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【凍結予防】トイレの水抜きをするには?具体的なやり方をわかりやすく解説

公開日:2023.3.9 更新日:2024.4.18
【凍結予防】トイレの水抜きをするには?具体的なやり方をわかりやすく解説

寒くなるとトイレが凍結することがあります。そんな冬場のトイレを使いやすくする方法として実践されているのが「水抜き」。
ただ水抜きのやり方がわからずにお困りの方も多いはず

そこで今回はトイレの水抜きの正しいやり方について解説していきます。

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1.トイレの水抜きが必要な理由とは?

トイレの凍結予防のために水抜きは必要!

マイナスの数値を示した温度計の写真

寒い冬場など、屋内の気温が下がっていくとトイレが凍結して使えなくなることがあります。
そんなトイレの凍結を防いでくれるのが「水抜き」です。

トイレの水抜きとは、トイレのタンク内に溜まっている水を出す作業のことです。

屋内の温度が氷点下に達すると、トイレの便器内や配管内部の水が凍りつきやすくなります。
凍結によって水の体積が増えると膨張を引き起こし、トイレの設備が破損する可能性があります。

トイレの凍結事故は、北海道や東北、北陸地方をはじめとした冬場の寒さが厳しい地域で起きやすいです。
ただし、気温によっては関東地方などそれ以外での場所でも起こることがあります。
家の北側や風が強い場所も冬場の気温が低下しやすいため、凍結しやすいです。

そうした凍結トラブルを防ぐためにトイレの水抜きは必要です。

また、トイレの水抜きは故障による水漏れ対策にも役に立ちます。
水抜きの作業では止水栓を閉めるため、水漏れを速やかに止められるようになります。

トイレが凍結して破損してしまうと、高額な修理費用が発生します。お住まいの地域に限らず、トイレの水抜きを意識的に行っておくと安心です。

2.トイレの水抜きのやり方

具体的なトイレの水抜き方法を解説します!

トイレの止水栓の写真

トイレの水抜きと聞くと難しそうに思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、やり方はそれほど難しくありません。
基本的にマイナスドライバー1本あれば個人でも対応できます。

具体的なトイレの水抜き方法は以下の通りです。

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①止水栓を閉める
壁もしくは床からタンクにつながる給水管の付け根あたりに止水栓が設置されていますので、マイナスドライバーを挿して時計回りに回して閉めておきます。
※タンクレストイレの場合は、止水栓がトイレ本体の化粧カバーの中に収納されているケースもあります。

②タンクの水抜きをやる
通常トイレで水を流す時と同じようにレバーハンドルを引き、一度水を流します。
何度か繰り返し、水が流れてこなくなったらタンク内の水がなくなっている証拠です。

③温水洗浄便座の水抜きをする
温水洗浄便座の場合は、ノズル掃除ボタンを押して内部の水を出しておきます。

そのあと、操作パネル横にある水抜き栓にもドライバーを挿し、反時計回りに回して水を抜いておきます。
この際、勢いよく水が出てくる可能性があるので、あらかじめ床に雑巾やバケツを用意しておいてください。

最後に給水ホースを手で持ち上げて水平にし、ホース内の水も抜きましょう。

これでトイレの水抜きは完了です。
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また、水抜き後にトイレの水を戻したい際は、閉めていた止水栓を元に戻すだけでOKです。
マイナスドライバーで反時計回りに止水栓を回して開栓しましょう。

温水洗浄便座の水を戻す際は、ノズルに紙コップをかぶせて洗浄ボタンを押します。

これで、通常通りトイレが使用できるようになります。

※トイレの水抜きの手順に関しては、メーカーによって異なることがあります。お手元に説明書がある場合は、事前に確認しておきましょう。

3.トイレの水抜きをする際の注意点

作業前には必ず止水栓をしめることを忘れずに!

注意点のイメージ写真

水抜きを行うにあたってはいくつか注意しなければならないことがあります。

はじめに注意しておきたいのは、作業前に絶対に止水栓を閉めておくことです。
止水栓を閉めないまま他の作業に取り掛かるとトラブルを招くおそれがあります。
例えば止水栓が開いた状態で温水洗浄便座の水抜きをすると、水が噴き出してしまいます。

次に、便器内に溜まった封水の凍結にも注意が必要です。
トイレの便器は「封水」と呼ばれる水が溜まる構造になっています。トイレは下水道に直結していることから、この水が蓋として機能しています。

封水は室内に悪臭や害虫が入るのを防止するために必要とされていますが、これが凍結して膨張すると便器が破損するおそれがあります。

そのため、封水の凍結を防ぐには便器内に不凍液を入れておくことが大切です。
もし冬の間に数日~数か月間家を空ける用事がある場合は、便器のなかに不凍液を入れて凍結を防止しておくことをおすすめします。

ちなみに車用の不凍液ですと配合されている成分の関係で下水に流すのが法律で禁止されていますので、必ずトイレ専用のものを使用するようにしましょう。

また、日中や夜間に一時的に家を空ける場合であっても凍結するリスクがあります。
日頃からトイレの温度が下がりすぎないようにトイレのドアを開けて暖かい空気を入れたり、ヒーターを設置したりするなどしておくと安心です。

4.トイレの凍結トラブルは専門業者にお任せ

急なトイレの凍結にも対応してくれるので安心!

トイレの点検を行う事業者の写真

トイレの水抜きをすることで凍結をある程度防止することができます。ただそれでも自宅の環境によっては凍結してしまうこともあります。

万が一のトイレの凍結トラブルで頼りになるのが専門の水道修理業者です。
専門業者をおすすめする理由は次の通り。

・作業スピードが早い
業者の良いところは迅速に駆け付けてくれるところ。
最近では24時間365日依頼の受け付けを行っているところもあるので、時間帯を気にすることなく依頼できます。
さらに、自宅近くにある業者なら30分~1時間程度で自宅まで来てくれます。

また、夜間や早朝に対応してくれるところであれば、急なトイレの凍結トラブルに直面しても慌てずに済みます。

・トイレなど水回りのことで相談ができる
経験と知識が豊富なスタッフであるからこそ、冬場に起こる水道トラブルについて相談に応じてくれます。
凍結させないための予防策や正しい応急処置の仕方など、トイレに関して何かわからないことがあれば質問してみましょう。

・アフターサービスを実施している
ほとんどの水道修理業者では、万が一不具合が生じた場合の無償修理など、さまざまなアフターサービスが用意されています。
業者ごとにサービスの内容や保証される期間が異なりますので、依頼される前に確認しておきましょう。

5.トイレの凍結トラブルの修理費用はいくら?

具体的な修理費用相場をご紹介

修理費用相場のイメージ写真

トイレの水の凍結トラブルを業者に対応してもらう時に気になるのが費用です。

水回りの修理業者に作業を依頼した際にかかる費用の相場は、10,000円~20,000円程度になります。
トイレの水の凍結状態や作業を行う環境によっては費用が高くなることもあります。

ただ、そんな修理費用を少しでも安く抑える方法があります。

一つは見積もりを比較すること。
見積もりには作業ごとの内容とその費用が詳しく記載されています。作業の詳細をきちんと確認しておけば、後になってから不要なオプション費用が発生する心配がありません。

もし業者から提示された費用に納得がいかない時は、その場でお断りすることが可能です。

少なくとも3社以上から見積もりを比較しておくと、お住まいの地域でお得な業者を見つけやすくなるでしょう。

また、見積もりを取っておくことで、別の業者への価格交渉にも利用できます。

もう一つは自宅近くにある業者を選ぶこと。
作業の費用以外にも、交通費や駐車場代、移動経費などが別途加算される場合があります。
余計な出費を増やさないためにも、自宅からなるべく距離が近い業者に頼むのが望ましいです。

この他、割引キャンペーンを活用する方法もあります。
業者によっては期間限定の割引料金やオンラインで申し込みされた方の限定割引など、さまざまなキャンペーンを実施しています。

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