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害獣対策はどうすればいい?発生させないための対策方法を種族別にご紹介します

公開日:2021.11.1 更新日:2023.12.21
害獣対策はどうすればいい?発生させないための対策方法を種族別にご紹介します

害獣が発生する前にしておくといい対策方法を種族別にご紹介します。
今回この記事では、「ネズミ」「ハクビシン」「アライグマ」「イタチ」「イノシシ」「タヌキ」「シカ」の対策方法についてご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

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1. ネズミ対策

ネズミがいるかも?そう思ったときにできる対策。ラットサインを見つけよう。

ラットサインがついたコードの写真

ネズミがいるかもしれない!そう思ったときのネズミ対策ポイント点を紹介します。

ネズミが良く通る道には、ラットサインという油汚れのような黒い跡が残ります。これが部屋の中にあった場合は要注意。すでにネズミに侵入されているということになります。ネズミトラップを仕掛ける前に、ラットサインを目印に侵入できそうな穴がないか確認しましょう。

配線やガス管、水道管などを通す穴から侵入されている場合が多いです。対策としては、穴をパテで埋めるなど、侵入経路を塞いでから、家の中から外に出ていないネズミをネズミトラップで回収するの対策がベストです。穴を塞がないといつまでもネズミトラップに引っかかることになり、後処理を考えると大変になってしまいます。

ネズミ対策に悩まされたり、穴を見つけられなかった場合や、ネズミを見ずに終わらせたい、ネズミが苦手、という方は専門の害獣駆除業者に依頼することが良いでしょう。

ネズミは夜行性のため、家に住み着いていなければ、侵入経路を塞ぎ、寄せ付けないようにしましょう。毒餌の販売もありますが、しばらくの間ネズミを寄せ付けることにもなるため、侵入してくる穴を見つけ塞ぐことが一番の対策になります。塞いだ後もネズミが出没するようであれば、他の侵入経路があるかもしれません。ご自身でネズミ対策出来ない場合は、専門の害獣駆除業者やネズミ対策業者に依頼しましょう。

2. ハクビシン対策

ハクビシン対策はスピードが大切です!音やライトで早めの対策を

機械を使って音を出している絵

ハクビシン対策は音や特殊な色のライトで出来るのですが、その際に大切なのがスピードです。ハクビシンは法律の関係ですぐに駆除できませんので、少しでも気配を感じたり姿を見た場合は、屋根裏に侵入されないようにスピード感をもって対策をしましょう。

ハクビシン対策としてまず紹介するのが音による対策です。ハクビシンを含め害獣は突然の音に非常に敏感です。音で威嚇する商品は1万円前後で販売されていますので、屋根裏に通じる場所に設置しておくと一定期間は効果が期待できます。ただし同じ音をずっと鳴らしているとハクビシンも慣れるので時間と共にハクビシン対策としての効果が薄くなります。

ハクビシン対策で次に紹介するのがライトです。人間と違いハクビシンは紫外線領域の青い光に反応しますので、ストロボ形式で照射することでハクビシンが寄り付かなくなり遠ざけることが出来ます。

ハクビシン対策で特殊な色のライトを紹介しましたが、一点だけ注意が必要です。それは、ハクビシンを遠ざける紫外線領域の青色は虫を寄せ付ける効果もありますので、虫が寄ってきては困る場所での使用は控えるか、防虫対策をしておきましょう。

今回紹介した音やライトでのハクビシン対策は同じ場所、同じ時間で行っていると効果が少しずつ薄まりますので、定期的に機材を置く場所を変化させましょう。

3. アライグマ対策

アライグマ対策はネットと電気柵。発見した場合は専門業者や自治体に連絡しよう

電気柵を付けた畑の写真

アライグマ対策としてまず紹介するのがネットや柵による対策です。アライグマは害獣の中でも手先が器用な動物ですが穴を掘ることは非常に苦手ですので、ネットや柵の下を掘って侵入する可能性が少ないです。ネットは屋根裏に通じる場所や軒下の隙間などの場所に設置しておきましょう。

畑はネットよりも柵が効果的ですがアライグマは木登りが非常に得意ですので普通の柵でしたら乗り越えられてしまいます。アライグマ対策で柵を設置する場合は電気柵の使用をおすすめします。電気柵は一般の方でも設置することが出来るのですが、人間が触れないようにする注意書きや隣の畑の所有者との交渉などがありますので、アライグマ駆除の専門業者に依頼することをお勧めします。

以上の対策と同時に自宅の敷地を含む周辺の掃除やごみを出す際はネットをかけておくなどの対策もしておきましょう。

アライグマの対策方法で捕獲器を使用することがあるのですが、アライグマは鳥獣保護法で指定されている動物ですので勝手に捕獲・駆除することは出来ません。どうしても自分で駆除したい場合は自治体に申請書を提出する必要があります(許可されるとは限りません)。

アライグマ対策は個人で行うより地域全体で行う方が効果的ですので、自治会単位で駆除業者に相談することもお勧めです。

4. イタチ対策

イタチ対策は忌避剤とネットの設置、屋内での対策はフライパンと燻煙剤です

漂白剤と掃除用具を持つ女性写真

イタチ対策をするにあたっては習性を利用しましょう。イタチは他の害獣よりも嗅覚が非常に優れています。そのため少しのエサの匂いも嗅ぎつけて住宅の敷地や屋根裏に侵入してくるわけですが、対策もそれを利用します。イタチは木酢液や漂白剤の臭いを非常に嫌がります。イタチが侵入してきそうな場所にそれらを撒いておくことによって遠ざける効果があります。

ただし木酢液や漂白剤は効果が消えるのも早いので、敷地内で頻繁にイタチを見る場合には害虫専用の固形忌避剤で対策をしておきましょう。忌避剤を置くポイントは入って欲しくない場所を取り囲むようにして置きましょう。庭の草木へのダメージが心配な方は小皿などに忌避剤を置いて設置しましょう。

イタチ対策で忌避剤と併せて使用したいのがネットです。家の中に侵入されては忌避剤も意味がありませんので、屋根裏に通じる隙間はネットで塞いでおきましょう。

イタチ対策としてもう一つ紹介するのが、屋内に侵入した場合の対策です。その際に活躍するのが市販の燻煙剤とフライパンです。イタチは臭いの他に突然の大きな音にも敏感です。室内で燻煙剤を焚いた後に、フライパンをオタマなどでガンガン叩くことでイタチがびっくりして、侵入してきた隙間から逃げ出します。それでも不安な方、解決しない方はイタチ専門の業者に対策を依頼しましょう。

5. イノシシ対策

イノシシ対策を費用や効果別に簡単解説。効果が高いと費用も高い!

柵を付けた畑に侵入できないイノシシの絵

イノシシ対策はご自身で出来るものから専門業者に依頼するものまでたくさんあるのですが、中途半端な対策をすると結果的に費用が高額になる事があります。

イノシシ対策として代表的なのが柵の設置ですね。ご自身で簡単に設置できる柵としてネット柵とトタン柵があります。ネット柵はイノシシの脚にネットが絡むことで侵入を防ぐ柵のことです。長所としては設置する際の費用の安さと簡単なことです。デメリットはネットの下を掘られて侵入されることがある点です。

トタン柵は畑の中をイノシシに見せないことで被害を防ぐ対策方法です。ネット柵と同様に対策にかかる費用が安いことです。デメリットは対策に労力を要することと雨などで腐食しやすい点です。

イノシシ対策の代表的なものといえば電気柵です。畑を取り囲むように張ったワイヤーに微弱な電気を流して侵入を防ぎます。電気柵のメリットは設置のしやすさ、デメリットは維持管理が手間な点です。

イノシシ対策で一番効果的な方法が金属柵です。金属柵は地中に支柱を埋め込むため掘り返される心配がありませんし、金属ですので食い破られることもありません。一度設置すれば、さほど維持管理が不要な点もメリットです。ただし金属柵は設置費用が高額です。少しずつイノシシ対策をしていくと結果的に費用も被害金額も高額になる場合もありますので、思い切って最初から金属柵を導入するのも一つの方法です。

6. タヌキ対策

タヌキの対策は畑の場合は柵の設置、住宅の場合はネットとニオイと掃除です

田んぼの周りに柵を設けている写真

タヌキの対策は畑と住居で若干異なりますので一つずつ説明していきます。

まず畑でのタヌキ対策で代表的なものが柵の設置です。柵の種類は電気柵、トタン板、金網があるのですが、タヌキは少しの隙間でも侵入しますので、設置する際は隙間のないようにしましょう。

また意外に知られていないのですが、タヌキはジャンプ力が高い動物ですので柵を設置する時は150㎝以上にするか、トタン板の場合は外側に傾けておきましょう。

電気柵で対策される場合は地面とワイヤーの距離を10㎝にしておきましょう。その際、草が電気の流れているワイヤーに触れるとトラブルになる可能性がありますので、除草剤などで草が生えない状態にしておきましょう。

ネットを使って対策する際はタヌキの爪が引っ掛からないように目の細かいものを選ぶことをお勧めします。

タヌキ対策を住宅の敷地で行う方法はネットの設置と天敵の臭い、周辺のこまめな掃除です。タヌキ対策としてネットを使う場合は、侵入されては困る場所に隙間なく目の細かいネットを張っておきましょう。天敵の臭いについてですが、オオカミの尿の臭いがする薬品が市販されていますので、家の周りを囲うように撒いておくことでタヌキ対策になります。

そして一番簡単かつ効果的なタヌキ対策が清掃です。家の周辺の側溝や敷地内が汚れているとタヌキを引き寄せてしまいますので、こまめに掃除をしておきましょう。

7. シカ対策

シカの対策でネットやフェンスを使う場合は高さ150㎝以上にしましょう

電気柵に感電しているシカの絵

シカの対策で柵を設置される方が多いと思いますが頑丈なもので、高さは必ず150㎝以上にしておきましょう。シカは体自体が大きいですしジャンプ力もありますので、低い柵だと簡単に飛び越えます。おとなしいように見えるシカですが、周りの木をなぎ倒しながら進む強引さもありますので、簡易的な柵やネットでしたら破壊してしまいます。

シカの対策として用いられている柵の種類は電気柵や金属柵、ネット柵があります。最も効果が高いのが金属柵ですが設置費用が高額になりますので、畑の面積や農作物の品種によって柵の種類を決定しましょう。

柵以外のシカ対策としては臭いによる対策と音や光による対策があります。銃声音や光を出す機械は比較的安価で手に入れることが出来るのですが、繰り返し使用することでシカが学習して効果が薄くなります。

シカ対策で使用する臭いはオオカミの尿と同じ臭いなのですが、こちらも音や光による対策と同様に、繰り返し使用することで効果が薄くなります。これらの対策は柵と併用することでより効果が高まります。

シカ対策で一番大事なポイントは学習させないことです。シカは繰り返し畑や果樹園を荒らすことで味を占めますので、より早い対策をする必要があります。現在シカの対策でお困りの方は専門業者に相談することも一つの方法です。

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