本文へ移動

エアコンが凍結する原因とは?室内機・室外機別の対処法を解説

公開日:2023.7.19 更新日:2026.1.26
エアコンが凍結する原因とは?室内機・室外機別の対処法を解説

寒波の影響で外気温が氷点下になる日が続くと、エアコンを使っているのに暖房が効かない、風が出にくいといった不具合に戸惑うことがあります。冬場に起こりやすいトラブルのひとつが、エアコンの凍結ですが、突然起きるため原因が分からず不安に感じるかたも少なくありません。

エアコンの凍結は、寒さだけが原因とは限らず、使い方や設置環境など複数の要因が重なって起こるケースがあります。そのため、自己判断で使い続けてしまうと、状態を悪化させてしまうこともあります。

エアコン 凍結は原因を正しく知ることで、適切な対処や判断がしやすくなります。この記事では、エアコンの室内機や室外機が凍結する主な原因と、状況に応じた対処方法について整理していますので、ぜひ参考にしてください。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

エアコン110番

1.エアコンが凍結するとどうなる?

外気温が0度を下回る日が続くと、エアコンが凍結してしまう恐れがあります。

窓の結露を触っている写真

エアコンが凍結すると、暖房が効かなくなる、風が弱くなるといった不具合が発生します。そのため、寒さが厳しい冬にこのトラブルが起こると、生活に大きな支障が出てしまいます。

また、凍結している部分にエアコンの温風が当たることで氷が溶け、水となって内部に流れ込むことがあります。この水分が原因で、内部の部品に影響が出たり、ショートなどのトラブルにつながる可能性もあります。

エアコンは室内機と室外機のどちらにも凍結が起こるおそれがあります。次項以降では、それぞれが凍結した場合の対処方法について整理してご紹介します。

2.エアコンの室内機の凍結が起こる原因

室内機の凍結の原因は、「ガス抜け」が多い!その他には内部に溜まった汚れも原因に

リモコンでエアコンを操作している写真

室内機は文字どおり室内に設置されているため、凍結するとは思っていなかったというかたも多いかもしれません。暖房を使っているのに凍結することに疑問を感じ、不安になるケースもあります。

室内機が凍結する主な原因として挙げられるのが、エアコン内部のガス抜けです。エアコンはヒートポンプの仕組みを使い、冷媒ガスを循環させて外の熱を取り込み、暖房や冷房として利用しています。このガスが不足すると正常に循環できなくなり、配管や内部に霜が付いたり凍結したりします。

ガス抜けが起こる原因はいくつか考えられます。取り付け工事の際の施工不良によって、少しずつガスが漏れることがあります。この場合、すぐに不具合が出ることもあれば、数年経ってから症状が現れることもあります。また、室外機を無理に動かしたことで配管がずれ、そこからガスが漏れるケースもあります。

そのほかにも、長年の使用による劣化で開閉バルブのパッキンが傷んだり、配管が腐食して穴があいたりすることで、ガスが抜けてしまうことがあります。

ガス抜けを確認する目安としては、冷房運転を15分ほど行ったあとに配管の状態を見る方法があります。配管に霜が付いている場合は、ガスが不足している可能性があります。

また、ガス抜け以外の原因として、室内機に汚れがたまっているケースもあります。フィルターや熱交換器にほこりが詰まると空気の流れが悪くなり、冷媒ガスがうまく働かず、霜の付着や凍結につながることがあります。

3.エアコンの室外機の凍結が起こる原因

室外機は外気の影響を受けやすい!寒い冬場には注意が必要!

エアコンの室外機に雪が積もっている写真

室外機は屋外に設置されているため、外気の影響を直接受けやすいという特徴があります。そのため、寒さが厳しい冬場には、凍結したり霜が付いたり、雪に埋もれてしまったりすることも珍しくありません。

暖房運転中は、室内から送られてきた冷たい空気が室外機を通って屋外へ排出されています。このとき、室外機内部の熱交換器は非常に冷えた状態になり、周囲の空気中に含まれる水蒸気が冷やされて結露します。この結露した水分が凍ることで霜となり、熱交換器に付着してしまいます。

そのほかにも、周囲に積もった雪が溶けて熱交換器に付着し、そのまま凍結してしまうケースもあります。

4.エアコンが凍結した時の対処法

このトラブルが起こった場合の対処法を、室内機・室外機にわけてそれぞれご紹介します!

エアコンの室外機に雪が積もっている写真

■室外機
まず、室外機の周りに雪が積もっている場合は、雪かきなどを行い、周囲の除雪をしてください。雪に埋もれた状態では、室外機が正常に動作せず、凍結が解消されにくくなります。

室外機には、霜が付着すると自動で霜を溶かす「霜取り運転」の機能が備わっています。外気温が低い日に暖房が効かないと感じた場合でも、エアコンの電源を入れてから10〜20分ほど経過すると、霜が除去されて暖房が回復することがあります。ただし、霜取り運転中は暖房が一時的に止まるため、その間は別の暖房器具などで寒さをしのぐ必要があります。

電源を入れてから30分以上経っても暖房がまったく効かない場合は、故障の可能性があるため、業者に点検を依頼することをおすすめします。

そのほかの対処方法として、少量のぬるま湯をかけて凍結部分を溶かす方法もあります。ただし、熱湯や大量のぬるま湯をかける行為は避けてください。熱湯を使うと水蒸気が発生し、その水分が内部に入り込んで結露を起こし、部品の損傷や基板のショートにつながるおそれがあります。大量のぬるま湯をかけた場合も同様のリスクがあるため注意が必要です。

また、外気温が極端に低い状況では、少量のぬるま湯であっても再凍結するおそれがあります。特に夜間や早朝は気温が下がりやすいため、慎重に判断してください。

■室内機
室外機に霜が付いた場合は自動で霜取り運転が行われますが、室内機にはそのような機能はありません。そのため、室内機に霜が付いていることに気付いた場合は、凍結が進む前に早めの対処が必要です。

霜取りを行う際は、安全のため必ず電源を切ってください。そのうえで、ドライヤーなどの温風を当てて、ゆっくり霜を溶かしていきましょう。

ただし、ガス抜けが原因の場合は、霜を取り除いても再び霜が付着することがあります。このような場合は、無理に使い続けず、業者に相談することが大切です。

室内機の凍結予防としては、フィルターや内部の清掃を定期的に行い、ほこりや汚れがたまらないようにすることが有効です。

これらの対処を行っても暖房が改善しない場合は、エアコン本体の不具合が考えられます。寒い時期に暖房が使えない状態が続くと、体調不良につながるおそれもあるため、早めに業者へ相談してください。

5.エアコンが凍結したら、修理業者に点検・修理を依頼しよう

凍結が改善しない場合は修理業者に相談する

エアコンを点検する業者の写真

エアコンの凍結は、一時的に暖房が効かなくなるだけでなく、内部部品への負担や故障につながるおそれがあります。自分で霜取りや簡単な対処を行っても改善しない場合や、何度も凍結を繰り返している場合は、無理に使い続けないことが大切です。

エアコンの凍結が改善しない場合は、早めに修理業者へ点検や修理を依頼することが安全な判断といえます。ガス抜けや部品の不具合など、見た目では分からない原因が隠れているケースも多く、専門的な確認が必要になるためです。

修理業者に依頼すれば、凍結の原因を特定したうえで、必要な修理や調整を行ってもらえます。結果として、再発防止につながり、無駄な電気代や突然の故障リスクを抑えることにもなります。寒い時期にエアコンが使えない状態が続かないよう、異変を感じた段階で専門業者への相談を検討してください。

6.エアコン修理事業者を選ぶ際のポイント

実績と対応内容を事前に確認する

エアコンの室外機を修理する業者の写真

エアコン修理事業者を選ぶ際は、まずこれまでの修理実績や対応内容を確認することが重要です。公式サイトなどで、エアコン修理に関する具体的な事例や作業内容が掲載されていれば、どのようなトラブルに対応してきたのかを把握しやすくなります。凍結トラブルの対応実績があるかどうかも、あわせて確認しておくと安心です。

・見積もり内容が明確かどうかを確認する
修理を依頼する前に、作業内容と費用の内訳をきちんと説明してくれるかどうかも重要な判断材料です。見積もりが曖昧なまま作業を進めてしまうと、後から追加費用が発生するおそれがあります。作業前に見積もりを提示し、内容について説明してくれる事業者を選ぶことが、トラブル防止につながります。

・問い合わせ時や現場での対応を確認する
電話やメールでの問い合わせ時の受け答えや、現場に来たスタッフの説明の仕方からも、事業者の姿勢を判断できます。質問に対して分かりやすく説明してくれるか、こちらの状況をきちんと聞いたうえで提案してくれるかといった点を確認することが大切です。

・アフターサービスや相談体制を確認する
修理後に不具合が再発した場合の対応や、保証の有無についても事前に確認しておきましょう。修理して終わりではなく、必要に応じて相談できる体制が整っている事業者であれば、万が一の際にも安心して対応を任せやすくなります。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

エアコン110番

エアコン修理の新着記事

おすすめ記事