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シャッターのトラブルを種類別に紹介します

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.11
シャッターのトラブルを種類別に紹介します

シャッターのトラブルに関する情報を症状別に分かりやすく紹介します。以前でしたら工場や車庫などで用いられてきたシャッターですが、現在では防犯も兼ねて多くの戸建て住宅の窓に取り付けられています。台風が接近した時には強風からガラスを守ってくれるので大変心強いですね。一方で、スイッチを押しても開かなくなったり、異音がするなどのトラブルが多いのがシャッターです。そこで今回はシャッタートラブルに関するさまざまな情報を分かりやすく紹介していきますので、困った時の参考にして下さい。

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1. シャッターが開閉しないトラブル

シャッターが開閉しなくなった時は電源トラブルの可能性があります

途中で止まったシャッターの写真

このトラブルが起きるという事は、シャッターに問題が生じたか、停電・断線などが発生しているかのどちらかです。

まずシャッターを開閉する時に、途中で止まったり完全に収納できないといった場合は、シャッター自体に問題があると考えられます。ガイドレールやスラットのゆがみ、センサーの誤作動、汚れ、巻き取りシャフトなどのシャッターケース内の異常などが原因と考えられます。センサーについては自身でリセットすることができますので、取扱説明書の手順通りに操作して下さい。

汚れや障害物、サビが原因で開閉しない時も自身で対処することが可能です。スイッチを操作しても反応がない場合は停電や断線の可能性があります。周辺のオフィスや住宅を確認して、電気が点いていなければ停電でしょう。しかし、周囲の電気が点いているのにシャッターだけ操作できない時は、電源故障か断線トラブルです。

電気工事士の資格がない方が、配線や電源修理をすることは法律で禁止されています。ですので、速やかに電気工事専門の業者に連絡して下さい。

また、シャッターケースの中を開けて確認することは控えましょう。作業の途中でシャッターに巻き込まれ、大ケガをする危険があります。

シャッターが開閉しない時は、販売店やメーカー、修理専門業者に相談することをおすすめします。

2. シャッターにゆがみが生じたトラブル

シャッターのゆがみを放っておくと交換修理になることがあります

閉じられたシャッターの写真

頑丈そうに見えるシャッターですが、意外と軽い衝撃でゆがむことがあります。手動のシャッターであれば、滑りが悪いにもかかわらず強引に開け閉めしたりしていると、徐々にスラットがゆがんできます。

また、地震や台風によってガレージ自体が傾くことで、ガイドレールにゆがみが生じることも。窓枠に取り付けられている雨戸シャッターが突風や飛翔物で歪曲するケースも考えられます。

大きなゆがみであればすぐに気づきますが、少しのゆがみでしたら気づくのが遅れるのがこのトラブルの特徴です。場合によってはスラット全体を交換しなくてはいけなくなり、修理費用が高額になることもあります。

そこでポイントとなるのが日々のメンテナンス。2週間に一度でもシャッターを洗浄している方でしたら、ゆがみに気づく可能性が高いです。シャッターを使用している以上は、最低でも隔週の洗浄、年一回の定期点検をおすすめします。

衝撃以外でも長年使用していると自然にゆがむことがあります。各有名メーカーや日本シャッター・ドア協会では窓用シャッターの使用耐用年数を約10年、10万回の開閉と定めています。つまり設置から10年が経過すると、ゆがんでもおかしくないという事です。

また、この年数・回数は保証値ではありませんので、使用環境によっては短くなることがあります。シャッターを操作する時にゆがみを発見した時は、たとえわずかでも専門業者に相談して下さい。

3. シャッターでのサビトラブル

シャッターでのサビトラブルをそのままにしておくと穴が開くことも

錆びているシャッターの写真

多くの方が一度はサビたシャッターを見たことがあると思います。特に田舎の納屋や工場などでは見慣れた風景ですね。

シャッターは金属で作られていますから、サビが付くのは当然と言えば当然です。サビに強いステンレス製のシャッターでも、風雨や直射日光などで酸化してしまいますし、昔の鉄製のものでしたら、あっという間にサビます。

また、海岸沿いにあるシャッターは潮風が原因になることも。シャッターの表面やレールにサビが生じても、すぐに故障して動かなくなるという事はありません。少し音が大きくなるだけで問題なく使用できます。

しかし、サビが恐ろしいのは内部を腐食させてしまうことです。つまり表面上は少しのサビしか無くても、内部はボロボロの状態になっていることがあります。

大きくなればなるほど、修理ではなく交換しなくてはいけなくなりますので、サビを発見したらすぐに対処しましょう。

対処と言っても難しいことはなく、ただワイヤーブラシでサビを落として再塗装するだけなので、2,000円あれば十分修理可能です。しかし、大きな穴が開いてしまうとスラットの一部を交換することになりますから、修理費用が10倍以上になることも。

シャッターのサビは、大きなトラブルに発展する前に対応することが重要です。

4. シャッターでの異音トラブル

シャッターで異音トラブルが起きた時は必ずその原因があります!

シャッターを修理している事業者の写真

基本的に何もないのにシャッターから異音がすることはありません。例えば、レールの潤滑油不足でしたらキーっといった音がしますし、巻き取りシャフトやスラットがゆがんでいる時はギーギーという音が聞こえることがあります。

風が強い日にはシャッターはガタガタと音を立てますが、あまりに大きな場合はレールとスラットの隙間(遊び)がありすぎる可能性が考えられます。放っておいても解決することはありませんし、立地によってはご近所迷惑になることも。

修理や交換するかどうかは別として、とりあえず専門の業者に点検してもらい、適正かつ迅速に対処することが大切です。ただし、依頼先はできるだけ優良な業者にすること。そのポイントとしては、
・ホームページなどで料金を全て開示している
・複数社から見積もりをとる旨を報告しても、嫌な顔をしない
・こちらを焦らせてこない
以上のことです。

異音がした時期によっては、メーカーや販売店でのアフターフォローサービスが適用されることがあります。台風の後に異音が始まったときは、火災保険で修理できることも。

いずれにしてもいきなり業者に依頼するのではなく、加入している保険会社や販売店に連絡して下さい。賃貸物件にお住まいの方は、オーナーや管理会社に報告して指示に従う必要があります。

5. シャッターのトラブル情報まとめ

シャッターのトラブルに関する情報のまとめとポイントのおさらい

ゆがみのないシャッターの写真

このトラブルに関連する症状別情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

まず、シャッターでのトラブルを防止するためにも、2週間に一度は拭き掃除などを行なって下さい。いずれの症状も早い段階で対処することが費用を抑えるコツです。

電源修理やシャッターケースの分解を自身で行なう行為は大変危険ですので、必ず専門の業者に連絡して下さい。

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