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家の中の蜘蛛を退治するには?退治方法や侵入対策をご紹介

公開日:2023.12.11 更新日:2024.4.22
家の中の蜘蛛を退治するには?退治方法や侵入対策をご紹介

蜘蛛はその外見から苦手だと感じる人が多い生き物です。家の中で出くわすと、驚いてしまう方も多いことでしょう。
なかには毒を持っている蜘蛛も存在するので取り扱いには注意が必要です。

この記事では家の中で見つけた蜘蛛の退治方法や侵入対策をお伝えします。

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1.家の中で見かける蜘蛛の種類

毒のあるセアカゴケグモには注意!

家に侵入したクモの絵

どこから忍び込んだのか、部屋の中に蜘蛛がいたのを発見して、驚いたことはありませんか。
また、玄関や軒下の蜘蛛の巣も気になりますよね。

見た目はよくない蜘蛛ですが、実は害虫を退治してくれるありがたい存在でもあります。
蜘蛛は日本に約1200種類も生息していて、家の中や周辺だけでなく、道端から野原や山林まであらゆるところに棲んでいます。

さまざまな種類がいますが、蜘蛛の巣を張らない蜘蛛も多いということは意外と知られていません。巣を張ってエサを捕らえる蜘蛛を「造網型」、歩き回って獲物を捕食する蜘蛛を「徘徊型」と呼んでいます。
このほかにも土の中に巣を作って獲物を待ち伏せる「地中型」の蜘蛛もいます。

■家の中で発生する主な蜘蛛の種類
日本で家のなかで目にする蜘蛛のうち代表的なものは6種類います。
そのうち
造網型の蜘蛛の種類は、ヒラタグモ、イエユウレイグモ、イエオニグモ、オオヒメグモです。
徘徊型の蜘蛛は>アシダカグモとハエトリグモの2種類です。

そのほか、家の庭や周辺では、ジョロウグモ、コガネグモ、ジグモなどが生息しています。

■毒を持っている蜘蛛もいる
日本にはもともといなかったセアカゴケグモは、おとなしい性格ですが、強い毒を持っているので、素手では触らないように注意が必要です。

2.蜘蛛は退治した方がいいの?

蜘蛛は害虫を食べてくれる

家に侵入したクモの絵

家のなかで見つけた蜘蛛は駆除した方がいいのでしょうか。

答えは、「駆除してもしなくてもどちらでもいい」です。
虫が嫌いで蜘蛛なんか見るのも嫌だ、という人は、殺虫剤を使って駆除してしまうのもいいし、窓の外に追い出してやるのもいいでしょう。
他の害虫の駆除に活躍してもらおうと、家の中の蜘蛛を放置している人もいるようです。
ですが、蜘蛛の巣は、見た目も悪いので取り払ってしまう方がいいでしょう。

■蜘蛛は害虫を食べてくれる
蜘蛛は縁起のいい虫とか、お釈迦さまの使いと言われ、昔から「家の中の蜘蛛は殺してはいけない」という言い伝えがあるほどです。
これは、家の中にいる蜘蛛は人に害を与えることはなく、ゴキブリやハエなどの家の中の害虫を捕食してくれるありがたい存在なのを、昔から人は知っていたからでしょう。

アシダカグモは、脚が長く手のひらほどの大きさにもなる、見た目がかなりのインパクトのある蜘蛛ですが、性格は臆病で、主なエサはゴキブリです。
ハエトリグモは、白い線が縦に入った小さな黒い蜘蛛でジャンプが得意です。その名の通り家の中のハエを餌にしています。
そのほかイエユウレイグモはコバエやダニなどを捕食し、ヒラタグモはハエを食べて生活しています。

3.蜘蛛を退治するには?

蜘蛛の逃がし方や駆除グッズ

クモを逃がすのに使うちりとりとほうきの写真

いろいろと人の役に立ってくれる蜘蛛ですが、やはり部屋で見かけたり、軒下や玄関周りが蜘蛛の巣で覆われていたら、気分のいいものではありません。

そこで、蜘蛛を退治する方法ですが、一番手っ取り早いのは、部屋の窓から外に追い出してしまうことです。
小型のホウキとチリトリを使って、そっと蜘蛛を捕まえて、そのまま窓の外に逃がしてやりましょう。

うまく捕まえられないという人は、掃除機か殺虫剤を使います。
掃除機を使う場合は、そのまま蜘蛛を吸引します。小さな蜘蛛なら掃除機の風圧や熱で死んでしまいますが、大きな蜘蛛は死なない場合もあるので、蜘蛛を吸ったあとは、掃除機の紙パックをビニール袋に入れて捨てましょう。

殺虫剤は一般的な害虫に効くスプレータイプのもので効果はあります。蜘蛛に特化した殺虫剤も売られているので、たくさん発生しているようなら、蜘蛛専用の殺虫剤を試してみるのもいいでしょう。
蜘蛛の嫌がる成分を含んでいる殺虫剤もあるので、蜘蛛が現れそうなところにあらかじめ噴霧しておくと、忌避剤としても使えます。

家の外の壁などについた蜘蛛の巣はホウキで払いましょう。電灯の付近はすぐに蜘蛛が巣を作るので、特に注意して蜘蛛がいないかチェックしてください。

4.蜘蛛を家の中に入れないためにできること

玄関や窓の隙間を塞ぐ

害虫が寄り付かない住宅の絵

見た目は気味が悪い蜘蛛ですが、人に役立つ蜘蛛を処分するのは気が引けるという方も多いはず。できれば蜘蛛は最初から家の中には入れたくないものです。

ここでは、蜘蛛を家に入れないようにするにはどうすればいいかについて見ていきます。

・玄関や窓の隙間に注意
蜘蛛が家に入ってくるのは、玄関や窓の隙間、換気扇・排水口などの穴を伝ってです。そのため、ここを塞いでしまえば、蜘蛛だけでなくゴキブリなどの害虫も入って来られなくなります。

玄関や窓の隙間には、ホームセンターなどで売っている隙間テープをはって害虫の侵入を防ぎましょう。
換気扇や排水口には、ネットや専用のフィルターをつけると侵入を防ぐことができます。

また、蜘蛛はりんご、柑橘系の果物、ミントの匂いなどが苦手なので、侵入しそうな場所に、りんごやレモンの芳香剤を置いたり、ハッカ油を吹きつけておくのも有効です。

・蜘蛛の餌となる害虫を発生させない
蜘蛛の餌となるハエやゴキブリなどがいなければ、蜘蛛も家に寄ってきません。ですので、害虫が家で発生しないように普段から心がけましょう。
殺虫剤などを使って家の中にいる害虫を駆除するのはもちろんですが、害虫のエサとなる食べかすやホコリを残さないように、しっかりと掃除をすることが大切です。
家をいつも清潔に保つことが蜘蛛を家の中に入れないためのポイントです。

5.家の中の蜘蛛退治まとめ

ひどい時は専門業事者に駆除を依頼

害虫駆除事業者の絵

ここまで蜘蛛の退治方法を見てまいりました。まとめると次のようになります。

・家でよく見かける蜘蛛は、一部の毒を持っている蜘蛛を除いて、人に悪さをするものではない。
・退治するには、ホウキとちりとりで逃がしてやる、掃除機で吸い取る、殺虫剤を使う。
・家の中に蜘蛛が入って来ないように対策をする。


部屋の中をこまめに掃除して、害虫の侵入を防いでいれば、蜘蛛にそれほど神経質にならずに済みます。ご自身で蜘蛛の退治を考えている方は、これまで見てきた蜘蛛退治の方法を参考にしてみてください。

でも、虫が大変苦手でどうしても自分で退治したくない人もいるでしょう。
蜘蛛が大量に発生して困っていたり、何度退治してもすぐに蜘蛛の巣ができてしまうなど、自分で蜘蛛を退治するには手に負えないこともあるかもしれません。

また、セアカゴケグモのように、毒を持っている蜘蛛の退治は要注意です。

そのような時は、害虫駆除の専門事業者に依頼するのも一つの方法です。
自分では退治しにくい高所などの蜘蛛の巣除去も依頼でき、実感できる効果が期待できます。
事前に調査や細かい見積もりをしてくれるところなら安心でき、おすすめができる事業者です。再発防止のアドバイスをしてくれるところもありますので、口コミを参考に事業者選びをしてみてください。

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