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【クレヨン・ボールペンなど】畳の落書きの落とし方について解説します!

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.9
【クレヨン・ボールペンなど】畳の落書きの落とし方について解説します!

「子供がクレヨンで畳に落書きしてしまった」「ボールペンを畳の上に落としてしまい汚れた」
など畳の落書きを見つけた時、焦ってどう対処したらいいかわからない方も多いかと思います。
一口に落書きといってもクレヨンなのか鉛筆なのかで対処方法などが大きく違います。また、マジックについては水性・油性でも対処法が違います。
今回は畳の落書きの落とし方や対策方法などを紹介していきます。ぜひ参考にしてみて下さい。

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1. 畳の落書き事例

畳に落書きされた事例を紹介。子供が静かにしている時は要注意!!

クレヨンをつかむ子供の手の写真

まず最初に紹介する事例は、二畳にわたってクレヨンで落書きされていた事例です。

“晩御飯の調理中に、いつもうるさい子供が静かにしていたのでラッキーと思っていたのですが、作り終えて部屋をのぞくと、夢中になって畳に絵を描いていました。

二畳にわたってクレヨンで書かれており、あまりのショックな光景に叱る言葉も忘れて呆然としてしまいました。
なんとかしなくてはと思い、慌てて水拭きすると、さらに色が広がってしまい収拾のつかない状態になってしまいました。”

この事例のようなケースはお子様がいらっしゃるご家庭では多くみられます。
また、最初は画用紙にお絵かきしていたものの、はみ出してしまい、畳にクレヨンが付着するケースもありますね。
特に2歳から3歳までの子供が静かにしている時は夢中になっていることがあるので要注意。

絵を描くことは良いことですし、本人に悪気はないのですが、結果としてこの事例のようなトラブルに発展することがあります。

今回の事例でまずかったのは目を離してしまったこともそうですが、何より対処法ですね。
最近では水で落とせるタイプも売られているのですが、クレヨンの多くは油性です。水で落とそうとしても油分と水分は混じりませんので、今回の事例のように広がるだけとなります。
畳に落書きされたのを発見したら、何によって書かれたかを確認してそれに合った対処をして下さい。

2. 畳の落書きが発生する原因とは?

畳に落書きされてしまう原因はいくつかありますので簡単に紹介します

畳の上でクレヨンを使って紙に絵を描いている子供の写真

このトラブルの主な原因は子供によるものです。
ただし、わざと落書きしたのか、偶然ついてしまったのかで大きく分かれます。

先ほど紹介した事例での原因は、どちらかと言うと偶然ついてしまったケースですね。未就学児のなかでも特に2歳から3歳は活動的になるものの、善悪の判断がつかないことが多いのでこういうトラブルが起こりやすいです。

しかしこれが小学生以上になると悪意やストレスが原因になっていることも考えられます。畳に落書きをしてはいけないことを理解している上で、親の注意や関心を惹くためにわざと行っているケースも。

このようなことが原因の場合、汚れを落として終わりという訳にはいきませんので、しっかりと話し合う必要があるのかも知れません。

一部例外ですがペットが原因になることもあります。
棚の上に置いていたクレヨンをペットが畳の上に落とし、それを誤って踏んでしまい、落書きのように汚れが付くこともあります。
この場合は結果として子供だけでなく大人が原因となることもあります。

ここまでは事例も含めてクレヨンによって起きる畳トラブルを紹介してきました。
実際にはそれ以外にも、ボールペンやジック、色鉛筆、クーピーペンシル、絵の具なども落書きされる原因になり得ます。
しかし、これら原因となる物を子供に使わせないということは出来ませんので、あらかじめ対策を講じておく必要があります。

3. 畳の落書きの落とし方

畳にクレヨンやマジックで落書きしてしまったときの落とし方をご紹介します!

2本の歯ブラシと歯磨き粉の写真

まず最初はクレヨンで落書きしてしまった時の落とし方から説明します。
必要になる道具は歯磨き粉と歯ブラシ、汚れてもいい布だけ。
クレヨンがついている部分に歯磨き粉を直接塗って、歯磨きをするように左右に擦って下さい。徐々に汚れが浮いてきますので乾いた布で拭き取れば完了です。

畳に残った歯磨き粉が気になるという方は、乾燥後に再度新しい歯ブラシで汚れを掻き出し、仕上げに掃除機で吸えばきれいになります。
歯ブラシで磨く時や拭き取る時に、力を入れすぎると逆に畳の目の奥まで汚れが浸透しますので、出来るだけ優しくして下さい。

これとは別にアイロンを使用する方法があります。
必要な道具はアイロン、布、雑巾、中性洗剤です。
畳についたクレヨンの部分にあて布をしてアイロンで温めて下さい。その後は中性洗剤でふき取り、水拭き、乾拭きすれば完了です。

油性マジックで落書きされた場合は除光液やシンナー、ベンジンでも落とすことが出来ます。
また、ボールペンによる落書きは、100円ショップなどで販売されているメラミンスポンジに水を含ませて、優しくふき取ると落とせます。

ここまで畳の落書きの落とし方を紹介してきましたが、畳の素材によっては変色する可能性があります。
必ず目立たない場所で一度試し、異常が無いか確認した上で自己責任のもと作業して下さい。
どうしても失敗したくない、色落ちしたら困ると言った場合は、自身で作業するのではなく畳の専門業者に解決を依頼しましょう。

4. 畳の落書きの対策とは?

畳に落書きされないための対策方法は色々ありますので個別に紹介します

パズルマットが敷かれた畳の上で絵を描く子供の写真

落書きされてから対処するよりも、事前に対策しておくことである程度被害を防ぐことが出来ます。

初めに紹介する対策は畳を覆うことです。
子供が落書きしそうな畳の上にコルクマットやパズルマットを敷いておきましょう。この方法でしたら落書きも落ちやすいですし、仮に交換となっても一枚単位で購入できるのでとってもお得です。

さらにアパートやマンションなどの集合住宅にお住まいのご家庭でしたら消音対策にもなりますね。

また、カーペットを敷くのも対策方法のひとつですが、それ自体に落書きされる可能性もありますので、あまりおすすめは出来ません。

ただし、これらの方法でしたら、畳内の湿度が上昇し、カビやダニが繁殖するリスクがあります。最低でも2ヵ月に一度は全て剥がして畳内の換気を行って下さい。

次に紹介する対策方法は消えるペンを用意しておくことです。
最近は水だけで消せるクレヨンやクーピー、マジックペンが多数販売されています。

このトラブルへの対策方法として最後に紹介するのは、テーブルで絵を描く習慣をつけさせることです。
学校などでいずれはイスに座って書くようになる訳ですから、慣れておく意味も含めて習慣にしておけば畳に落書きされるリスクは減ります。
その分テーブルが汚れる可能性がありますので、透明シートなどで対策しておきましょう。

5. まとめ

畳の落書きトラブルに関する情報のまとめと大切なポイント

クレヨンで紙に絵を描いている子供の写真

ここまでこのトラブルに関するさまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

畳に落書きを発見したときの対処法として、最もしてはいけないのが水拭きです。
自身で洗剤や歯磨き粉などを使用する時は必ず目立たない場所で試して下さい。

お子様によって書かれた落書きの多くは悪意のないものです。感受性を阻害しないためにも、頭ごなしに怒ったりせず、日ごろから対策しておきましょう。

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