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お金がない時にシロアリが出たらどうする?費用を抑えて駆除するコツを解説

公開日:2024.5.17
お金がない時にシロアリが出たらどうする?費用を抑えて駆除するコツを解説

シロアリは住宅に深刻な影響を与える可能性があるので、早めに対応したいものです。しかし、駆除を業者に頼むにはどうしてもお金がかかります。

この記事では、お金がない時に費用を抑えてシロアリを駆除する方法について解説します。

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1.お金がないとシロアリの駆除を業者に頼むのは難しい

シロアリ駆除には20万円以上かかる可能性が高い

通帳を見ながら家計の予算が足りなくて頭を抱える人の写真

残念ながら、お金に余裕がなければ、シロアリの駆除を依頼するのは難しいです。
なぜなら、シロアリの駆除にかかる費用相場は25万円程度だからです。大手の駆除業者に依頼してもらった場合は、さらに高くなる場合もあります。

ちなみにシロアリの駆除費用の場合は、1平米(1㎡)あたり2,000円といった具合に表記されています。1平米は0.3坪であるため、1坪あたりの料金を知りたい場合は3.3倍にすれば大丈夫です。

■シロアリ駆除にお金がかかるのはなぜ?
シロアリ駆除作業は、作業中の負担が大きいため、費用が高くなります。

例えば、シロアリがどこにいるのか探すためには、床下に潜って、わざわざ1ヵ所ずつ探さなければいけません。すべてのシロアリの居場所を突き止めなければ終わらないため、シロアリの駆除作業は過酷であるわけです。
さらに、同様の作業を玄関や家の外周に至るまで 行います。広範囲を探してやっとシロアリの居場所がわかれば、今度は駆除作業です。

また、シロアリを駆除するには床下に数十リットルもの薬剤を撒く必要があります。(この薬剤費もシロアリ駆除が高額になる理由のひとつです。)
床下に入れない場合はドリルで穴を上から薬を撒くことになり、その場合は駆除作業の後にドリルの穴を補修する作業が追加されます。

ここでやっと作業が終わりますが、かかる時間は5時間程度です。

2.お金がないからシロアリ駆除を自分で行うことは可能なのか?

素人がシロアリ駆除をするのは難しい

害虫のトラブルに悩む女性のイラスト

シロアリの駆除を依頼するお金がないときに、自分で駆除しようと考えるでしょう。確かに、自力で駆除できれば、業者に依頼するよりも大幅に費用を抑えられます。
ただし、素人がシロアリの駆除を行なうのは難しいです。

シロアリ駆除には専門的な知識と道具が必要です。知識がない状態で下手に駆除しようとしてもうまくいかないケースが多く、道具をそろえる費用だけがかかってしまうことにもなりかねません。
上手くいかなかったから結局業者に依頼するとなると、かえって損をしてしまいます。

シロアリの被害が深刻な場合や、根本的な原因を除去する必要がある場合は、プロの事業者に依頼することを強くおすすめします。

それらのリスクを承知の上で、どうしても自分でシロアリ駆除をしたい方にむけて、以下に自分でシロアリ駆除をする際の基本的な手順と注意点を紹介します。

■自分でシロアリ駆除を行う手順
1.シロアリの種類を特定する
シロアリの種類によって効果的な駆除方法が異なるため、まずはどの種類のシロアリがいるかを確認します。

シロアリの見分け方は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:ヤマトシロアリとイエシロアリの違いとは?それぞれの特徴や見分け方などを解説

2.被害範囲を確認する
シロアリ被害の範囲を調査し、どこに巣があるか、どの程度広がっているかを確認します。

3.駆除剤を選ぶ
市販のシロアリ駆除剤を購入します。液体タイプや粉末タイプ、ベイト剤(毒餌)などがあります。

4.駆除剤を使用する
シロアリの巣や被害範囲に駆除剤を使用します。説明書に従って正確に使用することが重要です。

5.予防措置を取る
シロアリが再発しないように、木材を保護するための防蟻剤を塗布するなどの予防措置を行います。

■自分でシロアリ駆除をする際の注意点
・安全性に気を付ける
駆除剤は有害な成分を含むことがあるため、取り扱いには十分な注意が必要です。手袋やマスクを着用し、換気を良くすることが大切です。

・シロアリを完全に駆除するのは難しい
自分で行う駆除は一時的な効果しかない場合があります。シロアリの巣が深部にある場合や、大規模な被害がある場合は、完全な駆除が難しいことがあります。

自分でシロアリ駆除を行うことは可能ですが、効果的かつ安全に駆除するためには、十分な知識と準備が必要です。被害の程度や状況に応じて、専門事業者に依頼することも検討しましょう。

3.お金がない時にシロアリ駆除をお得に行う方法

必須ではない工事は省く

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お金がないためにシロアリ駆除の費用を抑えたいときは、必須ではない工事をできるだけ省くのがおすすめです。
特に、以下の2点に注目してください。

・床下湿気工事は省く
床下湿気工事はシロアリ駆除において必須の工事ではないため、省略できます。もし床下湿気工事を省ければ、費用を10万円浮かせられます。
ただ、床下湿気工事にもメリットがあるため、省くかどうかは慎重に検討してください。

ちなみに床下湿気工事とは、床下に防湿シートや専用換気扇を設置する工事であり、シロアリが寄りづらくなります。
ただし、日本でよく見られるヤマトシロアリやイエシロアリは湿気がない場所にも巣を作るため、効果がない可能性があります。
10万円以上もお金を払って、シロアリ駆除の効果がない可能性があるとわかれば、省いても良いかもしれません。

・補修工事を行なうどうかはよく考える
被害を受けた場所を補修する工事がありますが、どのような工事をするのかは事業者によって異なります。
全部の箇所を直してもらおうとすると、基本的に100万円以上の費用がかかってしまう場合もあります。
少しだけ補強してもらうつもりであれば、見積もりの段階で、要望に応えてくれる事業者に依頼するのがおすすめです。

4.お金がない時にシロアリ駆除をお得に行う方法②複数の専門業者に見積もりを出してもらう

見積もりは無料で出してもらえる

見積もり書のイメージ写真

お金がないために費用を抑えたい場合は、相見積もりを取りましょう。相見積もりとは複数の業者から見積もりを取ることです。

シロアリの駆除費用は事業者によって異なり、中には不当に高い費用を請求する悪質業者も存在しています。
1社からしか見積もりを取らないと、不当に高い費用を請求されても「この金額が妥当なんだろう」と勘違いして、そのまま依頼してしまうかもしれません。
3社以上から見積もりをもらえれば費用相場がわかるため、不自然に費用が高い業者に気づけます。

また、見積もりをもらう際の対応なども比較して、不親切な業者もわかる点も大きなメリットです。

■見積もりは無料で行ってくれる可能性が高い
見積もりについては、無料で行ってくれる業者がほとんどです。そのため、相見積もりを取ったばかりに費用が余計にかかってしまうという心配はありません。
それに、業者は相見積もりの必要性を十分理解しているため、相見積もりを取ったからといって責められる心配もありません。

■相見積もりで費用を削減できる
複数の事業者から見積もりを取って、例えば20万円でシロアリ駆除と防止までやってくれる事業者がいたとします。
その事業者の見積もり書を他の事業者に見せて「この事業者は20万円で工事してくれると言っていました」と交渉することも可能です。

また、複数の事業者から見積もりを取って、単純に最も安い事業者に依頼するだけでも、費用削減が可能です。
お金がないからこそ、相見積もりを取ったうえで、専門事業者に依頼して確実にシロアリを駆除してください。

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