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アブラムシの予防方法とは?具体的な予防策や駆除方法について

公開日:2022.3.25 更新日:2024.4.17
アブラムシの予防方法とは?具体的な予防策や駆除方法について

大切に育てている観葉植物や家庭菜園を脅かす存在であるアブラムシ。日頃からの対策をしっかりやっていないとあっという間に被害が広がってしまいます。

今回はそんな厄介なアブラムシを寄せ付けないための予防方法についてご紹介します。
また、具体的な駆除方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.アブラムシの発生条件とは?

発生する原因

植物の葉っぱの裏についたアブラムシの写真

園芸やガーデニングを行う上で厄介となるアブラムシ。
一度現れると別の植物へと移動を繰り返していくので、瞬く間に植物への被害が拡大していきます。

そんなアブラムシは特定の条件によって発生します。
発生条件を押さえ、きちんとアブラムシを予防していくことが大切です。

・暑すぎない気候
1年の中でもアブラムシが多く現れる時期が4~6月と、9~10月です。

反対に一般的な害虫とは異なり、蒸し暑い時期を好まないことから、7~8月にかけてはあまり多く見られません。

・植物が密集している
植物が密集していて、風通しが良くない環境はアブラムシが発生しやすいです。
また、明るい場所を避けるので、日が当たりづらい場所を好みます。

以上のことから、出来るだけ風通しを良くして、植物との間隔を開けておくことが必要です。

・植物の肥料に窒素分が多く含まれる肥料を使用すること
アブラムシは植物より分泌されている汁を栄養源としていて、その中でもアミノ酸が好物とされています。
窒素分が多く含まれている肥料は植物のアミノ酸量を増加させる作用があります。そのため、こうした肥料を植物に与えすぎているとアブラムシを寄せ付けることになります。
普段から使う肥料についても注意しなければなりません。

2.アブラムシによる被害はどんなもの?

植物のウイルスの原因に

モザイク病でまだら模様になった植物の葉っぱの写真

アブラムシを予防しておかないと、植物に対してさまざまな悪影響を及ぼします。
主な悪影響は次の通り。

・植物に病気をもたらす
アブラムシが植物に発生してしまうことで発生する病気の一つがすす病です。
すす病とはアブラムシによる排泄物が植物につくことで発生する病気で、表面や枝などにすすに似た模様が現れるようになります。
この病気にかかると、植物が太陽光を取り入れにくくなって光合成がしづらくなり、成長が阻害されることになります。

もう一つがモザイク病です。
モザイク病とは、葉や花弁にまだら模様が見られるようになる病気のことです。
この病気に対する有効な対処方法はまだ確立されておらず、発症した植物は刈り取る必要があります。

・庭の景観が損なわれる
植物に寄生したアブラムシは口針を挿して、栄養分を取っていきます。
1匹しか現れていない状況では被害は少ないものの、数が多くなっていくと植物が次第に枯れていきます。
また、栄養分を吸われた植物はコブができる、葉が丸くなるといった奇形が見られるようになります。

以上のことから、アブラムシを見つけたらすぐに対処しなければなりません。

3.アブラムシの予防方法とは?

具体的な予防方法

防虫ネットがかけられたプランターの写真

こうしたアブラムシの被害を防ぐためにきちんとした予防方法を覚えておきましょう。
主な予防方法は次の通り。

・木酢液を散布する
木酢液は木炭を作る時に発生した水蒸気を冷やして液体に変えたものであり、ホームセンターやインターネット通販で気軽に購入することができます。
アブラムシをはじめとした害虫を予防するのはもちろんのこと、土壌の消毒にも役立ち、植物の根や芽の生長を促進させる効果もあります。

・アルミホイルを敷いておく
アブラムシは太陽光など強い光を嫌う害虫であるため、植物の茎の根元にアルミホイルを敷いておくことにより、日の光を反射させて大切な植物をアブラムシから守ることができます。

・黄色い物を置く
アブラムシは黄色い物に集まる習性を持っているため、育てている植物の近く黄色い物を置くことで、そちらへ寄っていきます。

・防虫ネットをかける
アブラムシが植物につかないように防虫ネットをかけておきます。種を植えた状態からかけておくことで成育を阻害されずに済みます。

・ハーブを植える
アブラムシはハーブ類が大の苦手。
セージやマリーゴールドなどの香りや成分を利用することで、アブラムシが寄ってこなくなります。

4.アブラムシの駆除方法

具体的な駆除方法

テープを貼っている写真

アブラムシの予防方法だけではなく、現れてしまったことも考えて駆除方法も押さえておきましょう。

・テープを使う
一番手軽に駆除できる方法がテープです。粘着力の弱いテープを使って表面にペタペタと貼り付けます。

・歯ブラシを使う
無農薬で駆除する方法として歯ブラシも利用できます。
歯ブラシを使用して植物にいるアブラムシをこすり落としていきます。

ただし新芽や蕾などの柔らかい部分に使用すると植物を傷めてしまうおそれがあります。

・天敵に捕食させる
アブラムシにはさまざまな天敵がいます。
その中でもアブラムシ退治に役に立つのがテントウムシであり、1匹につき10匹ものアブラムシを捕食すると言われています。

ただしテントウムシの発生状況に左右されますので、早急な駆除には向いていません。

・お酢をかける
お酢を利用してアブラムシを窒息させる方法もあります。また、お酢の代わりに牛乳や石鹼で代用することも可能です。

使用する際には水で10倍ほど薄めて霧吹きに入れ、直接吹きつけていきます。
終わったら水で洗い流します。

・殺虫スプレーを使う
即座に駆除する際に便利です。
ただ同じものを使い続けるとアブラムシに耐性ができるので、数種類のスプレーを用意しておくのが望ましいです。

5.アブラムシの駆除は専門業者におまかせ

業者をおすすめする理由

殺虫剤を噴射している駆除事業者の写真

アブラムシの予防方法は数多くありますが、それでも発生してしまう可能性はあります。
発生した際の駆除は自分でもできますが、大量繁殖している場合ですと個人で対処するのは難しいです。

そんな時におすすめしたいのが害虫駆除の専門業者です。業者をおすすめする理由としては次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者にはアブラムシなどの害虫駆除を知り尽くしたプロスタッフが在籍しています。長年作業を経験してきているので、素人が作業するよりも安全かつ確実に駆除にしてもらえます。

また、日頃からやるべき予防方法など、害虫対策で気になることを教えてもらえます。

・専用の薬剤を使ってくれる
業者では個人では入手困難な薬剤を使っています。
こうした薬剤は効果が高く、市販のスプレーが効きづらかったアブラムシでもあっという間に一掃してくれます。

・もしもの時の損害保険に加入している
多くの害虫駆除業者は損害保険に加入していますので、万が一駆除作業をしている途中で住宅が傷ついてしまった場合でも安心です。

・アフターサービスが充実している
害虫駆除業者では作業後のアフターサービスにも対応しています。
作業後にアブラムシの被害が再発した際の無償駆除など、さまざまなサービスがあります。
依頼される前にどのようなサービスがあるか確認しておきましょう。

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