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カラスの巣を撤去するには?具体的なやり方や予防方法について

公開日:2022.5.25 更新日:2024.4.17
カラスの巣を撤去するには?具体的なやり方や予防方法について

カラスはどこにでも現れるで害鳥であり、市街地でも問題になっています。
そんなカラスの対策においては巣を撤去する必要があります。ただ撤去作業をする際には注意すべきことがあります。

今回はカラスの巣の撤去方法や予防方法についてご紹介します。

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1.カラスの巣があることによる被害とは?

主な被害

電線に作られたカラスの巣の写真

カラスの巣が近くにあると、ゴミが散らかる、カラスに攻撃されるなど、さまざまな被害がもたらされます。
そうした被害を防ぐために、カラスの巣はすぐに撤去しなければなりません。
カラスの巣があることによる主な被害は次の通り。

・ゴミが散らかる
カラスの巣がある場所の近くのゴミ集積場では、ゴミ袋からゴミが散乱して、周辺が散らかっていることが多いです。
カラスは雑食性の生き物であるため、生ゴミだけではなく、食べ残しや植物も食料としています。
また、くちばしはとても鋭利であるため、ゴミ袋を破って中にあるものを食べてしまいます。

・近づいた人間を攻撃する
カラスは近づいてきた人間を威嚇し、攻撃してくることがあります。繫殖期にあたる春から初夏にかけては巣にいるヒナを守ろうとして、攻撃的になりやすいです。
鳴きながら頭上を飛んでいる場合は威嚇をしている合図であるため、何もせずゆっくりとその場から離れるようにしましょう。

・電線がショートする
都市部に生息しているカラスはよく電線の上にとまっています。
電線を自分たちの住処にすることもあり、巣の材料である金属類が電線に触れることでショートを引き起こし、停電につながることがあります。

・家のものが盗まれる
「洗濯物を干すのに使うハンガーがいつの間にかなくなっていた」という経験はありませんか。丈夫な巣を作るべく、カラスは人間が持っているハンガーを盗むことがあるのです。
特に針金ハンガーやアルミハンガーなどは盗まれる確率が高いので注意が必要です。

・農産物を食い荒らす
農村部ですと、畑の農産物が狙われることが多いです。

2.カラスの巣を撤去する際の注意点

カラスは「鳥獣保護法」の対象になっている

巣で鳴いているカラスの雛の写真

自宅近くにあるカラスの巣の撤去をすぐにでもやっておきたいという方も多いでしょう。
現在ではインターネット通販をはじめさまざまなところで対策グッズが売られているので、必要なものを揃えることで撤去作業を開始できます。
ただし、個人での撤去作業を行うにあたっては気を付けなければならないことがあります。

・鳥獣保護法によって駆除が規制されている
市街地でも多く見かけるカラスは勝手に捕獲したり、駆除したりしていいわけではありません。
カラスは鳥獣保護法によって保護されている鳥であることから、個人が勝手に駆除作業してはいけないことになっています。

万が一これに違反した場合は、1年以下の懲役または 50万円以下の罰金が課せられることになります。

・巣の中にヒナや卵がいないか確認する必要がある
鳥獣保護法に違反しないためには、巣の中にカラスがいないことが前提条件となります。
そのため、個人で撤去する場合はあらかじめ巣の中にヒナや卵がいないことを確かめる必要があります。

ヒナや卵の存在を確認する場合は、カラスの行動に注目します。
もしカラスが巣の中でじっとしている時間が長い場合は、巣の中にヒナの卵が存在する可能性が高いです。

3.カラスの巣の撤去方法

具体的なやり方

ハンガーで作られたカラスの巣の写真

カラスの巣を撤去するためにはきちんとした準備をしなければなりません。
攻撃性が高い生き物ですので、作業時間帯や使う道具などを確認しておく必要があります。

1.撤去は夜間に実施する
巣の駆除作業には安全な時間帯とそうでない時間帯があります。明るい時間帯はカラスの目につきやすく、襲われる危険性が高くなります。

そのため、カラスから識別される可能性が低く、攻撃されるリスクが少ない夜間に実施することをおすすめします。
ただし、高所での作業は安全性を確保したうえで、注意して行ってください。

2.撤去で使うアイテムを購入しておく
巣の撤去作業を行う際には以下の道具を購入しておく必要があります。

・手袋
巣の直接触れるのは非常に危険であることから、作業の際は手袋をします。軍手など生地が厚手めになっているものがおすすめです。

・ゴーグル
感染症のリスクがあることから、目を覆うことができるゴーグルは着用しなければなりません。

・要らなくなった布切れ
カラスの糞を拭き取るために使います。

・消毒液
撤去作業が終わってからも、巣があった場所にはウイルスが残っていますので、消毒をしておきます。

・ゴミ袋
撤去したカラスの巣をこれに入れます。

・懐中電灯
周囲が暗くなっていますので、明るく照らしてくれるものが必要になります。

・長い棒
巣を落とすのに物干し竿などを使います。

3.巣を駆除する
長い棒で巣を落とします。巣はゴミ袋に入れ、きちんと密閉します。

4.カラスの巣の撤去は専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

依頼者宅に訪問するカラスの巣の撤去事業者の写真

実際のところ、カラスの巣の撤去を個人で行うのは非常に困難です。
カラスは攻撃性が高い上に、野生動物であることから感染症のリスクもあります。

また、ヒナがいるかどうかを確かめるのも簡単ではないため、撤去作業は駆除業者に依頼するのが望ましいです。

業者をおすすめする理由は次の通り。

・高い駆除効果がある
長い間カラス対策に関わってきたプロフェッショナルが担当します。
巣の撤去作業はもちろん、残された糞の後始末までしっかり行ってくれます。
また、予防作業もきちんと行ってくれるので、カラスを巣が存在していたところに寄せ付けません。

・事前準備をしなくて済む
個人でしっかり対策をしようとすると、必要な道具を買い揃えるなど、何かと面倒なことが多いです。
業者であれば電話1本で自宅まで駆けつけてくれるので、個人での作業の手間を省略できます。

・アフターサービスが充実している
カラス対策において重要なのは作業してからのアフターサービスの充実度です。
業者では作業が終わってからも定期点検や被害が再発した際の無償駆除など、さまざまなサービスを実施しています。

ただし業者ごとにアフターサービスの保証期間が定められていますので、依頼される前に確認しておきましょう。

5.カラスの巣の撤去にかかる費用はいくら?

業者に依頼した際の具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

カラスの巣の撤去作業で頼りになる専門業者ですが、気になるのがその費用。

お住まいの地域にもよりますが、駆除費用の相場は15,000~40,000円程度になります。
ただし、上記の費用はあくまでも目安であり、巣が存在する場所や業者の出張費用などで金額が変動することもあります。

専門業者に依頼するとそれなりの金額がかかりますが、少しでも費用をお得にする方法があります。

一つは見積もりを比較しておくこと。
複数の駆除業者の金額を見比べることで最もお得な業者を見つけることができます。最低でも3社以上から見積もりをとると業者ごとの比較がしやすいです。
もちろんオンラインでも金額の概算を算出することが可能ですが、正確な金額を知るためにはスタッフに現場を見てもらわなければなりません。
もし提示された内容に納得できない時はお断りすることもできます。

また、見積もりにあたっては金額のみならず、どのような作業が含まれているかを確かめることも大切。
何かと安いことを売りにしたがる業者ですと、終わってからの消毒などやらなければならない作業が省略されている場合があります。

もう一つは割引キャンペーンをやっている業者を見つけること。
業者によっては期間限定割引やオンライン申し込み限定割引などが利用できるところもあります。
お近くにこうした業者がないか検索してみるといいでしょう。

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