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ハクビシンから畑を守るための対策方法とは?具体的な撃退法やおすすめの予防法について解説

公開日:2021.4.13 更新日:2024.4.15
ハクビシンから畑を守るための対策方法とは?具体的な撃退法やおすすめの予防法について解説

可愛らしい見た目をしているハクビシンですが、畑の貴重な農作物を食い荒らす原因になります。
夜行性の生き物であり、寝ている間に大切な野菜を食べられるかもしれません。
今回はそんな厄介なハクビシンから畑を守る対策について解説していきます。

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1.知っておきたいハクビシンの生態

ハクビシンの特徴をご紹介します

塀の上に座るハクビシンの写真

見た目こそ可愛いものの、人間の生活圏を脅かす存在であるハクビシン。
畑におけるハクビシン対策をするのであれば、まずはその生態について把握しておきましょう。特徴をつかんでおくと対策の役に立ちます。

・生息域
ハクビシンは主にアジア圏に生息している生き物であり、中国南東部や東南アジアを中心に見受けられます。
国内では北海道から沖縄にかけて幅広く生息しています。山間で見られることが多いですが、最近では東京都内でも目撃されるようになりました。

・身体的特徴
体長は50cm〜1m程度。灰色の体毛に覆われていて、顔には白い縦線模様が見られます。また目の周りにも白い点模様が見られます。

・好む場所
警戒心が強い生き物であり、薄暗い場所を好んですみかにしています。実際に自然界では木や他の動物によって形成された穴で生活していることが多いです。
こうしたことから、民家の屋根裏や天井裏をすみかにすることもあります。

・繫殖期
クマをはじめ、多くの野生動物には冬眠の期間が存在します。それに対してハクビシンには冬眠はなく、一年中繁殖を行うことはできます。
生まれてから出産できるまでの期間については約2カ月と短く、あっという間に多数の個体が生まれてきてしまいます。

2.ハクビシンは畑を狙ってくる?!

畑を狙う理由を解説します

ブドウ畑の写真

ハクビシンは雑食性の生き物なので、いろいろなものを食べています。果物や野菜、葉っぱ、昆虫などが多いです。
こうしたことから、農村部ではハクビシンに育てていた野菜や果物を狙われる被害が出ています。
農林水産省による平成28年度の調査でも、ハクビシンをはじめとした野生動物たちによる農作物の被害額はおよそ9億円と報告されています。

畑にはハクビシンが特に好んで食べるぶどうやみかん、スイカといった農作物が植えられていて、知らず知らずのうちに食べられていることがあります。
野菜や果物だけではなく、サツマイモやジャガイモといった芋もターゲットになっています。

また、実際に畑のハクビシン対策は一筋縄ではいかないのが実情。
ハクビシンは夜行性の生き物であるため、人間が寝静まった夜中に行動が活発化します。
畑には人の気配がなく、かつ農作物が豊富に存在するため、ハクビシンたちにとっては絶好の食糧確保のチャンスとなります。

さらにハクビシンは身のこなしの素早い生き物でもあります。
身軽な体を活かして、細い木の枝を使って移動したり、高い跳躍力を活かして離れた場所に着地したりします。

こうしたことから、農村部では畑のハクビシン対策に苦慮しています。

3.ハクビシンから畑を守る対策

具体的な対策をご紹介します!

ネットに囲われた畑の写真

そんな厄介なハクビシンですが、畑に来させない方法がないわけではありません。
エサになりそうなものを片付ける、苦手なにおいを使うなどさまざまな対処法があります。

畑で使える具体的なハクビシン対策は次の通り。

・エサになりそうなものは取り除く
前述した通りハクビシンは果物や野菜、芋といった人間が育てた農産物を好んで食べようとします。
畑で野菜や果物を育てている農産物は、なるべく早く収穫する、ネットを張っておいて農産物を保護するなどしておきまましょう。

・木や枯葉を掃除する
臆病な気質を持っていることから、ハクビシンは木や枯葉に身を隠そうとすることが多いです。
もし庭の周りにハクビシンが隠れそうな場所があったら取り除いておき、見通しがいい状態にしておきます。

・ハクビシンが嫌いなにおいをまく
ハクビシンには苦手とするにおいがあり、特に唐辛子や天敵であるオオカミのにおいは大の苦手。
唐辛子を配合させた獣除け線香やオオカミの尿のウルフピーはホームセンターで買うことができますので、庭に撒いておきましょう。

・超音波を出す
ハクビシンを始めとした動物たちは超音波を苦手とします。基本的に畑近くに置いておくだけで十分です。
ただし、1週間以上経過するとハクビシンが音に慣れてしまう可能性があります。

4.ハクビシンを捕獲する場合の注意点

捕獲には許可が必要!

眠っているハクビシンの写真

畑に現れたハクビシンを対策することは必要ですが、個人が勝手に捕獲していいわけではなく捕獲・駆除作業に関しては法律による規制が存在します。

前提としてハクビシンは鳥獣保護法によって保護されています。鳥獣保護法は資源界における生物の多様性や自然環境保護を目的とした法律です。
万が一これに違反した場合は、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が課せられることになります。

そのため、駆除作業を始める前にお住まいの自治体の役所まで捕獲許可をもらいに行かなければなりません。
捕獲許可を申請するにあたっては猟銃免許の提示を求められます。
ただし自治体によっては自宅敷地内なら狩猟免許は必須としないというところもあります。

さらに、申請をしたらすぐに捕獲を始められるわけではなく、許可が降りるまでには最短で数日、長い場合には1カ月近くかかることもあります。

なお捕獲したハクビシンは捕獲者自身が処分しなければならないとしている自治体が多いです。
具体的な処分方法は自宅から遠く離れた場所へ解放する、ガスを使って安楽死させる、保健所に連絡して連れていくなどです。

捕獲した野生動物に関する取り決めは自治体ごとに異なるので、あらかじめお住まいの地域の自治体に確かめておきます。

5.畑のハクビシン対策なら業者がおすすめ

専門業者がおすすめな理由について解説します!

草むらにいるハクビシンの写真

一度ハクビシンが畑に現れてしまうと対策がとても面倒。
前述のようにホームセンターで対策グッズは購入できるものの、賢い生き物であるため、同じ対策の効果が続かなくなる可能性があります。

こうしたことから、ハクビシン対策は個人で行うよりも業者に頼るのが望ましいです。
専門業者をおすすめしたい理由は次の通り。

・野生動物のプロが在籍している
専門業者にはハクビシンを始めとした野生動物の退治に携わってきたプロスタッフが在籍。個人で行うよりも安全かつスピーディーに作業してもらえます。
また、自治体による捕獲許可もきちんと取得していますので、面倒や役所での申請手続きをしなくて済みます。

・道具を揃えなくてもいい
実際に畑のハクビシンを対策しようとなれば、忌避剤を購入したり、ネットを張ったりなど作業がとても面倒。業者ならお電話1本で済んでしまうのでとても楽です。

・アフター保証が付いている
ハクビシンは一度駆除すればそれで終わりではありません。元々個体の多い野生動物ですので、しばらくすればまた新たな仲間が畑に現れます。
施工後の清掃や現場の再点検などさまざまなアフターサービスを実施しているので、各業者のホームページで確認してみましょう。

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