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スズメバチの活動時期はいつごろ?刺されないための対策と駆除方法を解説

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.15
スズメバチの活動時期はいつごろ?刺されないための対策と駆除方法を解説

スズメバチは時期によって活動パターンが変化していきます。これを知っているか否かで、スズメバチに刺されるリスクは大きく変わります。
今回は、そんなスズメバチが活動する時期や刺されないための対策、駆除方法について解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

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1.スズメバチの活動時期

スズメバチは夏季シーズンが活動のピーク!

スズメバチの絵

スズメバチは春から秋の3シーズンにわたって活動しています。中でも6月から10月にかけての夏季シーズンは凶暴化しやすく、注意が必要です。

4月から6月の上旬までに1匹だけスズメバチが飛んでいるのを見かけることがありますが、そのハチは女王蜂です。
花や木に生息している虫を食べたり、たんぱく質が取れそうなゴミを見つけたりして栄養を蓄えているのです。
こうした女王蜂はまだ冬眠から目覚めて間もないため、攻撃性が低く、形成している巣の規模も小さいです。

ただし、夏頃はスズメバチやその巣に近づくのは危険です。スズメバチの被害のピークとなる8月から10月は巣が大きくなっていき、巣によっては最大で2,000匹ものスズメバチが潜んでいる可能性があります。

さらにこの時期はスズメバチの巣の数自体も多くなっています。

また、秋にかけてはエサとしている虫が少なくなっていくので、夏のうちに虫を取ろうとしてスズメバチも気が立っています。 ちょっとでも蜂の巣を刺激しようものなら、多くのスズメバチが襲い掛かってきます。
この時期に個人で蜂の巣の駆除を行うのは非常に危険です。

ですので、夏季シーズンには不用意にスズメバチの巣に近づかないようにしましょう。

2.スズメバチがおとなしくなるタイミング

スズメバチは冬におとなしくなる!

落ち葉と雪が積もった地面の写真

スズメバチはその生態上、秋以降はだんだんおとなしくなっていきます。実際に冬になると外でスズメバチの姿を見かけることはほとんどないと思います。

スズメバチの働き蜂は非常に短命であり、2ヶ月しか寿命がありません。秋になる頃にはほとんどの働き蜂が死んでしまいます。
女王蜂についても寿命は1年程度です。ちなみに女王蜂は冬になると冬眠に入ります。

次の年に新女王蜂となるスズメバチは生まれてから1~2週間は巣の中にこもっています。この頃に体内に必要な脂肪を蓄えておき、冬の厳しい寒さを乗り越えるのです。
新女王蜂が冬眠に選ぶ場所としては、朽ちている木々や倒木といったところが挙げられます。なおその間には蜂の巣はもぬけの殻となっています。

ただし、寒い時期はスズメバチがいなくて安全かというと、必ずしもそういうわけではありません。
近年は暖冬の影響で冬になってもスズメバチが巣に残っていることもあります。残っている蜂はときどき出てくることがあるので、むやみに近づかないことが大切です。

また、秋になると、冬眠場所を探している女王蜂が外の洗濯物に紛れ込んでいたということもあります。
寒くなる秋以降でもスズメバチは活動している可能性があるので油断は禁物です。

3.スズメバチに刺されないための対策

スズメバチに刺されないためにやっておくべきことをご紹介します!

棚にかけられた黒い服と白い服の写真

スズメバチの活動が活発化してくる6月から10月にかけては、刺されないための対策をきちんとしておく必要があります。
緑の多い公園や山、森などに出かける際はもちろん、自宅近くでも注意するようにしましょう。

・なるべく黒い服は着ない
スズメバチには黒い物を見ると攻撃してくる習性があります。これは蜂にとっての天敵である熊が黒色をしているからであると言われています。
そのため、夏季シーズンには白っぽい色の服装を心掛けることをおすすめします。実際に防護服の色も白です。

・素肌を露出しない
スズメバチの駆除で使用されている防護服は素肌が出ないように設計されています。
しかし、ただ防護服を着れば大丈夫というわけではなく、防護服を着ていても針が皮膚まで届くことがあります。
鉢の針は非常に小さく、ちょっとした隙間から入り込んでくる可能性があるので注意が必要です。

・香水の使用を控える
スズメバチは甘い香りに誘われて寄って来ることがあります。そのため、自然が多い場所へ行く際は香水の使用を控えるのが望ましいです。
また、整髪料や化粧品についても警戒フェロモンと同じ物質を含むため注意が必要です。

・スズメバチに遭遇しても慌てない
もしスズメバチを目撃しても、走ったりしないようにしましょう。
激しい動きはスズメバチを刺激することにつながるので、じっとしていることが大切です。

4.スズメバチの駆除方法

スズメバチを駆除する手順をご紹介します!

防護服を着た人がスズメバチを駆除している絵

そんな厄介なスズメバチですが、自力で駆除作業を行うことも不可能ではありません。適切なタイミングと使用する道具に気をつけておけば駆除することができます。

スズメバチの駆除作業の手順は次の通りです。

1.駆除する場所と時間帯を確認する
スズメバチを駆除するにあたっては、まずは自力で作業できそうかどうかの確認をしましょう。
殺虫スプレーを使用しても問題がない、何かあってもすぐに避難できるところがあるなどの条件を満たした場所でなら自力での駆除も可能です。
また、スズメバチは夜間になるとおとなしくなるので、作業を行う時間帯としては日が暮れた以降がおすすめです。

2.作業道具を揃えておく
スズメバチの駆除に必要な道具は次の通りです。
・防護服
・長靴
・厚手の手袋
・帽子
・タオル
・懐中電灯
・殺虫スプレー
・長い棒
・ゴミ袋

3.スプレーを吹き付ける
スズメバチを駆除するには、その巣を落とすことが大切です。
まずは、巣から3m離れたところに殺虫スプレーを吹き付けます。そうするとスズメバチが単体で飛び出すので、飛び出したスズメバチに対してもスプレーを吹き付けます。

4.巣を落とす
巣からスズメバチが出てこなくなったら、長い棒で巣を落とします。安全のために落とした巣に再度スプレーをします。
その後、巣をゴミ袋に入れて、しっかりと口を結んでおきます。

5.寄せ付けないように再度スプレーする
最後に、再びスズメバチの巣がつくられないように、巣があった場所にスプレーをかけておきます。

これで駆除作業は完了です。

5.自分で駆除できない場合は専門業者に連絡を!

危険を伴うスズメバチの駆除は、プロにお任せ♪依頼した場合のメリットをご紹介します!

スズメバチを駆除している事業者の絵

最近ではスズメバチ駆除に役立つグッズがたくさん登場していますが、それでもスズメバチの駆除には危険が伴います。

そんな時に役に立つのが、駆除作業の専門業者です。業者に依頼した場合は次のようなメリットがあります。

・見逃してしまいがちな巣まで調査してくれる
スズメバチの巣は壁の中であったり、室外機の中であったりと気付きにくい場所に作られている場合もあります。
業者に依頼することで、プロの視点からしっかりと現地調査を行ってくれます。これにより、そうした一般人には気付きづらい巣も発見することができます。

・難所にある巣も駆除してくれる
プロの業者ではスズメバチの駆除のために専用の道具を揃えています。自力ではなかなか作業がしづらい高い所や狭い所にできた巣もしっかり除去してもらえます。

・迅速に対応してもらえる
プロの駆除業者は安全かつスピーディーな作業を心掛けています。最短で即日、遅くても翌日にはスズメバチの駆除作業を行ってくれます。
素早く作業してもらえば、近隣にスズメバチの被害が拡大せずに済みます。

・アフターフォローが充実している
スズメバチによっては駆除から2~3日後に巣があった場所に戻ってくることもあります。
駆除業者では駆除作業が終了してから1週間はアフターフォローを受け付けているところが多いです。

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