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ペットの火葬を執り行う際に必要な持ち物とは?服装やマナーも解説

公開日:2021.12.1 更新日:2024.4.16
ペットの火葬を執り行う際に必要な持ち物とは?服装やマナーも解説

大切に飼っていた犬や猫などのペットが亡くなった場合、お見送りの方法として「火葬」を選ぶ方は多いかと思います。
ただし、初めての場合はどうすればいいのかがわからないですよね。葬儀までの段取りはもちろん、持ち物やマナーについてもしっかり確認しておく必要があります。

今回はペットの火葬を執り行う際に必要な持ち物について解説します。
その他のマナーなどについてもご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

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1.ペットの火葬の際に必要な持ち物とは?

必要なもの

おもちゃを咥える犬の写真

ペットの火葬をされる場合は持ち物に関して注意事項があります。大切な家族をお見送りする重要な場面ですので、きちんとマナーを押さえておきましょう。
主な持ち物は次の通り。

・数珠
人間の葬儀と同様に、ペットの葬儀でも数珠は必要になります。明確な規則は定められていないものの、葬儀ではご焼香時に数珠があることが望ましいとされています。
きちんと手を合わせてお別れをしましょう。

・ハンカチ
涙を拭う際に使用するもの。基本的な持ち物なので忘れないようにしましょう。

・ペットの写真
生前のペットとの思い出のために持参するもの。喪主が遺影として準備するものですが、参列者側が用意しておくと喪主の方に喜ばれます。

・おもちゃ
ペットが生前遊んでいたおもちゃも大切な思い出を彩る品。気に入っていたおもちゃを持参するのはもちろん、新しいものを持参するのも可能です。
ただし、棺に入れると火葬炉が故障する原因となりますので、決して入れないようにしましょう

・生花
ペットの葬儀でもお見送りする際に生花を添えます。色の濃い花は遺骨の変色につながる可能性があるので、なるべく色の薄い花を選ぶのが望ましいです。

2.ペットの火葬方法について

主な火葬方法

ペット用の骨壺の写真

ペットの火葬を執り行うにあたって、持ち物はもちろんペットの火葬方法も確認しておくことが大切。
ちなみにペットの火葬については自治体やペット葬儀社が対応しています。

・合同火葬
他のペットと一緒に火葬する方法です。
自治体へ依頼するとこちらの火葬方法になります。また、ペット葬儀社に依頼した場合もこちらの方法を選ぶことができます。

大切なペットがさみしくないようにと、ほかのペットたちと一緒に旅立たせてあげたいという思いから合同葬を選ばれる方も多いです。
また、値段が個別葬より安く済ませられるというメリットもあります。

ただし合同火葬ですと、他のペットの骨と混じることから、遺骨を手元に残すことはできません。

・個別一任火葬
家族は立ち会わず、業者に遺体を引き取ってもらい、火葬してもらう方法。
業者にすべて一任できるのでこちらが準備をする手間が省けるのが大きなメリットになります。
また、ペットが焼かれるのを見たくない方にとっては精神面での負担が少なくなります。
ただし、しっかり見送ってあげたいという場合には不向きです。

・個別立ち会い火葬
人間と同様、ペットの火葬から火葬後のお骨上までご遺族が立ち会える方法です。
大切なペットを最後まで自分たちの手でお見送りしたい場合におすすめです。

・訪問火葬
火葬炉が積まれている車に自宅まで来てもらって、そこで火葬を執り行う方法。
生前一緒に過ごしてきた思い出の場所で葬儀を執り行えるのがメリットです。火葬場までの移動が困難な方にもおすすめです。

3.ペットの火葬場所

主な火葬場所

ペット供養を行っている寺院の写真

大切なペットの火葬を行う場所は次の通り。それぞれの場所によって特徴が異なるので、火葬場所選びの際に参考にしてみてください。

・霊園
ペットの納骨ができる施設であるだけではなく、火葬まで執り行ってくれます。屋内にて火葬するので、雨の日でも安心してお見送りすることができます。

ペット霊園では立会火葬プランが用意されているところもあり、その場合は個別火葬からご返骨までセットになっています。
ちなみにお経の読み上げに関しては、各寺院から派遣された住職さんが行います。

・寺院
人間の葬儀と同様に、ペットの火葬に対応してくれるところもあります。
また、霊園と同様に、ペット専用の納骨堂が用意されています。
お経の読み上げについてはそのお寺の住職さんが行います。

・移動火葬車
霊園やお寺まで行くのが難しい方におすすめなのが移動火葬車。
もし自宅まで火葬者が来て近隣の方に迷惑をかけたくないという場合は、他の場所を指定して火葬を執り行うこともできます。

ペットが生前によく遊んでいた場所など、火葬を行う際にトラブルにならない場所であれば自由に指定可能です。


もし火葬を執り行う場所についてお悩みの際は、ペット葬儀社に相談すると最適な場所を紹介してもらえます。

4.服装やマナーについて

知っておきたいマナー

ハンガーにかけられた黒い服の写真

ペットの火葬の際には持ち物以外にも、服装をはじめとしたマナーを知っておきたいところ。
TPOをしっかりとわきまえて、安心してペットをお見送りしてあげましょう。

■服装について
人間の葬儀とは異なり、ペットの火葬では服装に関する厳密なマナーはありません。そのため、普段着を着用しての参列も可能となっています。

ただし家族のみが参列する訪問火葬ではなく、ペット霊園など他の方も参列している場所や人の葬儀施設のある場所では、喪服または黒を基準とした服装を着用することが望ましいです。

また、ファーや毛皮など動物の素材を使用している服は動物の死を連想させるため、ペット火葬の場ではふさわしくありません
この他、派手な化粧やアクセサリーのような目立ちやすい格好も避けるようにしましょう。

■ペット葬儀のマナーについて
ペット火葬におけるマナーは人間の場合のそれと変わりありません。

葬儀の場では常に静粛を心掛ける必要があり、住職さんがお経を上げる際には携帯の電源を切るようにしましょう。

お焼香についてはご家庭の宗派ごとに規定がありますので、事前に確認しておくようにしましょう。
これといった規定がなければ、お焼香に関しては1回のみで十分です。

5.ペット火葬業者の選び方

業者選びのポイント

抱えられている猫の写真

大切なペットの火葬を依頼するなら、安心してお任せできるきちんとした業者にやってもらいたいところ。ペット葬儀者は数多くあるものの、優良業者と呼ばれるところとそうでないところがあります。

ペット火葬をきちんとやってくれる業者を選ぶ上で押さえておくべきポイントは次の通りです。

・実績が豊富である
業者の実績を確認するためにはその創業年数を見ておきます。創業から3年以上経過している業者であれば安心して依頼することができます。

・業者の評判を確認する
優良業者であるところは、ほとんどの場合依頼された方より高い評価を受けています。業者のホームページや口コミサイトには、実際にペット火葬を依頼された方の声が掲載されています。

・経験豊富なスタッフが在籍している
大切なご家族の供養ですので、信頼できるスタッフがいるかどうかも重要。特に小動物の遺体となると、適切に火葬しなければ終わってから遺骨が残りにくくなります。

・小型炉を用意している
文鳥やハムスターなどの小動物の火葬を執り行う場合は、大型炉よりも小型炉の方が適しています。小型炉の場合は火葬しても骨がきちんと残ります。
ただし、最近の大型炉には小動物の遺骨を残せるタイプもあります。

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