洗濯機が臭い!イヤな臭いの原因とすぐ出来る対処法を解説
公開日:2019.8.26 更新日:2024.4.5
洗濯機の蓋を開けてみると変な臭いがした、といった経験をしたことはありませんか。
洗濯機にカビや洗剤などの汚れが付着していると、やっかいな臭いの原因になります。
今回は、洗濯機が臭い原因や、洗濯機の掃除方法などについてご紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、あのイヤな臭いとおさらばしてくださいね!
洗濯機の蓋を開けてみると変な臭いがした、といった経験をしたことはありませんか。
洗濯機にカビや洗剤などの汚れが付着していると、やっかいな臭いの原因になります。
今回は、洗濯機が臭い原因や、洗濯機の掃除方法などについてご紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、あのイヤな臭いとおさらばしてくださいね!
洗濯する物を洗濯機の中に置いたままにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなります。特に汗をかいた衣類、濡れているタオルなどは要注意です。
モラクセラ菌と呼ばれる雑菌は、洗濯物に含まれる水分や汗、皮脂などの汚れを養分としています。室内の風通しが悪いと湿度が上昇し、菌にとって繫殖しやすい環境が整います。洗濯槽だけではなく、洗濯物に発生している細菌にも注意する必要があります。また雑菌は洗剤によっても発生することがあります。人によっては汚れを落としやすくするために、多めに洗剤を入れることがあるかもしれません。しかし洗剤の使い過ぎはむしろ逆効果であり、かえって雑菌が繁殖しやすくなることがあります。ですので、洗剤の使用量については表示されている分量で使うことを心掛けましょう。
雑菌の繁殖を防ぎたい場合は、洗濯槽の中を日頃から乾燥させておくことが大切です。使っていない時間帯には、なるべく蓋を開けておきましょう。また汚れた衣類は雑菌の繁殖原になりやすいため、洗濯を行う時だけ洗濯機に入れておくことが肝心です。洗濯機を使用する際には使用環境に注意を払いましょう。
一見するときれいに見える洗濯槽でも、見えないところではカビの汚れが付着していることが多いです。洗濯槽の穴やフチ、洗剤の投入口といった箇所は注意が必要です。
洗濯機の内部はとても湿度が高く、カビにとってはまさに繁殖に最適な環境です。水分が残りやすい洗濯槽の裏はカビが発生しやすいです。洗濯を行うごとに溶けないままの洗剤や衣類の汚れが残り、それがカビの発生原因となります。 中でもドラム式洗濯機のように使用する水量が少ない洗濯機ですと、洗剤や汚れが洗濯槽内に溜まりやすく、カビの養分となってしまいます。
洗濯機にお風呂の残り湯を使用される場合も注意が必要です。お風呂の残り湯は雑菌が多く含まれており、それがカビの繫殖の温床となります。温度や湿気、汚れといった要因が課さないことで、カビはあっという間に増殖していきます。
洗った洗濯物や洗濯槽内に何かしらの汚れや不純物がないか、日頃から確認しておくことが大切です。
もしこうした汚れを見つけた場合には、きちんと掃除しておきましょう。また残り湯を使用して洗濯される方は、除菌ができる洗濯洗剤を使い、すすぎの際には水道水を利用するようにしましょう。
洗濯機の洗剤の使用量が適切でない場合、臭いが発生することになります。
「汚れをしっかりと落としたい」、「洗剤の量を図るのが面倒」といった場合に、洗剤を使い過ぎることがあります。しかしそうしたことは逆効果であり、むしろ洗剤の臭いが残ってしまいます。またこうした洗剤の臭いが細菌やカビ菌の発する臭いと混ざることもあります。
洗剤をたくさん入れても、汚れの落ち具合に変化が起こるということはありません。洗濯物の臭いが取れるどころか、むしろ雑菌の増殖につながり、かえって臭いを強めてしまうことにつながる恐れがあります。洗剤を使用される際には、商品の裏面をよく読んで、使用量をきちんと守りましょう。場合によっては通常よりも洗剤の使用量を少なくすることも対策のひとつです。普段の洗濯に本当に必要な量かどうかを確認しておくことも大切です。
また香りが残りにくい洗剤や柔軟剤に変えてみることも有効です。洗濯物の生乾きによる臭い対策が気になるのであれば、色物衣料にも使用可能な酵素系漂白剤と併用されることもおすすめします。現在使用されている洗剤を見直し、違うものを代用してみるといいでしょう。
嫌な臭いを取り除くには洗濯槽を掃除しておくことが有効です。カビや洗剤などの汚れを取り除くことで臭いを防げます。
洗濯槽を掃除する際には、塩素系洗濯槽クリーナーを使ってきれいにしておきましょう。塩素系のクリーナーを使用することで厄介な黒カビを取り除くことが可能です。
まずは洗濯槽の中を空にしておきます。洗濯槽についているゴミ取りネットなどの付属品については、あらかじめ外しておくことが肝心です。
次に塩素系洗濯槽クリーナーを投入しておきます。この時、商品などに表示されている規定量だけ入れることがポイントです。
最後に洗濯機に水を入れて、つけ置きしておきます。水位については高位に設定し、普段と同じように洗濯機を回しておくだけです。
掃除が終了した後は、すぐに洗濯槽の蓋を閉じないようにしておきましょう。すぐに閉めるとカビが繫殖する原因となります。清掃完了後の数時間は洗濯槽の蓋を開けて、中を乾燥させるようにしましょう。
洗濯機の臭い対策にはクエン酸も役に立ちます。洗濯槽に水を張り、小さじ一杯ほどのクエン酸を入れておきます。クエン酸が溶けたら洗濯物を投入して1時間ほどつけ置きします。その後は洗剤を入れて洗濯機を回せば臭いを取り除けます。
ここまでご紹介した方法を使用することで、ご自身でも洗濯機の臭いを取り除くことができます。
しかし頑固な臭いであったり、より確実に臭いを取り除きたい時はハウスクリーニング業者に依頼することをおすすめします。
市販の洗濯槽クリーナーを使用しても、落とせる箇所は限られています。洗濯槽の裏側に付着しているカビや洗剤の汚れは落とすのが難しく、洗濯槽の裏側はお掃除することが難しいため、汚れをわずかに残してしまうこともあります。
そんな時には専門業者に依頼しましょう。プロであれば蓄積された経験と専門技術があるため、ご自身では掃除が難しい箇所でもきれいにしてくれます。細かい部分まで徹底的に掃除し、気になる嫌な臭いもあっという間に取り除いてくれます。費用こそ掛かりますが、ご自身で掃除をする手間が省けますし、作業も確実に行ってくれます。
業者に依頼する場合、費用相場は13,000円~17,000円程度になります。作業内容によってこの金額から上下します。
業者に依頼される場合は、複数の業者を比較されることをおすすめします。現在では多くのハウスクリーニング業者が無料で見積もりを実施しています。見積もりをとることによって、費用を安くすることができます。