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換気扇(レンジフード)の交換費用は?気になる料金と安くするコツ

公開日:2022.4.28 更新日:2024.4.10
換気扇(レンジフード)の交換費用は?気になる料金と安くするコツ

調理する際に欠かすことのできないのが換気扇。嫌な臭いを吸収してくれる便利アイテムですが、使用していくうちに寿命が来ます。そこで必要となるのが交換作業です。今回は換気扇を交換する目安や業者に頼む場合の費用などをご紹介します。

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換気扇の交換を見極めるサイン

換気扇からそろそろ交換するべき?と気づかせるサインが発せられることがあります。

綺麗に保たれたキッチンの換気扇の写真

換気扇交換をする際のサインとなる状態は次の通りです。

・異音が聞こえてくる
異音は最も分かりやすい交換サイン。「ゴーゴー」や「ジージー」など今まで聞こえることのなかった音が聞こえるようになった場合、換気扇に何か不具合が発生している可能性があります。特にモーター部分に異常が発生している場合は、そうした異音が鳴り続けることがあります。

・換気扇の吸引力が弱くなった
換気扇はちゃんと作動しているにもかかわらず、吸引力が弱いなと思われたら、交換のサインかもしれません。吸引力が弱いかどうかを判断する際には、ティッシュペーパーが役に立ちます。動いている換気扇にティッシュペーパーを近づけ、フィルター部分に吸着しないようであれば、何か異常がある可能性があります。通常ですと、フィルターの掃除をすれば改善することができます。ただ掃除しても吸引力が変わらない場合、すでに換気扇が寿命であると考えられます。

・換気扇が回らない
コンセントがきちんと差し込まれていて、ブレーカーも正常であるにもかかわらず、換気扇が作動しなかったり途中で止まったりすることがあります。その場合、換気扇に寿命が来ていると思ってもいいでしょう。

故障した換気扇をそのままにするのは危険!

換気扇の故障をそのままにしておくことはとても危険です。

カバーが開いているキッチンの換気扇の写真

故障の放置は以下のような悪影響を及ぼします。

・悪臭の発生
換気扇は油ものの料理を作る際に、空気中に漂う臭いを吸収してくれます。もし換気扇が作動していないと、その臭いが空気中に残り続けます。この臭いを放置しておくと、悪臭につながりますので換気扇が壊れたら修理するか交換するかして対応しておきましょう。

・火災の可能性
換気扇が作動していないと、空気中に漂う油分が汚れにつながります。もしこの汚れが配線についてしまうと故障につながる可能性があり、回線の故障は発火を引き起こす可能性もあります。また空気中にはほこりも漂っています。ほこりがモーター部分につくと、発火を引き起こし、火災につながるおそれがあります。

・健康被害
換気扇はいつでも新しい空気を入れるためになくてはならないもの。もし換気扇が機能していないと、室内空間にカビを始めとしたハウスダストが漂うことになります。ハウスダストは人体に悪影響を与えるので放置しておくことは危険です。

・近隣住民に対する被害
故障した換気扇を作動していると、台所の嫌な臭いが外へ放出され、近隣住民に悪影響を与えます。特にマンションなど集合住宅にお住まいの方にとっては死活問題でしょう。

DIYでも交換できる?

換気扇の交換に関しては、できる部分とそうでない部分があります。

キッチンの換気扇のフィルターを交換している写真

交換できる部分にはプロペラファンがあります。ファン自体は4,000円程度でも購入できる上、重量は2~3キロ程度なのである程度慣れれば交換は難しくありません。

一方で、交換できないのがダクトとレンジフード。ダクト工事は配管の構造上、ある程度の専門知識と経験が必要となるので、個人ですと交換は至難の業です。レンジフードに関しては20キロほどあり、個人で取り扱うのは難しいです。また高いところに設置されているものですので、ケガのリスクが付きまといます。

以上のことから、プロペラファンの交換のみに留めておきましょう。ファンの交換手順は次の通りです。

1.電源が入っていない状態で、カバーと留め具、プロペラを順番に外す
2.ドライバーで固定しているネジを回し、本体を外す
3.本体をとったら、取り付けてあった箇所を掃除しておく
4.先ほどとは逆の工程で新しい換気扇を取り付ける
5.本体にコードが付いているので、それがコンセントに届くかどうか確認し届かなければ延長コードを使用する
6.プロペラを設置してみて、電源を入れ、試しに動かしてみる
7.問題がなければ、外しておいたカバーを取り付ける

換気扇交換にかかる費用

プロペラファンやレンジフードなど換気扇の部品は、専門業者に交換作業を代行することができます。

費用相場のイメージ写真

交換費用の相場としては、以下のようになります。

・スイッチの交換:12,000~15,000円
・モーターの交換:16,000~20,000円
・レンジフードの交換:40,000~80,000円

上記の相場はあくまでも目安。使用される部品の種類や現状に伴う工法の差異といった要因で費用が変わってくることがあります。また換気扇の状況次第では、ダクトの新設工事のように大掛かりな工事を伴うことも。工事の難易度によっては作業にかかる費用がさらにかさみます。

これらの費用に加え、業者の出張費がかかってきます。また時間帯によっては深夜料金や早朝料金が発生してくることもあります。なるべく安く抑えたい場合はご自宅から近いところにある業者へ依頼されるといいでしょう。

工事費用には数万円程度のお金がかかってくるので、決して安いものではありません。しかし、お金を払ってでも専門業者に頼む価値はあります。換気扇は高いところに設置されているため、作業を行うのが難しいです。またプロペラファンなど数キロ程度の部品もありますので、体力に自信がない方ですと交換に困難を伴います。

これらのことから、多少費用はかかっても専門業者に作業を代行されることをおすすめします。

交換費用を安く抑えるコツ

先ほども紹介したように、業者に依頼される場合はある程度の費用がかかります。ですが、そんな工事費用を少しでも安く抑える裏技があります。

換気扇を指さす交換事業者の写真

一つは故障原因を把握すること。換気扇が故障してしまった際、故障の原因によっては貸主負担で交換してもらうことができます。お住まいの集合住宅に入居されるにあたっては必ず契約書にサインをします。そこには設備の故障の際の負担について説明されていますので、もう一度よく確認してみましょう。ただし、借り手による不手際で故障した場合は借り手負担となります。

もう一つはきちんと見積もりを取っておくこと。現在では多くの業者が無料で見積もりを受け付けています。作業内容の内訳を確かめておくことで料金設定が適切であるかを把握することができます。今すぐにでも換気扇を交換しないといけない場合でなければ、まずは複数社に見積もりを依頼されることをおすすめします。

同じ作業であっても業者によって料金が異なる場合が多いです。検討されている業者の口コミもできれば見ておくと安心です。評判の良い業者ほど、安全かつ確実に作業していただけます。

交換作業にかかるお金は決して安くはないので、なるべく自宅から近く、評判の良い業者に頼むようにしましょう。

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