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エアコン暖房の修理費用はいくら?修理の費用相場や業者選びのポイントについて

公開日:2023.7.19 更新日:2024.4.16
エアコン暖房の修理費用はいくら?修理の費用相場や業者選びのポイントについて

寒い日にお部屋を快適にしてくれるエアコン暖房でも、時として故障してしまうことも。
一番の解決策は業者に修理を依頼することですが、その際に気になるのが費用。一体いくらくらいかかるのでしょうか。

今回はエアコン暖房の修理費用の相場や安くするコツについてご紹介します。

1.エアコン暖房の修理にかかる費用はいくら?

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

エアコンが稼働しない時に修理してもらいたいけれど、費用がいくらか気になるという方も多いでしょう。専門業者による費用相場は次のようになります。

室内機の基板:22,000~33,000円
室外機の基板:23,000~40,000円
ファンモーター:20,000~32,000円
マイコン:13,000~28,000円
圧縮機:40,000~100,000円
冷媒管:11,000~30,000円
モーター:10,000~21,000円
ルーバー:8,000~15,000円

ただし、上記の修理費用相場はあくまでも目安であり、使用されている機種や故障状態で異なります。
また、さらに業者がご自宅まで駆けつけるのにかかる出張費用も別途加算されます。

エアコン暖房の修理は自分で行おうと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、自分で対処するのは難しいです。
内部には制御盤や配線をはじめとした精密機器や部品で構成されているため、専門知識や経験なしに修理を行うのは至難の業です。
もし無理に自分で直そうとすると、かえって状態をさらに悪化させ、交換しなければならなくなります。

こうしたことから、エアコン暖房に関する不調が見られたら、業者に連絡するようにしましょう。
専門知識豊富なプロが在籍していますので、安全かつ確実に作業してもらえます。
また、エアコンのことなら何でも質問に応じてくれます。メンテナンスや使い方など、知りたいことがあれば積極的に質問してみましょう。

2.エアコン暖房の修理が必要なパターン

主なパターン

故障したエアコンと困っている女性の写真

エアコン暖房は使用しているうちに、さまざまなトラブルが発生することがあります。自分で対処できることもありますが、場合によっては業者のサポートが必要となります。
暖房の修理が必要となるパターンは次の通り。

・エアコンから風が送られてこない
エアコンを稼働させても風が来ない場合は、エアコン本体が故障している可能性が高いです。
精密な機械で構成されている以上、素人では対処するのが難しいです。そのため、業者に点検してもらいましょう。

・エアコンがよく止まる
稼働している最中に止まることが多い場合は故障が原因です。
エアコンには制御装置やコンプレッサーといったパーツが内蔵されていて、これらが暖房をコントロールしています。
もしこれらのパーツが不具合を起こしていたら、暖房を稼働させることができません。

・暖房をつけても冷房しかでない
暖房をつけたにもかかわらず、冷房しか出ないことはありませんか。
もしかするとエアコン内部にある冷暖房を切り替える調整弁が故障しているかもしれません。
応急処置としていったんプラグを抜いて、しばらくしたら再度稼働させるという方法もあります。
もし上記の手段でも直らない場合は、業者に頼んでエアコン本体を調べてもらいましょう。

3.エアコン暖房を修理するか交換か見極めるサイン

交換する際の目安

エアコンの前でハンドサインを出す事業者の写真

エアコン暖房は使用し始めてから一定の時期を迎えたら修理ではなく、交換するのが望ましいです。精密な部品から構成されているので、買い替えは大切です。

一般的にエアコンの交換が必要な時期の目安は10年とされています。
その理由としてはメーカーの修理の都合が関係しています。国内の多くのメーカーでは使用上は問題ないとされている期間を10年に設定されています。

10年が経過した場合、製造メーカーの部品の製造が終了してしまう他、保証の対象外になります。
もしこの期間以降で修理可能であったとしても、修理をしてもらう費用が高くなってしまうこともあります。
こうしたことから、自宅に設置してから10年が経過しているエアコンは買い替えておく必要があります。

ただし、設置されてから10年が経過しなくてもリフォームに差し掛かることも。
普段の使用環境や本体の不具合といった原因により、設置されてから7~8年しか経過していなくても交換が必要になることがあります。

それ以外にも、過去に修理してもらった場合でも、別の不具合が見つかって再度修理が必要になってくることもあります。
もしエアコンを長く使用し続けている場合、保証期間を確認しつつ、交換すべきか検討しておきましょう。

4.暖房の修理費用を安くする方法

費用を抑えるコツ

エアコン修理費用相場のイメージ写真

前述の通りエアコン暖房を修理される際にはある程度の費用がかかりますが、それを少しでも安く抑える方法があります。

一つは見積もりを比較すること。
見積もりには作業ごとの内容とその費用が詳しく記載されています。
作業の詳細をきちんと確認しておけば、後になって不要なオプション費用が発生する心配がありません。
交換作業にかかる費用が高いほど、正確な費用相場を把握することは非常に重要です。
もし業者から提示された費用に納得がいかない時は、その場でお断りすることが可能です。

少なくとも3社以上の見積もりを比較することで、お住まいのエリアで最も安い業者を見つけられます。

もう一つは自宅近くにある業者を選択すること。
自宅からの距離が遠い業者であるほど、交通費、駐車場代、移動経費などが高くなっていきます。
余計な出費を増やさないためにも、自宅からなるべく近いところにある業者に頼んでおきましょう。

この他、割引キャンペーンを利用する方法もあります。
業者によっては期間限定の割引料金やオンラインで申し込みされた方の限定割引など、さまざまなキャンペーンが実施されています。
お近くにある業者を調べてみて、利用できそうなキャンペーンをやっている業者があるか確認しましょう。

5.暖房修理業者の選び方

業者の選びの基準

エアコンの点検を行う事業者の写真

暖房修理で役に立つ専門業者ですが、優良業者と呼ばれるところと、そうでないところがあります。
優良業者の選び方は次の通り。

・実績が豊富である
業者選びで最も重視しておきたいのが作業実績。多くの業者のホームページにはこれまでの作業件数や施工事例が紹介されています。

・あらゆる機種に対応してくれる
壁掛け型や天井埋め込み型などさまざまなタイプのエアコンが発売されています。
ホームページを見ても対応可能かどうかわからない場合は、電話やメールでお問い合わせしてみて確認するようにしましょう。

・安さを過度に強調する業者を選ばない
やたらと安さを売りとしている業者ですと、必要な作業がされていなかったり、不要な有料オプションを勧めてきたりするケースが多々あります。
こうした業者はなるべく避けるようにしましょう。

・スタッフの対応が丁寧である
依頼された方へきちんとした対応ができる業者であるほど、安全かつ確実に作業してもらえます。
見積もりに記載されている作業内容やエアコンのお手入れの仕方など、気になることがあれば積極的に聞いてみましょう。

・さまざまな決済方法に対応している
最近では銀行振り込みの他にも、クレジットカードやQRコード決済にも対応してくれるところもあります。
こうした決済方法であれば支払いでポイントも貯まるのでお得です。

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