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【鹿退治!】鹿の撃退方法や注意するポイントなどを詳しくご紹介します

公開日:2019.5.15 更新日:2024.4.4
【鹿退治!】鹿の撃退方法や注意するポイントなどを詳しくご紹介します

鹿を敷地から撃退するための様々な情報を分かりやすく紹介します。
近年では鹿による農作物への被害が拡大しており、自治体単位で対策していることも多いのですが、やはり重要になってくるのは個人での鹿対策です。この害獣を追い出すには様々な工夫が必要です。
また、発情期の牡の鹿は、人間に危害を加えることがありますので、発見したら早急に追い出しましょう。
この記事では、鹿の撃退法から注意点などをお伝えしていきますので、参考にしていただければ幸いです。

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1. 鹿の撃退法の種類とは?

鹿の撃退法は、「音」「光」「忌避剤」「電気柵」「罠」の5種類!

光のイメージ写真

この害獣の撃退法にはいくつか種類が存在するのですが、まず紹介するのは「光」による撃退法です。
近年の鹿は頭数の増加に伴い、夜行性になりつつあります。それに対処できるのが青色LEDライトです。
シカが通るとセンサーが反応し、突然光りだすのでシカは驚いてその場から逃げ出します。
ただし、畑の全てを照らせるわけではありませんので、他の方法と合わせて使用するのが効果的です。


次に紹介するのは「音」による撃退法です。
先ほどの光と同様に鹿がセンサーを通過することで、警報音が鳴る装置です。昔はサイレンやブザーのような音だけだったのですが、最近ではシカの天敵であるオオカミの鳴き声を発するタイプも販売されています。

「忌避剤」も鹿を撃退するうえで、一定の効果があります。
大型肉食獣の尿の臭いと同じ成分の商品や、唐辛子成分を利用したものが販売されています。
それでも追い出せない場合は、罠の使用をおすすめします。一頭捕獲することにより、群れ全体を追い出す効果があります。

この害獣を撃退する方法で最後に紹介するのが「電気柵」です。
害獣対策をする際に、特定の動物だけに絞ってはお金がいくらあっても足りません。
そこで便利なのが電気柵。これを用いることにより、鹿だけでなくイノシシにも対処することが出来ます。
鹿はジャンプ力が高いので、柵の高さだけは十分お気を付け下さい。

2. 鹿を撃退する際の危険性

鹿を撃退するときの危険性や注意点について分かりやすくお伝えします

餌を食べているシカの写真

この害獣は普段おとなしいのですが、興奮すると襲いかかってくることもありますので、撃退する際は注意が必要です。

人に慣れている奈良公園や厳島の鹿でさえ、エサをあげるのをじらすと突進してきて、服やカバンを食い破ってしまいます。

特に子連れの雌鹿や発情期の牡鹿は注意が必要です。
具体的な時期としては、雌鹿の場合5月から7月、牡鹿の場合は9月から11月です。
もし撃退している最中に鹿が地面を踏み鳴らしていると、突進してくる合図ですので、目線をそらさず後ずさりしながら距離をとりましょう。

ちなみに野生の鹿が突進してくるスピードは時速50㎞以上とも言われていますので、逃げることはほぼ不可能です。
至近距離で遭遇した場合は、鹿と自分の間に持っている物(例えばペットボトルなど)を置くと攻撃を避けることが出来た例も報告されています。

この害獣は基本的に憶病な性格をしていますので、遭遇してもこちらから大声を出したり、走ったりしなければ襲ってくる可能性は少ないです。逆を言えば驚いて大声を出したりすると、鹿も驚いて襲ってくることがあります。
大型のオスになると体長が2m以上になる個体も存在しますが、撃退している最中に遭遇しても慌てず落ち着いて行動しましょう。

3. 鹿への対処方法①

鹿への対処方法その①フェンスと鹿よけテープを同時に使うと効果的

金色と銀色と白色のテープの写真

この害獣はジャンプ力が非常に高いため、少しのフェンスなら簡単に飛び越えてしまいますので、対処できません。

具体的な数値で言えば、助走なしで1.5m、助走をつけたら2m以上。
まさか鹿への対処だけで3mのネットを設置する訳にはいきませんね。

そこで役に立つのが金銀テープです。
フェンスの上にテープを使って障害物を設けることで、鹿がジャンプするのを防いでくれます。テープ自体は設置が簡単かつ安価なので手軽に対処できる方法です。

次に紹介する対処法は防鹿ネットです。
ふつうのネットとは違い、中にステンレスが編み込まれていますので、簡単に食い破られることはありません。
そのかわりネットを支えるためのポールには多大な負荷がかかり、しっかり固定されていないと簡単に倒れてしまいますので、ご注意下さい。
他の害獣にも同時に対処したい場合はネットではなく柵を使用しましょう。

この害獣を撃退するための対処方法として最後に紹介するのは、グレーチング付きのU字溝です。
この商品は特定の会社が開発から販売まで行っているもので、森から畑に通じる道に設置することにより、害獣が通りにくくなり撃退することが出来ます。
こちらの商品もテープと同様に、柵と合わせて使用することでより一層効果が期待できます。

4. 鹿の撃退方法②

鹿の撃退方法その②苦手な植物を植えて庭から追い出しましょう

マリーゴールドの写真

この害獣の撃退法として最初に紹介するのは、苦手な植物の活用です。
畑でしたら電気柵や罠を活用できますが、お庭では難しいですね。有効とされているオオカミの尿も臭いがきつ過ぎるので、お庭の鹿対策には不向きです。

しかし何もしないでは食害が大きくなるばかりか、襲われる危険性も増してしまいます。
そこで、お庭の外に面している部分に今から紹介する植物を植えてみて下さい。

鹿が苦手な植物としてはシャクヤク、クリスマスローズ、キョウチクトウ、シャクナゲ、マリーゴールドなどです。
特にマリーゴールドやキョウチクトウは育成も簡単ですのでオススメです。
植物の種類によって開花時期が違いますので、上手くずらして植えていきましょう。

また、これらの植物には有毒なものもありますので、ペットを飼っている方は誤飲に十分お気を付け下さい。

逆にアジサイやパンジーは鹿の大好物ですので、植える際はお気を付け下さい。

この害獣への対処法として最後に紹介するのは木酢液です。
木酢液とは炭を作る過程で出た水蒸気を精製したもので、木の焦げた臭いがします。
使い方は簡単で木酢液に浸した布を2m間隔でお庭の周りに置いておくだけです。
雨が降ると効果が無くなることもありますので、ペットボトルなどを活用して濡れないようにしておきましょう。

ここまで撃退法をいくつか紹介してきましたが、それでもシカを撃退できない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

5. 鹿を撃退する時のアドバイス

鹿を撃退する際のアドバイス・ポイントと、ここまでの情報まとめ

集まっているシカの写真

この害獣を撃退する際の危険性や対処法を紹介してきましたが、最後にアドバイスも兼ねてポイントをまとめます。

鹿への対処法ですが、畑のような面積が大きい場所では柵や罠が効果を発揮しますし、お庭などでは忌避剤や忌避植物が効果を発揮します。

追い出す時期によっては狂暴になっていますので、怪我などしないように十分お気を付け下さい。鹿は一頭でも一日3㎏の草を食べると言われていますので、発見したら早めに追い出しましょう。

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