようになります。
・ペットの出生情報:名前/性別/品種/生年月日/血統書など
・ペットの健康状態:持病/アレルギー/病歴など
・避妊去勢手術を実施しているかどうか
・予防接種を受けているかどうか(受けている場合は接種日、ワクチンの内容も)
・ペット保険に入っているかどうか
・マイクロチップを登録している場合はID番号(犬の場合は鑑札番号も)
・ペットのお世話方法:好きな食べ物/散歩の回数/しつけ方/日常のケアなど
・かかりつけ医などの緊急連絡先

以上のような情報を記載の上、誰でも分かる場所に保管するようにしてください。
これを読めば誰でも飼育が引き継げる状態にしておくことがポイントです。

・ペットの引き取り先を決めておく
自分がいなくなったあとに大切なペットを安心して任せられる信頼できる方を探しておきましょう。
引き取り先が決まった場合は、エンディングノートにもそちらの連絡先を記入しておいてください。

また、飼育のための費用もできる限り残しておいて、負担なく引き取り先の方がお世話できるようにといった配慮も必要です。

このほかにも、ご自身が後悔しないためにやっておきたいことは全てやっておきましょう!

4.ペットの終活はいつはじめればいい?

残された飼い主・ペットが幸せに過ごせるように

餌を食べているハムスターの写真

ペットの終活をはじめるのに適した時期は、明確なものは決まっていません。
しかし、はじめてすぐに完了するものではないので、できればペットが元気なうちから計画的に進めていくことをおすすめします。

ペットの終活の最大の目的は、残されたペット・飼い主が幸せに過ごせるように、後悔せずにお別れを行うためです。
ペットにも飼い主にもいつなんどき、どんなトラブルが起こるかは予想できません。
そのため、突然のお別れになり何も用意できていなかった・・・といったことにならないように、思い立ったその日から終活をはじめてみてはいかがでしょうか。

ペットの供養方法など、どのようなものがあるか分からないときは、ペット葬儀社へ相談してみてください。
飼い主様の希望に添った供養方法を提案してくれるはずです。

5.まとめ

ここまでご紹介したペットの終活に関する情報をまとめてご紹介します。

犬を散歩している女性の写真

ペット・飼い主が先に旅立った場合に、後悔をしないように準備ができるのがペットの終活です。 もしもの場合は冷静な判断ができないことがほとんどです。あらかじめ落ち着いて、ペットが亡くなったあとや自分が亡くなったあとについて考えることはとても大切です。

突然のお別れの時が来ても後悔しないように、大切なペットと有意義な時間を共に過ごしてください。

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