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害虫が発生する前に出来る対策とは?

公開日:2023.4.12 更新日:2024.4.1
害虫が発生する前に出来る対策とは?

害虫が発生する前に防除剤を使用!予防対策することで楽になります。害虫が発生する前に防除剤の散布などの予防対策は必須です。害虫が一度でも家の中に侵入してしまうと高い繁殖力で一気に増殖してしまいますので、最初の一匹を入れない対策を取りましょう。そうすることで害虫被害は格段に減少しますし、万が一害虫が発生しても費用を抑えることにつながります。

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1. シロアリの対策について

シロアリ対策のコツは湿気の除去と水漏れ防止、決め手は蟻道を塞ぐこと

シロアリの駆除に使う黄色い噴射器の絵

シロアリ対策を実践して食害から家を守りましょう。

シロアリの被害は気になりますね。ですが、シロアリは床下などの見えない部分に生息していますので、気づいたときには被害が広がっていることも結構あります。シロアリは湿気を非常に好みますので、対策としては常に乾燥させておくことです。

具体的な方法としては、木材や庭の手入れ用品などで家の通風孔を塞がないようにしておきましょう。さらに庭の草木を刈っておくことで湿気が家の中に侵入しにくい環境を作ることが出来ます。

もう一つ重要なシロアリ対策は、水漏れを防止することです。家を建ててから10年以上経過すると、水漏れしている場合があります。床上の水漏れでしたらすぐに気づきますが、床下の水漏れは気づかない場合がほとんどです。 床下で漏れた水が地面に染み込むことでシロアリが大好きな湿気が発生します。定期的に床下をチェックするなどして早めのシロアリ対策をしておきましょう。

効果的なシロアリ対策として最後に紹介したいのが、蟻道を塞ぐことです。床下や外壁、基礎の部分に茶色いひび割れのようなものが見える事がありますが、それを蟻道と呼びます。蟻道が出来ていた場合、すでにシロアリが侵入している証拠ですので、早急な対策が必要です。いくら器用な方でも、床下の水漏れ対策や蟻道の除去などは出来ませんので、シロアリ駆除の専門業者に依頼して調査、駆除してシロアリ対策を強化して貰いましょう。

2. 羽アリの対策について

羽アリの対策は1回当たり平均10,000円。一度しただけでは再発生も。

葉っぱの上にとまっている羽アリの写真

羽アリの対策には習性を知ることが一番大事です。その上で有効な対策をしていきましょう。

まず第一の羽アリ対策として紹介したいのが寄せ付けないという事です。コンビニなどの光に無数の虫が群がっている所を見たことがありませんか?羽アリも光に集まる習性がありますので、特に夜間は気を付けましょう。

具体的な対策としては、カーテンを遮光性のあるものにして、部屋の明かりが外に漏れないようにすることが有効です。さらに網戸も光を反射しない色に変えておくことも効果があります。それでも羽アリが寄ってくるようであれば、網戸に防虫スプレーを吹き付けておくか外にぶら下げ型の虫よけ剤を設置しておきましょう。

羽アリ対策第二の方法は侵入させないことです。通常の網戸だと目が18メッシュ(1.15ミリ)という場合がほとんどです。羽アリの大きさは1~3ミリですので、小さいものだと容易に潜り抜けることが出来てしまいます。羽アリ対策を強化し、それを防ぐ為にも24メッシュ(0.84ミリ)以上にしておきましょう。究極は40メッシュ(0.64ミリ)ですが、あまり目が細かすぎると高価になり風通しも悪くなりますので、適度な物を選ぶことをお勧めします。

万が一、部屋の中に羽アリが侵入した場合の対策として最も有効なのは、掃除機で直接吸い込むことです。殺虫スプレーを使うと死骸を処理するのが大変になってしまいますので使用を控えましょう。羽アリがあまりにも発生する場合、他の被害も出てくる可能性がありますので、羽アリ対策専門の駆除業者に依頼して対策することで早く解決できます。

3. ハチの対策について

ハチの対策は自家製トラップでもOKだけどスズメバチには要注意

住宅の天井に作られた巣とその穴から出てくるハチの写真

ハチの対策は種類によって異なりますが、全てにおいて言えることはハチの攻撃にはくれぐれも注意して対策していきましょう。

巣が出来る前のハチの対策として効果が高いと言われているのが、自家製のトラップです。トラップの作り方は、まず2リットルのペットボトルの上部に2センチ角の切り込みを入れ、切った部分を内側に折り返しておきます。

次にペットボトルの中にハチを寄せ付ける液体を入れましょう。ハチが寄ってきやすい液体のレシピは、お酒と酸っぱい物と甘い物の組み合わせです。例えば日本酒、酢、砂糖を2:1:1で混ぜたものでも良いですし、焼酎(甲類)、ブドウジュ―ス、砂糖を2:1:1でもOKです。容器の1/3まで液体を入れたペットボトルを、ハチが巣を作りやすい場所(軒下など)にぶら下げると対策完了です。

2週間くらいすればハチが引っ掛かっている場合があります。もし、ハチが飛んでるにも関わらず罠にかかってない場合は、エサが合っていない可能性がありますので、違う液体を入れてハチ対策の強化をお試し下さい。

上記の方法でハチの巣作り対策は出来るのですが、すでにハチの巣が出来ている場合や飛んでいるハチがスズメバチだと事情が変わってきます。既にハチの巣が出来ている場合、巣自体を取り除かないといつまでも被害が出ます。またスズメバチの場合は、高い攻撃性で対策している最中に刺される可能性が大きいので、そのような場合は早めにハチ対策駆除専門業者に依頼して被害を未然に防ぎましょう。

4. ムカデの対策について

ムカデ対策の基本は侵入を防ぐこと!さらにエサを無くすと効果抜群

壊れた壁からむき出しになっているレンガの写真

ムカデ対策の基本であり本質は家への侵入を防ぐことにあります。

その為には、まずムカデがどのような場所から侵入してくるのか、何の目的で侵入してくるのか知る必要があります。ムカデの主な侵入経路としては、外壁のひび割れ、床下に繋がる通風孔、水回りの排水溝などです。これらを対策することでムカデの侵入を防ぐことが出来ます。外壁のひび割れは石膏などで塞ぎ、通風孔や排水溝にはネットをしておけば安心です。

さらに庭の草木が伸び放題だと、ムカデが隠れて侵入してきますので頻繁に刈った後、晴れが続く日にムカデ駆除剤(粉剤)を散布しておきましょう。次に考えなくてはいけないのは、何の目的でムカデは家に侵入してくるのか、という事です。ムカデは暗くてジメジメした場所を非常に好みます。さらに床下にはムカデの天敵である鳥がいませんので、非常に過ごしやすい空間という事になります。本格的なムカデ対策が必要となります。

もう一つ無視できないのが、エサです。いくら床下がムカデにとって快適な空間であっても、エサがないと生きていくことは出来ませんよね。そう、床下にはムカデの大好物があるのです。それはゴキブリの卵。ゴキブリはその優れた生命力で、どこにでも卵を産み付けます。それを狙ってムカデが家の中に侵入してきます。ですので、ムカデ対策の効果を高めるためには、ゴキブリ対策もしなくてはいけません。どちらにしても床下や屋根裏などの見えにくい場所の事ですし、ムカデの毒は危険ですので頻繁に出没するようでしたら、ムカデ専門の駆除業者に依頼して対策して貰うことをお勧めします。

5. ゴキブリの対策について

ゴキブリ対策にはホウ酸団子が効果的!増殖する前に先手を打って早めの対策

家に潜んでいるゴキブリを虫眼鏡で見つけている絵

ゴキブリ対策にはホウ酸団子が非常に効果的ですが、作り方を説明する前に注意して頂きたい事があります。

それは、赤ちゃんやペットがいるご家庭では、ホウ酸団子は絶対に使用しないという事です。ホウ酸という物質は市販されていますしそこまで危険な物質ではないのですが、無味無臭のため赤ちゃんやペットが誤飲しやすいです。ホウ酸を過剰に摂取することで吐き気や腹痛などの中毒症状が現れ、ひどい場合は血圧の低下やけいれんを引き起こす場合がありますので気を付けましょう。

肝心の作り方ですが、ピンポン玉の大きさのホウ酸団子を10個程度作るのに必要な材料として、ホウ酸(50g)、小麦粉(25g)、すりおろした玉ねぎ(1/2)、砂糖(大さじ1)、牛乳(少量)、水(適量)を用意します。水以外の材料を混ぜ、水を加えながら耳たぶの硬さになるまでこねましょう。丸めたあと5~7日天日干しをすればホウ酸団子の完成です。ゴキブリが通りそうな場所に置いておけばゴキブリ対策完了です。

強力なホウ酸団子ですが、ゴキブリの卵には効き目がありませんので、しばらくは設置しておくことが必須です。ゴキブリの繁殖力は物凄いので、一匹でも見かけたら早めに対策を講じましょう。ホウ酸団子に抵抗のある方、赤ちゃんやペットの関係でホウ酸団子を置けない方は、ゴキブリ専門の駆除業者に依頼して対策することで、ゴキブリ被害を最小限にすることが出来ます。

6. ノミの対策について

ノミ対策で大事なことは3つのS、見落としがちなぬいぐるみも要チェック

白を基調としたクローゼットに衣類や鞄などが置かれている絵

ノミの対策として大切なことは整理・整頓・清掃の3Sです。

ノミはいたる所に寄生して家の中に侵入してきます。ペットを飼っているご家庭なら薬や首輪などでノミ対策をしていることと思いますが、そうでない一般のご家庭はノミに噛まれるまで発生に気付かない方もいらっしゃいます。

ノミの対策として殺虫スプレーや粉末状の駆除剤などがありますが、まずは整理・整頓・清掃から始めましょう。

ノミは家具やカーペットの隙間やいたる所に隠れることが出来ます。見つけたノミを一匹ずつ退治してもきりがありませんので、落ち着いて対処する必要があります。

家具を動かして普段掃除しない場所に掃除機をかけ、カーペットも入念に掃除してノミの卵や幼虫、死骸などを吸い取りましょう。

布団は天日干ししてもノミ対策にはなりませんので、お持ちであれば専用の掃除機できれいにする事をお勧めします。

ノミ対策で見落としがちなのが、ぬいぐるみです。ノミが発生しているご家庭のぬいぐるみには卵が付着していることがあります。いくら部屋を完璧に掃除しても、ぬいぐるみに卵が付着していたら再度発生してしまいますので、出来れば洗濯機で除菌剤を入れて丸洗いしましょう。ノミが噛んだ後はニキビ痕のような傷が残る場合もありますので、あまりにも大量発生して自身での対策が無理だと判断したら、専門の駆除業者に依頼するのも有効です。

7. ダニの対策について

ダニ対策は寝具から!掃除機だけで全て吸い取るのは不可能ですので丸洗いをしよう

白いシーツに白い枕や布団が配置されているベッドの写真

ダニの対策としてまず手を付けて頂きたいのは寝具です。

ダニは布団だけでなく畳やカーペット、ホコリの中にも存在しますが、中でも寝具は畳の約10倍のダニが生息していると言われています。寝具のダニ対策として有名なのは掃除機で吸う事ですよね。特に近年では布団専用の掃除機もかなりの数が販売されています。布団に掃除機をかける際はシングルの片面を1分ずつかけると、かなりの数のダニの死骸や糞を吸い取ることが可能です。

しかし、残念ながら掃除機では生きているダニを吸い取ることが出来ません。そこで有効な対策が、布団の丸洗いです。洗剤と丸洗い後の高温乾燥によってかなりの数のダニを駆除することが可能です。最近では丸洗いOKの布団や毛布も発売されていますが、自宅で洗うと乾燥が不十分になりがちで生乾きの状態になり、結果としてダニの数が増えてしまいますので、丸洗いの際はクリーニング屋さんにお願いするかコインランドリーを使用してダニ対策をしましょう。

もう一つ寝具のダニ対策として有効なのが、布団乾燥機です。ダニの弱点は高温と乾燥ですので、布団乾燥機を使用して50℃以上の状態を1時間維持させることで、ダニはほぼ死滅します。ただし、いくら布団のダニを退治しても、畳やカーペット、マットレスのダニ対策をしていないと、再び寝具にダニが発生してしまいます。ダニによるアレルギーにお困りの方は、専門業者に依頼して、寝具も含めた部屋全体でのダニ対策を実施することを推奨します。

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