快適なトイレ時間を過ごすために!ウォシュレットのメンテナンスについて
公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.2トイレを快適に過ごすためにはウォシュレットは欠かせなくなってきています。そんなウォシュレットを長く使用するためには日々のメンテナンスが必要です。ここではノズルやフィルター、さらに細かいところまで、細部にわたってメンテナンスするための方法や必要性について説明します。いつまでも快適にウォシュレットを使うために、ぜひ一読して、ご家庭でも試してみてください。
トイレを快適に過ごすためにはウォシュレットは欠かせなくなってきています。そんなウォシュレットを長く使用するためには日々のメンテナンスが必要です。ここではノズルやフィルター、さらに細かいところまで、細部にわたってメンテナンスするための方法や必要性について説明します。いつまでも快適にウォシュレットを使うために、ぜひ一読して、ご家庭でも試してみてください。
寒い冬でも便座がヒヤッとしないうえ、現在ではさまざまな機能が付いた機種が発売されており、その快適さから瞬く間に商業施設をはじめ、一般家庭にまで広く普及し、今ではウォシュレットでないトイレのほうが珍しくなりました。
そんなウォシュレットですが、一度使い始めると、そのあまりの快適さに手放せなくなるという人も少なくありません。ウォシュレットタイプのトイレは、各家庭にいち早く普及しましたが、今では駅や公園といった公共のトイレもウォシュレットが主流です。
もっとも、清潔で快適に使うためには、それなりのメンテナンスが必要です。ウォシュレットのメンテナンスは業者に頼むこともできますが、使用者自身でもできるものがあります。特に温水の出るノズル部分のメンテナンスは大切ですし、温水機能のチェックや水量のチェック、さらには角度調節など、チェック項目をあげるとかなりの数になります。これらのメンテナンスを行う必要があるのは間違いないですが、ウォシュレットを使った際、普段と違うといった違和感を持つことも重要です。
日々利用していると、水量調節などは問題ないのに、ノズルからの温水の出が悪いと感じることがあります。そのときに確認したいのは、ノズルの詰まりです。
先端部分が何らかで詰まっていることが考えられるので、ノズルをチェックする場合は、まずノズルの先端部分の掃除をしておくとよいでしょう。
掃除の方法として、使い古した歯ブラシなど、先が細いブラシ状のものを使用すると、細かい目詰まりまできれいにできるのでおすすめです。また、ノズル部分の掃除をする際は、必ず清掃モードにしてノズルを出しましょう。無理やりノズルを引き出すと、故障の原因になりかねません。
まずは、水量調節つまみが適正にはたらくかを調べましょう。つまみを大きいほうに回したり、小さいほうに回したりしても水量に変わりがなければノズルの詰まり、あるいは何かほかのトラブルも考えられます。
ノズル詰まりがなく、つまみを触っても水量が変わらないのは、漏水している可能性が高いです。タンク内にあるノズルにつながっている給水管などが外れていないかをチェックしましょう。水漏れは、トイレの水面や給水タンク内の水面の揺れで確認することができます。
ノズルから温水が出なくなっている場合は、電源プラグが外れている、あるいは元栓が閉まっていることが考えられます。
この場合はフィルターをきれいにすることで目詰まりを解消することができます。
きれいな水道水で目詰まり?と思う方もいるかもしれません。しかし、水道水は常に流れているわけではなく、フィルター内は常に濡れている状態ですから、長年放置していると、そこから水垢などが発生してフィルターの目詰まりを起こしてしまうのです。ウォシュレットのタイプによってはフィルターが設置されていない場合があります。
フィルターのメンテナンスについては、水を止める必要があります。止水栓を閉めて水を止めましょう。給水ホースは本体との接続部分に設置してあり、その中に筒状のフィルターがあります。ウォシュレットの説明書にもフィルターの場所が書いてありますし、クリーニングの方法も書いてあるので、確認してから行いましょう。
フィルターなど水回りの部分は中性洗剤で洗うのが基本です。また、フィルターに接触している部分もできるかぎりクリーニングしましょう。ぬめりがある場合は、それもきれいに除去してください。フィルターのメンテナンスが終われば、取り外したときと反対の手順で取り付け止水栓を開栓しましょう。
しかし、ウォシュレットのメンテナンスというと、状況は変わってくるという家庭が多いのも事実です。というのも、ウォシュレット自体に自動クリーン機能や、消臭機能が付いているタイプが多いからです。その機能にまかせている人も少なくないでしょう。しかし、それでも人の目によるメンテナンスは必要です。
温水の出が悪いというのは、明らかにウォシュレットに問題があります。その原因はとりとめのないものかもしれませんが、日々メンテナンスをすることで、ウォシュレットの構造がわかってきますから、何か起こったときに原因の特定がしやすいです。
そのため、見た目が汚れていなくても、ノズルの先端のクリーニングを行う、タンクの蓋を開けて目視でのチェックを行う、特に水面に揺れがないかなどを定期的に確認するのは大切です。
トイレの便器以外でも、見た目はきれいでも実際は汚れていることが多いので、毎日でもウォシュレットの操作パネルなどのふき掃除は行ったほうがいいでしょう。ウォシュレットは基本的に防水ですが電子部品が入っているので、不必要に水をかけて洗うことは避けましょう。
ノズルから温水が出てくる以上、常にきれいにしておきたいものです。
また、目詰まりなどが起こりやすいところですので、日々の手入れが欠かせません。ノズルの目詰まり、水温、水量、タンクの中などのチェックを実施するとよいでしょう。
最近のウォシュレットでは、ノズルお掃除機能が付いたものもありますし、フィルター掃除機能が付いているものもあります。メンテナンスフリーを謳っているウォシュレットもありますが、毎日使うものですから、日々の掃除や定期的なメンテナンスは行うようにしたいものです。